「発達障害」のこれからの子育てとは?書籍『スマホをおいてぼくをハグして!』発売

プレスリリース発表元企業:株式会社主婦の友社

配信日時: 2019-10-09 09:51:11



[画像1: https://prtimes.jp/i/2372/980/resize/d2372-980-945714-4.jpg ]

https://www.amazon.co.jp/dp/4074375184

【トピック】
・《症例》親の耳には伝わりにくい子どものホントの気持ち
・子どもの「心の声」を聞いてあげて 
・お母さんは子どもにとっての「安全基地」
・「かわいがるってどうすればいいの?」
・子どもの生きる力を育てるため、「レジリエンス」を高める

株式会社主婦の友社は、2019年10月9日(水)に『スマホをおいて、ぼくをハグして!』(司馬理英子著)を発売いたしました。


《発達障害》やってはいけない子育て、してませんか?

忙しいママとパパへ。子どもの「心の声」を聞いてあげて。あなたの子どもには、ありったけの愛情と心のパワーをもってもらうことが必要です。

本書は、『のび太・ジャイアン症候群』でADHDをはじめて紹介した著者が20年後の様変わりした発達障害の対処法を懇切丁寧に解説した一冊です。


《症例》親の耳には伝わりにくい子どものホントの気持ち

◆遅刻、忘れ物が多いADHDの小学2年生A君
ぼくはいつも注意されているんだ。集中しなさいって。最近ママは厳しくなって、せっかくぼくが宿題をやったのに、それを全部消してしまって、「はい、もっときれいに書くのよ!」って言うんだよ。ひどいよ。

◆感覚過敏のASDの小学1年生Bちゃん
学校は怖いの。たくさんの子どもがクラスにいて、いつも大きな音がするわ。耳を手でふさいで机の下にもぐりこみたい。学校ではたくさん我慢しないといけないから、ほんとに私は疲れてしまうの。

◆教育虐待を受けた小学6年生D君
「何でこんな簡単なのができないんだ!」と、おとうさんに大きな声で怒られたり、「おまえは馬鹿か、昨日もやっただろ!」と頭を小突かれたり。もうやだ。ぼくだって一生懸命やっているのに。


子どもの「心の声」を聞いてあげて

忙しいママとパパへ。子どもの「心の声」を聞いてあげて。あなたの子どもには、ありったけの愛情と心のパワーをもってもらうことが必要です。


■お母さんは子どもにとっての「安全基地」

外で何があっても、お母さんにパワーをもらったり慰めてもらって、また外に出かけていくのです。愛着形成ができていると図のように、ストレスをうまくコントロールできる能力が身につき、学校生活や社会生活にうまくなじんでいくことができます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/2372/980/resize/d2372-980-572600-1.jpg ]



逆に、親から不適切な関わり方(マルトリートメント)を受け、愛着形成ができていないと、下の図のように、集中力や落ち着きのなさ、感情的になりやすい、暴力的、衝動的になったり、自分の気持ちを言葉で表現できないこと、集団行動が苦手になったりします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/2372/980/resize/d2372-980-694900-2.jpg ]




「かわいがるってどうすればいいの?」

実は“かわいがり方がわからない”人が多い。そんなママとパパのために、ぜひ実行してほしいことは――。
「子どもにあたたかいまなざしを向ける」
「子どもに大好きだと伝える」
「子どもを信じる」
「子どもをハグしよう」
「子どもがあなたとやりたいと思っていることをいっしょにする」
「子どもをほめる」
「子どもが傷ついているとき、不安なときに慰める」
「子どもの話を聞く」
「体罰でなく、穏やかな言葉で大切なことを伝える」
これで、子どもは必ず変わります。


子どもの生きる力を育てるため、「レジリエンス」を高める

「レジリエンス」とは回復する力、家族関係、人間関係など、様々なストレスなどを受けても、それに柔軟に対処する力のこと。学歴の高さより、レジリエンスの高さを持つ人のほうが、人生を生きていくためによりパワーを持っています。


コンテンツ紹介

第1章・発達障害、この20年の流れ
第2章・ママの言葉は、ボクをこんな気持ちにさせるんだよ!
第3章・親としてのスキルアップを。かわいがるってどうすればいい?
第4章・なぜ、心の力を育てるかわいがる子育てが必要なのか?
第5章・子どもの気持ちを理解して! こんなことをしないで!
あとがき・AIママの子育て奮闘記


著者プロフィール


[画像4: https://prtimes.jp/i/2372/980/resize/d2372-980-421753-3.jpg ]

司馬理英子(しば りえこ)
岡山大学医学部、同大学院卒業。1983年渡米。アメリカで4 人の子どもを育てる中、ADHDについて研鑽を深める。1997年、『のび太・ジャイアン症候群』(主婦の友社)を執筆、出版。同年帰国し、東京都武蔵野市に発達障害専門のクリニックである「司馬クリニック」を開院。中学生までの子どもと高校生と大人の女性の治療を行っている。


書誌情報



[画像5: https://prtimes.jp/i/2372/980/resize/d2372-980-945714-4.jpg ]


タイトル:スマホをおいて、ぼくをハグして!
著者:司馬理英子
仕様:四六判・248ページ
ISBN:9784074375189
発売日:2019年10月9日
定価:本体1,500円+税
主婦の友社
https://www.amazon.co.jp/dp/4074375184



■本件に関するメディア関係者のお問合せ先■

株式会社主婦の友社
広報・プロモーションユニット
TEL:03-5280-7577
FAX:03-5280-7578
pr★shufutomo.com (★を@に変えてご連絡ください。)

PR TIMESプレスリリース詳細へ