フリアーシステムズがエンデバー・ロボティクスの買収で無人ソリューション戦略を前進
配信日時: 2019-02-14 00:50:00
基幹的ロボット工学システムで実績あるリーダー企業の3億8500万ドルでの買収により、フリアーは軍事/公共安全/基幹インフラ向けの魅力的無人地上車両の市場に参入
(米オレゴン州ウィルソンビル)- (ビジネスワイヤ) -- フリアーシステムズ(NASDAQ: FLIR)は本日、エンデバー・ロボティック・ホールディングスを買収する正式契約を締結したと発表しました。同社は世界の軍事/公共安全/基幹インフラ市場向けに実戦で実証済みの戦術的無人地上車両(UGV)を開発する一流企業で、アーリントン・キャピタル・パートナーズから3億8500万ドルの現金で買収します。エンデバーの機動性が高く操作し易い地上ロボットは、高度な検知・作動機能を活用して、爆発物処理、偵察、査察、危険物取り扱いでの支援を軍隊、警察、産業界のユーザーに遠隔距離から提供します。フリアーは最近、エリヨン・ラブズも買収しており、無人システム製品の能力を著しく拡大しました。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20190213005541/ja/
フリアーシステムズがエンデバー・ロボティクスを買収する正式契約を締結。2002年以来、エンデバーの実戦で実証済みのPackBot® 4000台以上が軍隊により、路肩爆弾の無効化、IEDの撤去、世界中の戦場におけるその他の危険任務の遂行に使用されている。(写真:ビジネスワイヤ)
ボストン郊外を拠点とする旧称アイロボット・ディフェンス&セキュリティーのエンデバーは、7000台以上のUGVを55カ国以上に出荷してきました。同社のロボットは数多くのアプリケーションに導入されており、警察やSWATの部隊、初期対応者、原子力発電所、工場などで使用されています。エンデバーは米国国防総省(DoD)にUGVを供給する最大手業者の1つであり、最新化を加速している世界の軍隊と法執行機関の任務遂行資産向けに無人システムを供給する重要企業となっています。米国陸軍の人力搬送型ロボットシステム「インクリメントII」(MTRS Inc II)契約を最近受注しているエンデバーは、幾つかのDoD計画に参画している有力企業であり、世界中の軍隊と連携しています。
フリアーシステムズの社長兼最高経営責任者(CEO)のジム・キャノンは、次のように述べています。「エンデバー・ロボティクスを買収し、さらに既にエリヨン・ラブズとProx Dynamicsも買収しているため、フリアーは有力無人ソリューションプロバイダーとしての地位を獲得し、昨年の投資家デーで詳細にお伝えした戦略が前進します。当社の製品はセンサーからインテリジェントセンシングへ、最終的には生命と生活を守るためのソリューションへと発展していますが、今回の買収はこうした発展に沿った取り組みとなります。エンデバーはDoDや世界のその他の防衛・警察部隊との関係に弾みをつけており、これにより当社は長期フランチャイズ計画に参加できる大きな機会が得られ、当社の成長を形作ることに役立っていくでしょう。」
戦術的ロボット工学システムフリートの導入数が世界最大のとなるエンデバーは、先進的な高耐久性UGVを30年以上にわたり手掛けてきた経験で定評があります。同社のUGVファミリーは広範なロボット重量クラスに対応しており、5ポンドの投射可能なFirstLook®偵察ロボットから、500ポンドのKobra™重量物運搬ロボットがあり、全機種が共通の指揮管制システム1体で制御可能です。エンデバーはモジュール式のデザイン手法を採用しているため、各顧客のニーズに合わせてペイロードとセンサーシステムを多様化できます。こうしたニーズには、イメージングと偵察、車両と屋内の点検、爆弾処理、危険物の検知と廃棄、放射線モニタリング、ルートクリアランスが含まれます。
エンデバーのショーン・ビーラット最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「フリアーシステムズと力を合せることで、エンデバーは救命技術を次なるレベルに引き上げ、日々の前線で当社のロボットを使用する戦闘員、警官、初期対応者へのサービスを向上させることができます。私たちは無人システムでの戦略的成長を確認でき、当社の製品・プラットフォーム・人材に投資する企業の傘下となることができて感激しています。両社は非常に相性が良く、使命遂行を前進させることができるものと期待しています。」
2019年第1四半期に見込まれる買収完了の後、エンデバーは政府・防衛事業ユニットの無人システム・統合ソリューション部門の一部となります。本取引は資金調達に伴う借り入れ経費のため、フリアーシステムズの2019年の調整後1株当たり利益に0.03ドルの希釈効果が予想され、以後は増加していくことが期待されます。フリアーシステムズの経営陣は、東部標準時の2月13日午前9時から予定している2018年第4四半期の収支報告会議(遠隔式)にて、この戦略的買収について報告します。
フリアーシステムズについて
1978年に設立されオレゴン州ウィルソンビルに本社を置くフリアーシステムズは、認知力の強化、認識力の向上、人命救助支援、生産性の向上、環境保護を実現するセンサーシステムの世界トップレベルのメーカーです。3700人近くの従業員を擁するフリアーシステムズのビジョンは「世界の第六感」となることであり、そのために赤外線イメージングと隣接技術を活用し、セキュリティーおよび監視、環境/状況モニタリング、屋外レクリエーション、マシンビジョン、ナビゲーション、高度な脅威検知のための革新的でインテリジェントなソリューションを提供しています。詳細情報については、http://www.flir.comをご覧になり、@flirをフォローしてください。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事訴訟改革法の意味における将来見通しに関する記述が含まれます。将来見通しに関する記述には、「予期する」、「推定する」、「予想する」、「意図する」、「考える」、同様の言葉や表現に加え、かかる記述の根拠となる想定が含まれていることがあります。それらの記述は、現在の期待・見積もり・予測に基づくものであり、不正確な可能性がある経営陣の判断による仮定に部分的に基づいています。将来見通しに関する記述には、提案されている買収案件の予期される時期や完了、本件買収の期待される効果(本件取引に伴う経費、本件取引のための資金調達の影響、本件買収の明示的および黙示的な利点を含む)、買収技術・能力の利点と被買収企業にとっての計画および期待、関係企業が規制当局から必要な承認を得られないリスク、買収の結果としての経営時期の混乱に関係するリスク、歴史的事実ではないその他の記述が含まれますが、これらに限定されません。これらの記述は将来の業績を保証するものではなく、予測困難なリスクや不確定要素を含んでいます。従って、実際の成果や結果は無数の要因により、そうした将来見通しに関する記述で表現または予測されたものと、大きく異なる場合があります。そうした将来見通しに関する記述は、それらの記述がなされた日付時点での言及であり、フリアーシステムズはいかなる将来見通しに関する記述についても、本リリースの日付後の出来事または状況を反映する目的、または配信サービスまたはインターネットサービスプロバイダーにより本文書になされた変更に対応する目的で更新する義務をなんら負いません。
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