未就学児向け玩具の購入実態調査
配信日時: 2013-02-14 17:30:00
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、1歳から4歳の長子を持つ母親に実施したアンケート調査より、子どもに対する玩具※1 購入状況を発表した。
※1.テレビゲーム機を除く
【概要】
・両親が子どもに玩具を買い与える頻度は、年間2回が3分の1強を占める。
・玩具の購入場所では、「おもちゃ専門店」と「インターネットサイト」で6割強。
・「アンパンマン」の玩具所有率が、男児・女児ともに8割を超える。
・スマートフォンやタブレット端末を遊び道具として活用している家庭は約4割。
【年3回程度の玩具購入機会あり】
子どもの性別に限らず、両親が子どもに玩具を買い与える頻度は年2回が最も多く、全体の3分の1強を占めた(図1)。一方で、3回以上買い与える家庭も半数程度存在し、平均すると年3回程度、購入の機会があるという結果となった。また、祖父母や親戚からのプレゼントの頻度についても、両親からの場合と同様の傾向が示された。年齢別に見ると、女児では子どもの成長に伴い、玩具購入頻度が男児に比べて若干減少する傾向が示された。これは、プレゼントに洋服など玩具以外のものが選ばれやすいことも影響していると推測される。
図1.年間の玩具購入頻度(両親から)
http://www.atpress.ne.jp/releases/33421/a_1.png
玩具を購入するシチュエーションとしては、「誕生日」「クリスマス」が8割以上と高かった。「誕生日」「クリスマス」以外の購入シチュエーションとしては、「何かを達成した時」「子どもの日」などが続く。特に保育園・幼稚園へ通園率が半数を超える3~4歳になると「何かを達成した時」の購入機会が増加している。また、購入予算や購入時の重視点などでも、子どもの年齢によって傾向に違いがみられた。
【玩具購入場所としては、おもちゃ専門店が約4割、インターネットサイトが2割強を占めた】
直近の玩具購入経験について調査したところ、玩具の購入場所としては、4割前後の親が「トイザらス」などのおもちゃ専門店で購入、2割強が「アマゾン」「楽天」などのインターネットサイトで購入、と回答した。3番目以降の購入場所については、子どもの成長に合わせて日常買い物へ行く場所が変化することから、子どもの年齢別、性別で回答に違いが出ている。
購入場所の選択理由としては、おもちゃ専門店は「品揃え」が最も多く、インターネットサイトは「価格の安さ」が最も多かった(図2)。家電量販店では「価格の安さ」の他に「ポイントカード」も重要な選択理由となった。実際に家電量販店で購入したうちの約半数が、購入時に家電量販店のポイントを利用したという結果も示された。
図2.玩具を購入したい店舗の選択理由
http://www.atpress.ne.jp/releases/33421/b_2.png
【アンパンマン玩具の所有率が最も高い】
玩具のメーカーやキャラクター・シリーズの認知度、所有状況などを調査したところ、特に「アンパンマン」は玩具所有率が男児・女児ともに8割を超え、広く浸透していることが示された。次いで、男児では「トミカ」「プラレール」などの乗り物系玩具の所有率が高く、女児では「ディズニーキャラクター」や「ハローキティ」のキャラクター系玩具が続いた。しかし、今後の購入したいキャラクター・シリーズでは、男児・女児ともに「レゴ」の回答率が高く、現在所有している玩具との違いがみられた。
【スマートフォンやタブレット端末も遊び道具として活用】
玩具以外で子どもの遊びの対象になるものとして、スマートフォン・タブレット端末やカプセルトイ、ゲームセンターなどの利用状況を調査した。その結果、約4割の親が、スマートフォン・タブレット端末を子どもの遊び道具として使わせていると回答した。遊び方としては、「無料のアプリ・ゲーム」が7割以上を占め、「単に触ったり、持ったりするだけ」が2割強となった。近年急速に普及しているスマートフォン・タブレット端末であるが、これらも遊び道具として活用している様子が伺えた。
※当リリースに掲載した調査内容は、当社作成「未就学児童を持つ母親の意識調査 調査報告書」より抜粋。
≪「未就学児童を持つ母親の意識調査」概要≫
調査期間 :2012年11月30日~2012年12月6日
調査方法 :インターネット調査
回答者 :日本在住の20歳から39歳の女性のうち、年齢が1歳から4歳の長子を持つ母親
サンプル数:1,000サンプル(長子年齢と性別による割付を実施)
調査項目 :ライフスタイル、子育てに関する考え方、玩具の購買行動、玩具メーカー・キャラクターの認知度、玩具周辺商品の利用状況、など
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する市場調査会社、GfKの一員です。
オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエアなどの分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供しています。
URL: http://www.gfkrt.com/japan/
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