【武蔵大学】学生たちが地方創生や被災地の支援活動を取材・発信 -- メディア社会学科 松本ゼミの取り組み

プレスリリース発表元企業:武蔵大学

配信日時: 2019-02-18 08:05:02



武蔵大学(東京都練馬区/学長 山嵜哲哉)社会学部メディア社会学科の松本ゼミでは、地方創生や被災地の支援活動をテーマに日本各地でフィールドワークを実施しています。地域の課題解決に取り組む自治体やNPO/NGO、更に地域メディアをも対象として学生自らが取材し、映像作品や記事を制作、作品は、「近鉄ケーブルネットワーク(以下KCN)」の番組とウェブメディア「オルタナS」で放送・発信され、実社会へとフィードバックされています。




松本ゼミの活動
・第1期活動(活動スタート)2011年度~2015年度 
 ゼミの学生達が、「学生による被災地支援のための市民メディアプロジェクト」を立ち上げ。産学連携で企業(住友商事)から「東日本再生ユースチャレンジ・プログラム-活動・研究助成-」の助成を受け、東日本大震災の被災地を50回以上訪問。現場を取材し、活動内容を市民メディア全国交流集会、地元の練馬区の防災イベントや公立学校の模擬授業、大学の公開講座等、さまざまな場で報告した。

・第2期活動(テーマの再構築)2016年度~現在
 中心市街地の空洞化、子育て世代を含む若い世代の域外への流出等(東日本大震災の被災地と同様の課題)をテーマに。地域の課題解決に取り組む自治体、NPO/NGO、地域メディアを取材し、「オルタナS」の記事や近鉄ケーブルネットワーク(KCN)で紹介。専門家をゲストに招き、学生の司会進行でトークイベントも開催している。
(トークイベント会場:ロフト トークライブハウス、ヤフー オープンコラボレーションスペース「LODGE」)


直近のゼミ活動...本年度(2018年度)は北海道、千葉県南房総、小豆島、天草などで計6回のフィールドワークを実施。KCN、オルタナSでの発信に加えて、取材を通じて直面したさまざまな社会問題(中心市街地の空洞化、若い世代の域外への流出等)について、専門家をゲストに招き、学生が司会進行を務めトークイベントを開催。



フィールドワーク訪問実績:北海道、仙台、茨城、群馬、銚子、鴨川、南房総、熱海、神戸、淡路島、佐賀、香川、高知、愛媛、徳島、小豆島、福岡、糸島、熊本、湯前、天草、五島、種子島、沖縄など



■ゼミ生の声 (松本ゼミ「地域メディア研究」4年 牧野伶美さん)

 映像制作やメディアについて学びたいと思い、松本ゼミを選択しました。2年次には徳島県神山町に、3年次には種子島にフィールドワークに赴き、まちおこしに取り組むNPO法人や町役場を取材しました。インタビューの方法から機材の使い方まで、映像制作について実践を通じて学ぶことができました。
 取材をする中で、地方創生に成功しているといわれている地域もそれぞれに課題を抱えていることを知り、地方創生に対する関心が高まりました。映像制作への興味から選択したゼミでしたが、取材対象である地方創生へと学びを広げることができました。自身でも地域の活性化に取り組みたいと考えるようになり、 卒業制作では地元である愛知県西尾市の特産品と観光をテーマに小冊子を制作しました。


 牧野さんが執筆した記事は下記「オルタナS」に掲載されています。是非ご一読ください。



・オープンオフィスで人を呼び知恵をつなげる 神山町 
 http://alternas.jp/work/challengers/65122


・「徳島神山町に眠る宝を次世代に」――NPO法人里山みらい 
 http://alternas.jp/work/ethical_work/65078

▼本件に関する問い合わせ先
武蔵大学 広報室
西(にし)・齋藤(さいとう)
住所:〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1
TEL:03-5984-3813
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メール:pubg-r@mml.sec.musashi.ac.jp


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