宮沢賢治・梶井基次郎作品から京都を味わう 実践女子大学 国文学科創設100周年記念公開講座「京都をめぐる文学」2月23日(土)実践女子大学 渋谷キャンパスにて開催

プレスリリース発表元企業:実践女子大学

配信日時: 2019-02-13 20:05:02



 実践女子大学(東京都日野市、学長 城島栄一郎)は、2月23日(土)、公開講座「京都をめぐる文学」を実践女子大学渋谷キャンパスにて開催します。本講座は本学の国文学科創設100周年を記念した公開講座となっています。




 本講座は、京都市主催「京あるき in 東京2019」との連携講座です。今回のテーマは、「京都をめぐる文学」。日本を代表する文学作家の宮沢賢治、梶井基次郎がどのように京都と関係していたのか。その知られざる関係性、そして京都という文学風土の意味を紐解いていきます。



 河野龍也(実践女子大学国文学科教授)
 「梶井基次郎『檸檬』の京都」



 梶井基次郎の「檸檬」を、本学が所有している「瀬山の話」(「檸檬」を含む草稿)との比較しその違いを紐解きます。「檸檬」は丸善や新京極など、京都の中心部を舞台に展開しますが、草稿の「瀬山の話」では郊外の下宿に帰る夜道の幻想に重点がありました。「瀬山の話」から「檸檬」を独立させることによって、この作品は京都の「都市小説」としての性格をはっきりと持つようになった経緯を解説します。





 栗原敦(実践女子大学名誉教授)
 「宮沢賢治の京都・一斑 ――敏、涙骨、政次郎とともに――」



 宮沢賢治が京都に行ったのは、盛岡高等農林学校時代の修学旅行と、大正10年に父政次郎と伊勢、比叡山などを訪れた時です。この時には乗り違えなどで法隆寺駅に着いてしまう、という落ちがつきます。それらの旅と、日報社主真渓涙骨のこと、涙骨と暁烏敏の重要な関わり、さらに島田清次郎「地上」への賢治の批評などについて取り上げていきます。




                   記
実践女子大学 国文学科創設100周年記念公開講座「京都をめぐる文学」
■日時:2019年2月23日(土) 13:30~17:00
【内容】
「梶井基次郎『檸檬』の京都」
「宮沢賢治の京都・一斑――敏、涙骨、政次郎とともに――」



■講師:
実践女子大学文学部国文学科教授 河野龍也/ 実践女子大学名誉教授 栗原 敦



■定員:300名(申込先着順) 定員になり次第、受付を終了いたします。

■入場料・参加費:無料



【事前申し込み方法】
<ホームページ>
下記の「京まなび」ホームページよりご応募ください。
https://kyoaruki.jp/study-know/778

■場所:実践女子大学渋谷キャンパス 
渋谷区東1-1-49 創立120周年記念館 403教室



<アクセス方法>
JR山手線渋谷駅
東口16C出口 徒歩10分



【お問合せについて】
■イベントに関する問い合わせ
実践女子大学 文学部 国文学科 電話(03) 6450-6857   



■プレスリリースおよび本件の取材に関するお問合せ
実践女子学園 企画広報部
電話(042) 585-8804  E-mail:koho-ml@jissen.ac.jp  
公式HP:http://www.jissen.ac.jp/












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