ルール形成戦略研究所が「サステナブル・エネルギー研究会」を発足 再生エネルギーの普及加速に向け供給事業者・利用企業などが参画
配信日時: 2019-03-14 14:05:03
多摩大学 ルール形成戦略研究所(所長:國分俊史)は、本日付けで「サステナブル・エネルギー研究会」を創設します。本研究会は、再生可能エネルギーの普及加速に向けて、供給事業者だけでなく調達側の企業も参画し、供給量を加速するための政策や調達困難地域で事業活動する場合のESG投資における企業評価のあり方、サステナブル・エネルギーの定義、事業性評価と格付けの方法などを研究します。座長には、当研究所所長 國分俊史が就任します。
再生可能エネルギーは第5次エネルギー基本計画において主力電源化が明記され、利用者である企業側でも事業に必要なエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄うことを目標とした「RE100」への加盟や「TCFD」(気候変動関連財務情報開示タスクフォース;The FSB Task Force on Climate-related Financial Disclosures)への対応が急速に浸透し始めています。また、ESG投資が株価や資金調達力に与える影響が増大し、化石エネルギーの利用を見直させる圧力も世界的に高まっています。
再生エネルギーの利用比率が企業の競争力を左右するこのような状況下、日本国内における再生エネルギーの供給能力には限界があり、たとえ「RE100」にコミットする企業が増えても調達がままならず、再生エネルギーの利用比率を十分に高められないという実態があります。
本研究会においては、再生エネルギー普及拡大に向けた種々の研究を通して、企業による再生エネルギー供給拡大へのアドボカシーの能動的展開を目指します。
活動内容および研究会創設時の参画企業・団体は以下の通りです。
【活 動】
(1) RE100参画企業、再生エネルギー供給事業者、ESG投資家が再生エネルギー普及と利用拡大において直面しているクリティカルな課題の優先順位づけ
(2) サステナブル・エネルギーの定義の構築
(3) 世界と連携して解決することが有効な政策課題の特定
(4) 今の状況を打開するために、日本の政治家や省庁に対して真に有効なアドボカシーアプローチの特定
(5) サステナブル・エネルギー由来の発電所の事業性の評価と格付けの在り方
(6) サステナブル・エネルギーの普及、振興に関する運営手法(ナッジ等の行動インサイト他)の在り方
(7) その他必要と認められる活動
【体 制】
座長 :國分俊史 多摩大学ルール形成戦略研究所 所長
事務局長 :福田峰之 多摩大学ルール形成戦略研究所 客員教授
事務局支援 :EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社
<参画企業・個人>
GPSSホールディングス株式会社
エコ・パワー株式会社
グリット・パリティ・ファイナンシャル・ソリューションズ株式会社
株式会社クロスポイントアドバイザーズ
株式会社地熱開発
▼本件に関する問い合わせ先
多摩大学 ルール形成戦略研究所
メール:contact@crs-japan.org
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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