【武蔵大学】11年連続入賞!今回は2作品がACジャパン広告学生賞を受賞

プレスリリース発表元企業:武蔵大学

配信日時: 2019-03-29 08:05:04



武蔵大学(東京都練馬区/学長:山嵜哲哉)は、社会実践プロジェクト*の一つ「ACプロジェクト」において学生が制作した作品を「ACジャパン広告学生賞」(公益社団法人ACジャパン主催)へ毎年応募しています。2018年度はテレビCM部門において『その言葉セカンドレイプです』と『いきたい』の2作品が優秀賞を受賞しました。本学の社会実践プロジェクトの作品が入賞したのはこれで11年連続となります。




*社会実践プロジェクトとは?
 武蔵大学が学生の自主活動を支援する授業外のプロジェクトです。学生が主体となって企画・立案し、ゼミで学んだことを実践。単に社会と関わるというスタンスを越えて、社会に向けて自らの知見や主張を積極的に発信していこうという想いで活動しています。


第15回「ACジャパン広告学生賞」優秀賞 受賞作品について
【その言葉セカンドレイプです】
制作スタッフ:社会学部メディア社会学科3年/藤本 勇気、社会学部社会学科3年/竹中 杏奈、経済学部経済学科3年/小林 新、人文学部英語英米文化学科3年/福嶋 賢人、経済学部金融学科3年/松原 一樹
■この作品について
 2018年6月にイギリスのBBCが伊藤詩織氏に密着取材したドキュメンタリーを放映しました。その頃から、日本におけるSNS等での被害者に対する誹謗中傷が目立つようになり、テーマに取り上げたいと思っていました。また、もう一つこの作品を作るきっかけになったのは、以前性暴力を受けた友人に対し軽はずみな言葉を掛けてしまったことがあり、私自身がセカンドレイプを行ったのではないかという、後悔の念からでした。セカンドレイプは、性犯罪・性暴力の被害者が更なる心理的社会的ダメージを受けることです。作品のベース映像にはそれを象徴するかのような、真っすぐにこちらを見ている女性、セカンドレイプによってダメージを受け声を上げられない女性の姿を描きました。難解なテーマながら、予想以上に周囲の評判が良く光栄に思います。作品を通して、この問題に少しでも関心を寄せて頂ければ嬉しいです。
(コメント:チーム代表・藤本 勇気)


【いきたい】
制作スタッフ:社会学部メディア社会学科1年/槇 梨紗子、伏野 美穂
■この作品について
 近年、いじめや家庭内暴力により子どもが命を落とす事件が多く見られますが、周囲の大人が子どもの異変に気付くことができれば最悪の事態を防ぐことができます。「生きたい」という生理的欲求さえ満たされない子どもが存在することを、他人事ではなく身近に感じて、子ども達の命のために行動してほしいという思いを作品に込めました。多くの人にメッセージを届けられるCMというメディアを、自分の手で作り、評価されるということは良い機会をいただいたと思います。また他の受賞作品からも学ぶことが多く、今後の大きな糧になります。これからもメディアを通してメッセージを発信することに挑戦していきたいです。

(コメント:チーム代表・槇 梨紗子)


▼本件に関する問い合わせ先
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西(にし)・齋藤(さいとう)
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