環境監視ソフトウェア「eneview」を応用した設備の遠隔監視・制御サービスを事業化

プレスリリース発表元企業:パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社

配信日時: 2013-01-24 14:00:08

~第一弾として、介護老人保健施設「あいあい山口」へサービス導入~



パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役社長:前川 一博 以下:パナソニックIS)は2月1日より、環境監視ソフトウェア「eneview(エネビュー)」を応用した、設備の遠隔監視・制御サービス事業に参入し、さまざまな施設に展開いたします。

当社では2010年11月に「eneview」を発売、データセンターや教育機関・介護福祉施設・集客施設など多くの施設へこれを導入し、電力使用量といった計測データの「見える化」によって設備の信頼性向上と省エネ支援を実現してまいりました。一方、近年では「見える化」にとどまらず、機器からのデータ収集を基軸としたより高度なサービスにも注目が向けられています。当社はこれを受け、「eneview」を実現する基盤技術であるM2M(※1)技術を応用し、幅広い設備に向けた遠隔監視・制御サービス事業に参入します。

第一弾として、2月1日より、医療法人相川医院の介護老人保健施設「あいあい山口」(所在地:山口県山口市)へ業務用エコキュート(パナソニック株式会社 エコソリューションズ社製)の遠隔監視・制御サービスを導入いたします(※2)。提携コンサルティングファームによる提案を通して、施設のサービス品質維持と業務用エコキュートの効率活用の両立を支援します。

当社はこれを契機に、設備間をITで連携し、計測データから新たな価値を生み出すサービスのご提供を今後推進してまいります。


■環境監視ソフトウェア「eneview」について

「eneview」は電力使用量や温度、湿度などの情報を収集し「見える化」することにより、省エネ推進と設備の安定運用をサポートするソフトウェアです。パナソニック株式会社 エコソリューションズ社製の各種エネルギーモニタで計測したデータをリアルタイムでサーバに集約し、Webブラウザで表示。設備の環境情報に異常値があればアラーム機能で知らせます。また、省エネ活動の啓発として、集約したデータを大型ディスプレイに「見せる化」するオプションも備えています。

パナソニックISでは実際に本ソフトウェアを活用し、自社データセンターで約280万円/月のコスト削減に成功しました。2010年12月の発売以来、企業、学校、施設ビルなどから広くご好評をいただいています。


■あいあい山口様の概要

施設名     あいあい山口
代表者     施設長 相川 裕之
所在地     山口県山口市鋳銭司5964-1
URL       http://www.aikawaiin.or.jp/aiai/
開設       1993年4月1日


■パナソニック ホームエンジニアリング株式会社の概要

社名       パナソニック ホームエンジニアリング株式会社
代表者     代表取締役社長 福島 勇
本社      大阪府大阪市中央区城見2-1-3
URL       http://panasonic.co.jp/es/pesheg/


■注釈について

※1 M2M(Machine-to-Machine または Machine-to-Management):
   ネットワークにつながれた機器同士が互いに情報を交換し合うことで、人手を介さずに情報収集や管理・制御を実現する
   技術のこと。
※2:本件のコンサルティングはパナソニック ホームエンジニアリング株式会社が担当


※「エコキュート」の名称は電力会社・給湯機メーカーが自然冷媒(CO2)ヒートポンプ式電気給湯機を
  総称する愛称として取り扱っております。
※本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。


【この件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先】
  パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 法務部 広報・IRグループ 仲本・山田
  TEL. 06-6377-0100 FAX. 06-6377-0833 E-mail press@ml.is-c.jp.panasonic.com

【この件に関するお客さまからのお問い合わせ先】
  パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 技術開発部門 新事業推進グループ 
  TEL. 06-6908-4577

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