レノボ・データセンター・グループがエッジコンピューティング向けの広範なポートフォリオを提供し、IoTへの投資を拡大

プレスリリース発表元企業:Lenovo

配信日時: 2019-02-28 11:17:00

レノボが当社初のエッジ・サーバー・ファミリー製品となるThinkSystem SE350エッジ・サーバーを発表
レノボが、Pivot3との提携による映像セキュリティーおよび監視向けの新しいIoTソリューションと、スケール・コンピューティングとの提携による将来に対応可能な小売店インフラを紹介
レノボがマルチ・アクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)プラットフォームを展示し、Wind、WizR、Vertiv、インテルがVRアプリケーションをエッジでホスティング
レノボはO-RAN共同議長としての使命の一環として、中国移動(チャイナモバイル)を含む通信サービスプロバイダーに柔軟性と効率を提供する初の5G仮想化O-RANソリューションを実演
レノボがオレンジと共同革新に向けて提携し、インテル®ラック・スケール・デザイン(RSD)を使った構成可能な次世代インフラを紹介


(米ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク)- (ビジネスワイヤ) -- レノボ・データセンター・グループ(DCG)は来週MWCバルセロナで、今後数年間にわたるIoT成長プランの一環として、DCGがIoTとエッジコンピューティングを支援するソリューションに行っている継続的な投資を紹介します。レノボDCGは、5四半期連続で利益が拡大している勢いに乗り、従来のデータセンターやクラウドであれ、ますます増えているエッジであれ、データがある場所でインフラを提供するためのポートフォリオを構築しています。

現在、企業が生成するデータの約10パーセントは、従来の集中型データセンターやクラウドの外で生成、処理されています。ガートナーは、2022年までにこの数値が75パーセントに達すると予測しています。こうした移行により、データのプライバシー、セキュリティー、規制に関する懸念が高まっているほか、遅延、帯域幅、ダウンタイムに関する課題が浮上しています。レノボはこうした課題に対応するために、エッジコンピューティング製品の広範なポートフォリオを作成し、顧客がIoT使用事例において、さまざまな方法でエッジコンピューティングを導入できるようにしています。

レノボはMWCバルセロナで、ThinkPadよりもサイズがわずかに大きいだけのエッジサーバーのThinkSystem SE350を披露します。この専用サーバーは今夏に発売します。従来サーバーと比べて幅が半分で、奥行きがはるかに短いため、スペースに制約のある場合の導入に最適です。壁に取り付けたり、棚に積み重ねたり、ラックに収納したりできます。ThinkSystem SE350は強化した処理能力、ストレージ、ネットワークを、データが生成される場所に近づけることで、データを分析して起こすアクションをより迅速に行えるようにします。このようなエッジサーバーは通常、セキュアなデータセンターの外で導入されるため、デバイスに保存されているデータの改ざん防止のために暗号化技術を搭載し、許可されたユーザーしか利用できないようになっています。さらにこのサーバーは、Wi-FiおよびLTE接続の両方に対応しています。

レノボのエグゼクティブバイスプレジデントで、レノボ・データセンター・グループのプレジデントを務めるKirk Skaugenは、次のように述べています。「お客さまがエッジコンピューティングの力を組織にもたらせるように支援できる大きな機会があります。当社は過去1年間、幾つかの戦略的パートナーと共に、IoTと電気通信事業者向けサービスに焦点を当てた相当量の投資を行い、エッジからデータセンターに至るまで、接続性を実現してきました。当社はオープンRANを含め、業界のオープンソース・イニシアチブを支援することに注力しており、オープンRAN(O-RAN)クラウド化およびオーケストレーション・グループの共同議長を務めることを楽しみにしています。」

あらかじめ統合・検証されたIoTソリューションによって導入を簡素化してデジタル変革を加速させたい顧客のために、レノボは業界と提携して、エッジコンピューティングの使用事例を支援する専門技術を提供します。

レノボがPivot3と提携して、スマートシティ機能を推進。レノボは、映像およびセキュリティーを基盤とするPivot3ソリューションへの注力姿勢を示すために、MWCバルセロナでライブデモと顧客事例の紹介を行います。政府や組織が次世代エッジコンピューティングを導入して、人々の保護、効率の改善、損失の回避に取り組む中、レノボとPivot3は複数分野でミッションクリティカルなスマートシティと安全なキャンパスの導入を支援するために協力しています。レノボとPivot3は、映像セキュリティー・ソリューションの一流インテグレーターであるSecureTechと協業し、中東の大手ホスピタリティー顧客が広大なホテル施設のセキュリティーを確保し、回復力、セキュリティー、管理性能に関するミッションクリティカルな要件を満たすことができるように支援しました。3社は、優れたセキュリティー・ソリューションの提供で協力し、セキュリティー映像データを効率的に録画・管理することができました。このプロジェクトは、データ喪失とシステム障害のリスクを低減し、取得と所有のコストを削減すると同時に、高度な技術スキルの必要性を減らします。 レノボがスケール・コンピューティングとの提携による、将来に対応可能な小売店インフラソリューションを発表。小売企業は、自社ネットワークのエッジで企業レベルのITインフラを提供するミニデータセンターの導入が可能に。オランダのザーンダムに本社を置く国際的食品小売グループのアホールド・デレーズは、スーパーマーケットとeコマース事業を運営し、11カ国の6700店舗以上で毎週5000万人を超える顧客に対応しています。デレーズは、エッジITインフラの展開と管理にかかる時間を削減したいと考え、同一のハードウェアで従来のアプリケーションとIoTアプリケーションの両方を動かすことのできるソリューションを必要としていました。デレーズは統合ソリューションによって、店舗の近代化に必要な安定性、サポート、コスト削減、単純性、セキュリティーの最適化を実現し、IoTで冷凍および加熱と顧客体験を最適化することができました。 レノボはヴイエムウェアとProject Dimensionで緊密に協力し、エッジを含むオンプレミス拠点でサービス型インフラの提供を飛躍的に簡素化。試験プログラムを顧客数社と実施中で、ソフトウェア定義データセンター(SDDC)をサービス型ハイパーコンバージド・アプライアンスで実現するために、ヴイエムウェア・クラウドを拡張する商用サービスを企業顧客に提供することを目指しています。 レノボが先見的なISVおよびCoSPと提携して、特別な使用事例を検証し、CoSPが新しい収益化サービスを展開できるように支援。レノボのコミュニケーション・サービス・プロバイダー(CoSP)戦略は、マルチ・アクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)やC-RANのような新興分野と歩調を合わせています。レノボは、中国移動(チャイナモバイル)、インテル、バイセルズ(佰才邦)と提携し、CoSPの柔軟性を向上させる初の5G O-RAN仮想化ソリューションを実演します。 顧客体験と関連使用事例の解決に注力するレノボとオレンジは、インテルラック・スケール・デザイン(RSD)を使ったハードウェアの構成可能性に焦点を当てた共同革新で提携関係を構築。この共同研究では、エネルギー、性能、コスト効率を最大化するために、エッジ導入環境でFPGA、GPU、SmartNICsといったハードウェア資源を共有、抽象化することに焦点を当てます。 レノボのIoT/エッジ・ソリューションの実演は、バルセロナで2月25〜28日に開催されるモバイル・ワールド・コングレスのレノボ・ショーケース(ホール3、スペース3N30)でご覧いただけます。詳しい情報については、www.lenovo.com/mwcまたはwww.lenovo.com/datacentereventsをご覧ください。

レノボについて

レノボ(HKSE:992)(ADR: LNVGY)は、フォーチュン・グローバル500社に選ばれている売上高450億米ドルの世界的な技術リーダー企業であり、最高のユーザー体験を生み出すスマートデバイスとインフラを通して、インテリジェント・トランスフォーメーションを推進しています。レノボは、世界で最も幅広いコネクテッド製品ポートフォリオを製造しています。これには、スマートフォン(モトローラ)、タブレット、PC(ThinkPad、Yoga、Lenovo Legion)、ワークステーション、AR/VRデバイス、スマートホーム/オフィス・ソリューションが含まれます。レノボのデータセンター・ソリューション(ThinkSystem、ThinkAgile)は、ビジネスと社会を変革する接続のために、容量と計算能力を生み出しています。レノボはすべての人の優れた力を呼び起こし、誰もが発展するよりスマートな未来を築くことを目指しています。リンクトインフェイスブックツイッターインスタグラムウェイボーで当社をフォローしてください。また、当社のストーリーハブで最新の情報をご覧ください。あるいは当社ウェブサイト(http://www.lenovo.com/)をご覧ください。

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