千葉商科大学より激化する気候変動に対する緊急メッセージ

プレスリリース発表元企業:千葉商科大学

配信日時: 2019-11-06 20:05:03



自然エネルギー100%大学をめざす千葉商科大学(学長:原科幸彦)より、激化する気候変動に対して、緊急のメッセージを発出する。




 アマゾン熱帯雨林火災や北極圏の永久凍土融解、季節外れの熱波、巨大台風など、世界各地で気候変動による甚大な影響が顕在化しており、緊急事態にあるといえる。そのような中、2016年12月にオーストラリアのデアビン市が世界で初めて「気候非常事態宣言(CED: Climate Emergency Declaration)」を行った。その後CEDは、欧米などを中心に急増し、2019年8月現在、ロンドン、ニューヨーク、パリをはじめ18カ国・987自治体(主に議会)が宣言をしている。
 また、大学でも今年に入り、欧米を中心にCEDの公表が増え、全世界、7,000を超える大学が所属する複数の国際ネットワークで宣言がなされた。



 世界のこうした状況について、日本ではこれまであまり注目されなかったが、2019年9月には日本学術会議が緊急メッセージを出し、壱岐市がCEDに参加することを決めた。
 本学では2019年9月11日にSDGs行動憲章を制定しているが、行動目標の中でも最近ますます激しくなっている気候変動への対応は急を要すると考え、次の通り、緊急メッセージを発出する。

<宣 言>
1. 近年の急速な気候変動は人間活動に起因する部分が大きく、地球環境は危機的状況にあると認識する。
2. 千葉商科大学は、日本初の自然エネルギー100%大学として、気候変動対策を積極的に研究・実践し、自然エネルギー100%社会の構築に向けて活動する。
3. 自然エネルギー100%社会の構築は、ESG金融の促進やSDGsの目標達成に大きく貢献するものである。

【参考資料】
(1)千葉商科大学SDGs行動憲章(2019.9)
 https://www.cuc.ac.jp/about_cuc/sdgs/charter/index.html

(2)高等教育機関の気候非常事態宣言
 https://www.universityworldnews.com/post.php?story=20190710141435609
(3)日本学術会議 気候非常事態に対する緊急メッセージ
 http://www.scj.go.jp/

▼本件に関する問い合わせ先
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