熊本の崇城大学から国内初! 双子の大学生がANA・JALに同時内定~震源地近くの空港キャンパスで震災乗り越え、パイロットの夢を叶える

プレスリリース発表元企業:崇城大学

配信日時: 2019-03-15 14:05:06



崇城大学(熊本市西区)工学部宇宙航空システム工学科航空操縦学専攻から、双子のパイロットが誕生する。安達航大さん(兄)は国内最大手の全日本空輸株式会社(ANA)に、雄大さん(弟)は日本航空株式会社(JAL)にパイロット訓練生として就職が内定した。2人は子供の頃からの夢であるパイロットを目指し、生まれ育った茨城県つくばみらい市から2015年に同大に入学したが、翌16年に熊本地震が発生。さまざまな困難を乗り越えた末に国内大手航空会社の内定を手にした2人は、3月20日(水)に卒業式を迎える。




 崇城大学では2008年からエアラインパイロットを目指す学生に対して、大学として国内初の一貫教育によりパイロットを養成。国内で唯一、民間機が飛び交う熊本空港に隣接した空港キャンパス(熊本県菊陽町)で、エアラインパイロットに必要な各種ライセンス取得のための訓練を実施している。
 空港キャンパスには、国内最大規模の訓練機14機(単発機 セスナ172S 11機、双発機 バロンG58 3機)、シミュレーター4基(セスナ2基、バロン2基)を保有し、エアラインパイロット出身者をはじめ経験豊富な教官陣がきめ細かな指導を行っている。
 こうした教育により、これまで国内に就航する16の航空会社に、卒業生のほぼ全員にあたる79名の学生がエアラインパイロットとして採用されている。

 安達航大さん・雄大さん兄弟は、子どもの頃からの夢を実現すべく、出身の茨城県から遠く離れた熊本県の崇城大学に入学した。
 その翌年に熊本地震が発生。震源地の近くにある空港キャンパスでは、講義棟、シミュレーター棟、学生寮が甚大な被害を受け、フライト訓練は一時中断された。
 幸い格納庫や訓練機への損傷は少なく、残された施設を有効活用し、5月9日から訓練を再開。講義棟、シミュレーター棟の復旧工事は翌2017年4月までかかり、訓練には大変な支障をきたした。

 安達兄弟はこうした数々の困難を乗り越え、ともにパイロット訓練生として就職が内定。夢への一歩を踏み出す。

◆取材対応(双子両名と教員が対応します)
(1)空港キャンパスでの取材対応
【日時】 2019年3月19日(火) 13:00~ / 15:00~
【場所】 崇城大学 空港キャンパス
※機体を背景に写真撮影と取材対応を行います。
※取材の御希望は事前に広報課(TEL:096-326-3417)までご連絡下さい。
(2)卒業式後の取材対応
【日時】 2019年3月20(水) 12:00(予定)~(取材対応)
【場所】 崇城大学 池田キャンパス 体育館前
※卒業式終了後にそのまま残ってください。
※卒業式典は10:30~11:55(予定)
 https://www.sojo-u.ac.jp/news/press/2018/190313_003421.html
(卒業式プレスリリース)
※取材の御希望は事前に広報課(TEL:096-326-3417)までご連絡下さい。

■関連ニュース
 航大さんは公益社団法人日本航空機操縦士協会「会長奨励賞」を受賞している。これは、私立大学のパイロット養成コースで学ぶ学生で、知識面および技量面において、共に優秀な成績を修めた学生を表彰するもの。
・今年も受賞!日本航空機操縦士協会「会長奨励賞」
 https://www.sojo-u.ac.jp/faculty/engineering/aerospace/pilot/news/2018/190312_003443.html
 


▼本件に関する問い合わせ先
崇城大学 工学部 宇宙航空システム工学科 操縦学専攻

教授 池辺 洋一郎
メール:ikebe@arsp.sojo-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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