受験時に最重視すべきは「体調管理」・・・難関大生の7割が回答 「体調管理」のポイントは「免疫力」 専門家が語る、「NK細胞」と「免疫力」の関係とは?

プレスリリース発表元企業:トレンド総研

配信日時: 2012-12-17 13:00:00


トレンド総研(東京都渋谷区)では、2013年の大学入試センター試験を前に、「受験生の体調管理」に関する意識調査を行いました。

12月は、大学入試を目前に控えた受験生にとって追い込みの時期ですが、勉強とあわせて気にかけておきたいのが「体調管理」。しかし実際には、冬の寒さや乾燥、ウィルスなどによって体調を崩してしまう人も見受けられます。
そこで今回トレンド総研では、「受験生の体調管理」に注目し、大学受験を経験した現役大学生を対象にアンケート調査を実施。さらに、体調管理の重要性について教育学を専門とする陰山英男氏に、また、体調管理のポイントについて順天堂大学の奥村康特任教授に、それぞれインタビューを行いました。調査およびインタビューからは、体調管理のポイントが「免疫力」の向上にあり、「免疫力」を高める上では、「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」の活性化が重要であるということが明らかになりました。なお、今回のレポートでは、体調管理のキーワードとも言える「NK細胞」の活性化につながるアイテムについても紹介しています。


1.難関大合格者は体調管理への意識が高い!「大学受験時の体調管理」に関する調査

はじめに、難関大学に在籍している「難関大生」とそれ以外の大学に在籍している「その他の一般大学生」を対象とする意識調査を行いました。本調査では、「難関大生」は「その他の一般大学生」に比べて、受験時の体調管理に対する意識が高かったことが明らかになりました。

◆他人事ではない!大学受験前に体調を崩した人は4人に1人
まず、「大学受験前(入試1カ月前~入試前日)に体調を崩したことはありますか?」と質問したところ、「ある」と回答した人は28%にのぼり、4人に1人は体調を崩していたということがわかりました。具体的な症状としては、「微熱と腹痛で集中できなかった。(22歳男性・その他の一般大学)」などのほか、 「試験前日にインフルエンザにかかり、遠方での受験だったため、飛行機の出発前に点滴を受けた。(23歳男性・その他の一般大学)」といった回答が見られ ました。
また、「試験当日に体調が悪かった」という人も11%と、10人に1人。不本意な結果に終わらないよう、勉強はもちろんのこと、「体調管理」にも万全を期す必要があると言えそうです。

◆食事、睡眠、ウィルス対策・・・難関大の合格者ほど「体調管理」に力を入れる傾向に!
それでは、受験を経験した大学生たちは、どのような体調管理をしていたのでしょうか。難関大学に在籍している「難関大生」と、「その他の一般大学生」のそれぞれに、受験時に行っていた体調管理の方法について聞いてみたところ、「十分な睡眠をとるようにした」(難関大生:87%、その他の一般大学 生:81%)、「バランスの良い食事を心がけた」(難関大生:68%、その他の一般大学生:61%)、「外出する時はマスクを着用した」(難関大 生:46%、その他の一般大学生:39%)と、3つの項目いずれにおいても、「難関大生」が「その他の一般大学生」を上回る結果に。「難関大生」ほど、体調管理に力を入れる傾向にあると言えるようです。

◆難関大生の7割が「受験期で最も重視すべきことは体調管理」と回答
それでは、体調管理への意識が高い「難関大生」たちは、実際にどのような体調管理を行っていたのでしょうか。
「難関大生」に対して、具体的に工夫した体調管理の方法を質問したところ「夜更かしをしないで、朝型の生活を心がけた。(24歳男性・京都大学)」、「タオルを濡らして置いておき、部屋の湿度を保った。(25歳男性・東京理科大学)」、「外出時は、カイロを貼って、身体を冷やさないようにした。(23歳女性・立命館大学)」などといった声があがりました。さまざまな工夫をしながら受験勉強に励んでいた様子がうかがえます。
さらに、体調管理は入試の出来にも影響を及ぼすようで、「難関大生」に「試験当日の体調は、集中力に影響すると思いますか?」という質問をしたところ、96%が「そう思う」と回答。また、「受験期で最も重視すべきことは体調管理だと思いますか?」という質問にも、69%と約7割が「そう思う」と答えまし た。難関大学に合格した大学生たちの多くが、勉強と同等、もしくはそれ以上に体調管理を重視していることがわかりました。

[調査概要]
・調査名:「大学受験時の体調管理」に関する調査
・調査対象:難関大学に在籍している大学生200名、その他の大学に在籍している現役大学生200名
※難関大学定義
  旧七帝大、旧三商大、旧師範大、その他国公立大(東京外国語大学・東京工業大学)、国公立医科大学・医学部、早慶上理、関関同立、GMARCH
・調査期間:2012年11月30日(金)~2012年12月3日(月)
・調査方法:インターネット調査


2.教育学者・陰山氏に聞く、受験期における「体調管理」の重要性(アウトライン)

Q.学習の際に意識すべきことは?
●計画性を持って学習することが重要である一方、直前の頑張り、追い込みも有効
●受験の直前期に体調を崩すことは、学力を上げるせっかくのチャンスを逃すことにもつながる

Q.受験生の体調管理で重要なことは?
●からだを冷さないということが重要だが、暖房の温度を上げて部屋をあたためるだけでは、室内の上の方の空気はあたたまるものの、足などの下半身は冷えがちになる
●保温性の高いものを身につけて体をあたためる、特に足や肩などのポイントを冷やさないようにする、という点を意識すると良い

陰山英男
-教育学-
2003年4月尾道市立土堂小学校校長に全国公募により就任。
立命館大学 教育開発推進機構 教授(立命館小学校副校長兼任)。
文部科学省・中央教育審議会 教育課程部会委員。
内閣官房「教育再生会議」有識者委員。
大阪府教育委員会教育委員。


3.免疫学者・奥村氏が語る、体調管理のキーワードは「免疫力」と「NK細胞活性化」(アウトライン)

Q.冬になると体調を崩す人が多くなるのはなぜ?
●ウィルスは低温・低湿度を好むという性質があるため、冬はウィルスが繁殖しやすい
●インフルエンザでは神経症状を伴うことが非常に多く、頭がぼーっとしてしまうため、大事な試験本番でも集中できなくなってしまう
●同じ環境にいても、風邪やインフルエンザに感染する人と感染しない人がいるのは、「免疫力」の高さの違いがあげられる

Q.免疫の仕組みとは?
●免疫には「軍隊」に当たるリンパ球と、「警察」に当たるリンパ球の2つの種類がある
●「軍隊」のリンパ球は、ウィルスに感染した際に強い抵抗力を発揮する、必ず発熱する
●「軍隊」のような働きをする免疫とは別に、「警察」のような、体内をパトロールしている「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」と呼ばれるものがある
●免疫全体の2割を占めている「NK細胞」は、平和な時でもウィルスが入ってくると、すぐに殺しに行き、その際に熱が出ないのも特徴

Q.「NK細胞」とは?
●がん細胞のほか、ウィルスに感染した細胞にも働きかける
●「NK細胞」の活性は昼高くて夜低く、1日のリズムに則って動いている
●ストレスに弱い

Q. 「NK細胞」を活性化させるためには?
●げらげらと笑い、精神的なストレスから解放されることが重要
●一番手っとり早いのは乳酸菌の摂取
●腸管系はストレスに弱く、そうした状況を調節するのにも生きた乳酸菌が良い
●体をあたためて体温を上げておく
●血液循環を良くするという意味で、体に刺激を与えるということも重要

奥村 康
-免疫学-
米国スタンフォード大学留学、東京大学医学部講師を経て、1984年より順天堂大学医学部免疫学教授。
2000年順天堂大学医学部長。
2008年4月より順天堂大学大学院アトピー疾患研究センター長を務める。


4.キーワードは「NK細胞」 活性化につながる商品を紹介

「NK細胞」を活性 化させるためのキーワードとして「笑うこと」・「乳酸菌の摂取」・「体をあたためること」・「血液循環の改善」などがあげられましたが、トレンド総研では、これらのうち、受験生が手軽に取り入れられるものとして、「乳酸菌の摂取」・「体をあたためること」・「血液循環の改善」に役立つアイテムを紹介していきます。

◆明治 「明治ヨーグルトR-1」
本商品に含まれているのは、乳酸菌研究の中で選び抜かれた「1073R-1乳酸菌」。カップに入ったハードタイプとドリンクタイプがスーパーやコンビニ等で売られています。
また、佐賀県有田町では、自治体の健康増進活動の一環として、町内の小中学生約2,000人が半年間にわたって本商品を飲用したところ、隣接する3市と比べてインフルエンザの感染率が激減するという結果が出て注目を浴びました。
http://www.meiji-r1.jp/

◆西川産業 「あったかひざ掛け」
ベージュとピンクの2色で展開されている本商品は、発熱ヒート生地と発泡ポリエチレンシート、マイクロファイバー生地の3層構造。体温を受けて発熱ヒート生地が発熱し、マイクロファイバー生地が熱を逃がすことなく閉じ込めます。
また、ボタンとボタンホールも付いていて、肩や背中など、体の冷えやすいポイントをあたためられるような設計となっています。
http://item.rakuten.co.jp/futon/10c-edv0801947/

◆アース製薬 「温素」
本商品は、アルカリ温泉成分を配合した入浴剤。配合されている炭酸ナトリウムが温浴効果を高めて、体を芯からあたためるとともに、血行を促進します。
また、「つつみこむ大樹の香り」・「さわやかな森林の香り」・「ほっとする柚子の香り」・「ほんのりやすらぐ桜の香り」の4つのラインアップがあり、お好みの香りで入浴時にリラックスできます。
http://www.earth-chem.co.jp/top02/bath/onso/onso.html

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