酪農学園大学の教員と学生が北海道湧別町立芭露学園でサイエンス講座「ウシのからだのふしぎなしくみ」を開催

プレスリリース発表元企業:酪農学園大学

配信日時: 2019-01-30 14:05:04



北海道湧別町立芭露(ばろう)学園において1月9日にサイエンス講座「ウシのからだのふしぎなしくみ」が実施され、酪農学園大学(北海道江別市)獣医学類獣医衛生学ユニットの樋口豪紀教授、権平智助教と学生2人が講師を務めた。この講座は、同大と遠軽町、湧別町、佐呂間町や3町の農協などによる地域総合連携協定に基づき実現したもの。講座では牛の骨格に触れたり、聴診器を使って牛の心音を聞き比べたりするなど、さまざまな獣医師の仕事を楽しみながら体験した。




 芭露学園はオホーツク管内で2校目となる義務教育学校(小学校から中学校までの義務教育を行う一貫校)であり、芭露小学校と湖陵中学校の統合によって2018年度に設立された。

 1月9日に行われたサイエンス講座は、酪農の発展を目指す酪農学園大学と湧別町、遠軽町、佐呂間町、オホーツク農業共済組合(北見市)、えんゆう農業協同組合(湧別町)、湧別町農業協同組合、佐呂間町農業協同組合が、獣医師の受け入れ実習などを行うために組織する、酪農学園大学地域総合交流推進協議会の活動の一環として行われたもの。
 
 当日は同大の樋口教授と権平助教のほか学生2人が講師を務め、芭露学園の1年生から9年生までの17人が参加。樋口教授は湧別町出身、芭露小学校、湖陵中学校の卒業生であり、後輩にあたる子どもたちに優しくわかりやすく指導した。
 子どもたちは、牛の内臓や骨を組み合わせるプラモデルを作ったり、牛乳からカッテージチーズを作ったりしたほか、聴診器を使って病気の牛と健康な牛の心臓の音を聴き比べた後、自分の心臓の鼓動が走る前後でどのように変わるかなどを体験。酪農が盛んな芭露地域では身近な存在である動物のことを、楽しみながら深く学ぶことができた。

・酪農学園大学ホームページ
 https://www.rakuno.ac.jp/article-61535.html

・湧別町ホームページ
 http://www.town.yubetsu.lg.jp/10wadai/catetemp2_wadai_year2019/2019-01.html#15470766090

▼本件に関する問い合わせ先
 酪農学園大学入試広報センター広報課
 TEL: 011-388-4158
 E-mail: koho@rakuno.ac.jp


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