ブレイディ・インダストリーズが金属業界で経験豊かなトーマス・モドロウスキーをブレイディ・アトラスの社長に任命

モドロウスキーはグリーンフィールド方式の工場建設、試運転、金属加工における多大な経験を本役職で生かし、進行中の建設から2020年に開始予定の稼働までブレイディ・アトラスの工場の指揮を執る

（米ケンタッキー州アシュランド）- （ビジネスワイヤ） -- 世界の輸送・防衛産業向け金属を製造するケンタッキー州アシュランドの企業であるブレイディ・インダストリーズは、トーマス・モドロウスキーを当社子会社ブレイディ・アトラスの社長に任命しました。今回の任命により、ブレイディ・インダストリーズはここ30年以上の間で初となる最先端アルミニウム工場をグリーンフィールド方式で建設してアパラチア地方の再構築を牽引するに当たり、さらなる前進を達成したことになります。

モドロウスキーは2017年6月からブレイディ・インダストリーズの建設担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めてきましたが、今後はブレイディ・アトラスの事業を率い、工場の竣工と総合的アルミニウムシート製品の生産を統括していきます。モドロウスキーはアルミニウムと鉄鋼の加工における40年近くの経験と、鉄鋼産業におけるグリーンフィールド方式の建設を手掛けてきた独自の経験を生かしてくれます。

ブレイディ・インダストリーズの最高経営責任者（CEO）を務めるクレイグ・ブシャールは、次のように述べています。｢モドロウスキーの専門力はブレイディ・アトラスを牽引して、OEMから迅速に自動車向け認定を取得することへと導く上で理想的です。モドロウスキーは当社の経営管理チームに貢献してきた実績があり、進行中の建設プログラムを順調に予算内で進むようにしてくれています。｣

ブレイディ・アトラスの工場は年間30万トンの生産能力をもって稼働を開始し、シリーズ3000/5000/6000のアルミニウムシート製品を生産することになり、本工場の生産容量は最初の7年間の生産分が完売しました。子会社ナノアル（NanoAL）のナノ結晶合金技術により、ブレイディ・アトラスの目標は最終的にコスト効率が良く、軽量で、同じ生産コストで20パーセント強度が高いアルミニウムシートを生産することとなります。

役職の拡大についてモドロウスキーは、次のように述べています。｢私は、ブレイディ・アトラスの工場を導いて、自動車産業向けに低コストでアルミニウムシートを生産する当国有数の企業として次なる段階に進めるための機会が得られたことを光栄に思います。アパラチア地方に第1級の高度製造業をもたらすに当たり、質の高い顧客サービスという共通目標に向けて、共同投資対象の素晴らしい管理職チームと共に役職を果たしていきます。｣

モドロウスキーは鉄鋼、コーティング技術、商社事業の大手企業で広範な指導的役職の経験を持っています。1985年から1995年までUSスチールの従業員として、自動車産業向け暴露被覆金属シート製品を年間90万トン近く生産するダブル・イーグルのデザイン、設備設置、設定、その後の管理を指揮するチームを切り盛りしました。エレクトリック・コーティング・テクノロジーズの社長として、後にエスマーク・スチール・グループによって買収される加工施設の再開を陣頭指揮しました。その後、エスマーク・スチールの社長を務めました。モドロウスキーはこれまで、マウンテン・ステート・カーボン、ウィーリング・ニッシン、オハイオ・コーティングス・カンパニー、グレート・ウェスタン・スチール、ウィーリング・スペシャルティー・プロセシングの取締役を歴任してきました。

モドロウスキーはインディアナ州クローフォーズビルのウォバッシュ・カレッジから数学の学士号を取得しています。

ブレイディ・インダストリーズについて：

ブレイディ・インダストリーズは、今日商用に供されている金属よりも軽量で強度に優れ、環境に配慮した効率的合金の製造と利用を全国レベルで変革すべく、設立されました。金属科学においては軽量化革命が進行中で、当社は変革的な経済と技術で金属製造業を根底から変革することを意図しています。私たちは次世代の金属軽量化技術の迅速な普及と規模拡大を実現するためのインフラを構築することで、こうした変革をリードするための好位置につけていると考えています。当社初のプロジェクトは、ケンタッキー州アシュランドのイーストパーク・インダストリアル・センターにおけるグリーンフィールド方式のアルミ圧延工場の建設です。この工場により、当社は自動車産業向けに量産対応の3000/5000/6000シリーズのアルミシートを年間30万トン生産する低コストメーカーとして位置付けられることになります。ブレイディの子会社のベロクシントは、MITにより育成された軽量化ソリューション企業で、斬新なナノ結晶技術を生かした部品製造に従事しています。ブレイディの最も新しい子会社であるナノアルは、アルミシートへのナノ結晶技術の応用における科学で世界をリードしています。私たちは、最先端のアルミ圧延工場をグリーンフィールド方式で建設して稼働させる当社の計画を通じて、また最近買収した子会社のベロクシント・コーポレーションおよびナノアルを通じて、金属業界の将来軌道の変革を追求します。これらの子会社により、ブレイディは金属業界における軽量化の動向の先頭に立つことができると考えています。詳細情報についてはwww.braidyindustries.comをご覧ください。

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