カシオ計算機の電子辞書(EX-word)にエイチアイ製フォント描画エンジン「Higlyph(R)(ハイグリフ)」採用

プレスリリース発表元企業:株式会社エイチアイ

配信日時: 2019-05-27 16:00:00

EX-word(XD-SR4800)

株式会社エイチアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:青山 智信、以下、エイチアイ)は、カシオ計算機株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:樫尾 和宏、以下、カシオ計算機)の電子辞書「EX-word(エクスワード)」に、エイチアイが開発した多様な組込み環境で高速描画を実現できるフォント描画エンジン「Higlyph(R)(ハイグリフ)」が搭載されたことを発表いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/184457/LL_img_184457_1.png
EX-word(XD-SR4800)

カシオ計算機の「EX-word」は、15年連続販売台数No.1(*)の電子辞書です。2019年1月発売の最新モデルは、「広辞苑 第七版」をはじめ、さまざまなユーザーのニーズに合わせたコンテンツを搭載しています。「EX-word」は、その使いやすさと充実したコンテンツから学生やビジネスマン、シニア層まで幅広い層の支持を受けています。また、2019年モデルはUIデザインにおいて大幅改善を行っており、従来モデルより読みやすく目に優しいアウトラインフォントの採用をはじめ、画面デザインを一新したことで操作性が大きく向上しています。

(*) 2014年~2018年「電子手帳・辞典」メーカー別数量シェア。全国有力家電量販店での販売実績を集計するGfK Japan調べ。

エイチアイの「Higlyph(R)」は、独自の描画アルゴリズムを適用することにより、組込み環境でも高速に動作し、描画の美しさやデザイン性も追求したスケーラブルフォント描画エンジンです。多彩なレイアウト機能やエフェクト機能を備え、57カ国語もの言語に対応しているほか、ローエンド環境からOpenVG搭載環境まで対応しており、独自の実装技術により文字フォントの飛躍的な描画速度の向上を実現しています。2009年12月の製品発売以来、順調に搭載製品を伸ばし、2014年には累計出荷台数1,000万台を突破いたしました。その後も、デジタルカメラ、プリンター、電子辞書、車載機器などのさまざまな製品に採用され、国内外のライセンス販売は7,000万台を突破しています。

この度、EX-word新モデル(2019年モデル)から「Higlyph(R)」を利用することで、目に優しい5段階の文字サイズ切り替えや、文字の高速描画などが可能となり、ユーザーにストレスなく親しみやすい電子辞書として、学習効率の向上へ貢献できました。

今後も、エイチアイは「EX-word」を利用して学ぶ人を応援するため、「Higlyph(R)」を通じて「EX-word」の学習環境の改善に貢献してまいります。


*「EX-word」はカシオ計算機株式会社の登録商標です。
*「exbeans(R)」は株式会社エイチアイの日本における登録商標です。
*その他記載の商品名または会社名は、各社・各団体の商標または登録商標です。
(TM)、(R)マークは付記していない場合があります。


【エイチアイについて】 http://www.hicorp.co.jp
株式会社エイチアイは、『人にやさしいヒューマンインターフェースの実現』を目指し、ソフトウェア開発だけでなく、UI/UXの企画・コンサルティングからHMIの研究開発・製品ライセンス・サポートに重点を置き、より質の高いデザイン表現を可能にする、さまざまなGUI開発環境を提供しています。意匠デザイン開発からHMIアプリケーション開発までのプロセス支援とソフトウェア品質向上支援により、他社との差別化を実現いたします。
エイチアイは、今後もさまざまなデジタル機器への技術提供を進めるとともに、人の生活を豊かにする製品の創造を目指し、企業活動を進めてまいります。


【カシオ計算機について】 https://casio.jp/
カシオ計算機株式会社は、1957年6月に設立し、主な事業内容は時計、電子辞書、電卓、電子楽器などのコンシューマ向け製品や、ハンディターミナル、電子レジスター、データプロジェクターなどのシステム機器の製造と販売を行っています。


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