新しいホワイトペーパーが自動車の自律性と安全運転支援に関する明確なマーケティングを呼びかけ
配信日時: 2019-03-09 04:12:00
報告書はライダー技術が先進運転支援システムの性能を強化できることも明らかに
(米カリフォルニア州サンノゼ)- (ビジネスワイヤ) -- フロスト&サリバンが作成して最近公表したホワイトペーパーは、運転支援技術と自動運転技術に関するマーケティング用語の明確化と標準化を自動車業界に呼び掛けています。またライダー技術によって、「運転支援の大幅な進歩が可能」であり、「完全な自律運転に加えて安全運転支援を実現できる主要技術」がライダーであると述べています。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20190308005439/ja/
Segmenting vehicles as Level 2+ (ADAS) and Level 4+ (autonomous vehicles) would help significantly reduce confusion about the meaning of “self-driving.” (Graphic: Business Wire)
ベロダイン・ライダーが依頼したこのホワイトペーパー「A Safety-first Approach to Developing and Marketing Driver Assistance Technology(運転支援技術の開発とマーケティングにおける安全第一のアプローチ)」は、こちらでダウンロードできます。
適切な用語で安全性の促進が可能
SAEインターナショナルは、自動運転の異なるレベルに関してレベル0~5の定義を策定しました。本報告書は、業界にレベル3の排除を呼び掛けています。レベル3では、自動運転に不具合が発生した場合にドライバーが介入して車を素早くコントロールする必要があります。その代わりに、自動車が備えている機能がレベル2+(先進運転支援システム – ADAS)かレベル4+(自律走行車)かで分類し、「注意深いドライバーを必要とするレベルの自動化(レベル2+)と、そうでないレベルの自動化(レベル4+)の境界線を明確にする」ことを推奨しています。これにより「自動運転」という言葉の定義と適切な使用について、混乱を減らすことができます。報告書は、レベル4に満たない場合は「自律走行」や「自動運転」が可能な車として宣伝しないことを推奨しています。
フロスト&サリバンの業界プリンシパルで、ホワイトペーパーの著者であるRajender Thusu博士は、次のように述べています。「先進運転支援システムはドライバー体験と安全性を大幅に向上させることができますが、宣伝文句と車両の能力がずれているための混乱により、影が薄くなってしまっています。業界は一貫性のある用語を採用して、売るためだけの宣伝文句を避けるべきです。自動車をレベル2+とレベル4+に分ければ、自動運転の意味を取り巻く混乱を大幅に減らすことができます。」
ライダー技術がADAS性能を強化
ホワイトペーパーは、安全性を強化するために、レベル2+の車をライダー技術、それを補完するカメラ、レーダーによって最適化する方法を検討しています。ライダー対応の認知システムは、自動緊急ブレーキ(AEB)、車間距離制御(ACC)、車線維持支援(LKA)などのADAS機能を強化できます。
報告書は次のように述べています。「ライダー技術はレーダーとは異なり、はるかに優れた解像度を提供するため、正確な物体検出が行えます。またカメラとは違い、ライダー技術は数センチの精度で距離を把握して、正確に奥行きを認知できるので、路上における車の位置を正確に特定し、車を誘導するために利用できる空いた空間を検出できます。」
ライダー技術は「水平方向に360度の視野角、垂直方向に最大40度の視野角を提供」でき、この機能は「環境中での位置を正確に特定して走路を決定する上で不可欠」です。またライダー技術は、「自身を光源とするため、カメラとは異なって、照明が乏しい条件下でも動作できる」と指摘しています。
ベロダイン・ライダーの社長兼CBDOのマルタ・ホールは、次のように述べています。「業界は、将来の先進運転安全システムにとって最善のアプローチについて対話を進めており、フロスト&サリバンは、このホワイトペーパーによって貴重な知見をもたらしました。報告書を読めば、ライダー技術をADASに搭載することで検出物体数を増やすために不可欠な情報が提供され、自動車が周囲の状況をより詳細に把握できるようになるため路上の安全性が最大化されることが、よく分かります。」
ベロダイン・ライダーについて
ベロダインは、自律性と運転支援のための最もスマートで強力なライダーソリューションを提供しています。1983年に設立され、カリフォルニア州サンノゼに本社を構えるベロダインは、画期的なライダーセンサー技術のポートフォリオで世界的に知られています。2005年にベロダインの創業者で最高経営責任者(CEO)のデビッド・ホールが、リアルタイム・サラウンドビュー・ライダー・システムを発明し、自動車、新しいモビリティー、マッピング、ロボット工学、セキュリティーなどの分野で認知と自律性の機能に革命をもたらしました。ベロダインの高性能製品ラインには、コスト効果の高いPuck™、汎用のUltra Puck™、L4-L5レベルの自律性に対応したAlpha Puck™、超広角のVelaDome™、ADAS向けに最適化されたVelarray™、画期的なドライバー支援ソフトウエアのVella™を含め、広範な検知ソリューションがあります。ライダーの詳細については、https://velodynelidar.com/lidar-101.htmlをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20190308005439/ja/
連絡先
Sean Dowdall
Landis Communications Inc. for Velodyne Lidar, Inc.
(415) 286-7121
velodyne@landispr.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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