ファッション業界専門の転職支援サービス「クリーデンス」「ファッション業界 職種別平均年収2018年版」を発表~1位は20代後半で「MD・バイヤー」、30代前半と後半で「OEM営業」~

プレスリリース発表元企業:パーソルキャリア株式会社

配信日時: 2019-02-18 14:00:00

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営するファッション・アパレル業界専門の転職支援サービス「CREDENCE(クリーデンス)」
https://www.crede.co.jp/ >は、「ファッション業界 職種別平均年収2018年版」を発表しましたので、お知らせいたします。本調査は、クリーデンスの転職サービスに、2018年1月から12月までに登録した25~39歳に該当する転職希望者の年収データを集計したものです。



■詳細:https://www.crede.co.jp/contents/news/apparel-income_index.html

■「CREDENCE(クリーデンス)」とは < https://www.crede.co.jp/
「CREDENCE」は、パーソルキャリア株式会社が運営するファッション・アパレル業界専門の転職支援サービス
です。2001年のサービス開始より「ファッションは、人が創る。」を理念に掲げ、ファッションの世界に携わるすべての人たちが、それぞれの持つ能力を充分に活かせるような環境の実現を目指しています。時代の感性をリアルタイムで捉えながら、ファッション業界を支える“人”に関する情報を独自の視点で収集・発信し、業界全体が常にいきいきとしたワークフィールドであり続けるために貢献します。

■調査結果概要 ~「MD・バイヤー」と「OEM営業」が高年収に~
年代別の平均年収を見ると、25~29歳では、1位は「MD・バイヤー」(388万円)、2位は「プレス・販促」(380万円)、3位は「営業」(357万円)となりました。30~34歳では、1位は「OEM営業」(467万円)、2位は「MD・バイヤー」(463万)、3位は「営業」(452万円)となりました。35~39歳では、1位は「OEM営業」(563万円)、2位は「MD・バイヤー」(516万円)、3位は「営業」(510万円)となりました。
20代後半で最も平均年収が高く、30代前半と後半で2
[画像: https://prtimes.jp/i/22215/177/resize/d22215-177-800099-0.png ]

位となった「MD・バイヤー」は、市場動向やトレンド分析、商品開発、販売戦略、さらには予算管理など、ブランドの売上を左右する重要な役割を幅広く担っています。そのため、「MD・バイヤー」は経営者目線や、新しいことを実行し利益を生み出す力が求められることか
ら、高年収につながったと見られます。
30代前半と後半で最も平均年収が高かった 「OEM営業」は、仕様書や洋服の構造に関する知識、海外工場との調整のための海外生産経験や語学力などといった幅広い能力が必要な職種です。そして、「OEM営業」に最も求められるのが、“営業力”です。新規の得意先を開拓するフットワークはあるか、また、どれだけの売上を残せるかが重要視されます。そのため、アパレル業界で経験を積んだ30代のニーズが高まり、年収の底上げにつながったと想定されます。

<調査概要>
■調査期間:2018年1月~2018年12月
■対  象:クリーデンス転職支援サービス登録者
■調査方法:登録者の年収データより算出

■解説 ~労働力不足により、育成ニーズも増加。2019年は、働く環境の改善がさらに求められる年に~
2018年は、上期と比較し下期の採用を控えた企業が多く見受けられました。突発的な欠員による採用ニーズや、
初めて外部採用を行い組織強化を図ったスタートアップ企業などがあった一方で、全体として多く聞かれたのは「労動力不足は、中途採用だけではなく育成で補う」、「採用はこれまで以上に計画的に行う」という声です。とくに、「プレス・販促」や「営業」など、2017年に各社が注力していた“売る”力を備えるための職種で、その傾向が顕著でした。そのため、人手がある程度充足し、採用活動が落ち着いたものと想定されます。
一方の転職希望者側では、平均年収からは見えにくいものの、30代後半から給与の格差が拡がり始めていることが分かりました。個人のスキルや成果の違いが主な要因ではありますが、これに加えて育児や介護のため、キャリアアップ・昇給の優先度を下げざるを得なかった、というケースもあるようです。現に、「育児や介護を考慮しながら働きたい」、「育児や介護が一段落したので腰を据えて働きたい」など、ライフイベントにともなう転職理由がこれまでよりも多く挙がっていました。
「働き方改革」の事例は日本社会全体としては増えつつあるものの、アパレル・ファッション業界の振興に向け
て、業界全体でより一層取り組んでいく必要があるでしょう。(クリーデンス 事業責任者 藤田 芳彦)

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、転職サービ
ス「doda」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し
(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣サービスの「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サ
ービス「an」をはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外の幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。

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