フリアーと世界自然保護基金がケニアでサイ密猟に対抗する取り組みを発表

プレスリリース発表元企業:FLIR Systems, Inc.

配信日時: 2019-01-12 00:20:00

フリアーと世界自然保護基金がケニアでサイ密猟に対抗する取り組みを発表

フリアーがケニアにおける赤外線イメージング機器と導入支援など、300万ドル相当を寄付

(米オレゴン州ウィルソンビル)- (ビジネスワイヤ) -- フリアーシステムズ(NASDAQ:FLIR)は本日、世界自然保護基金(WWF)と複数年にわたって協力するキファル・ライジング・プロジェクト(Kifaru Rising Project)を発表しました。これはFLIR赤外線イメージング技術を導入して、野生動物レンジャー隊の安全を向上させ、ケニアにある10カ所の公園と野生動物保護区で違法なサイ密猟の阻止に取り組むレンジャーの使命に貢献することを目指す取り組みです。フリアーは、キファル・ライジングに300万ドル以上に相当する赤外線イメージング技術、エンジニアリング支援、研修の提供を公約しており、2021年までにケニアでサイの密猟撲滅を目指します。

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フリアーと世界自然保護基金は、キファル・ライジング・プロジェクトで協力しています。これは、FLIR赤外線イメージング技術を導入して2021年までにケニアの10カ所の公園でサイの密猟撲滅を目指す複数年に ... フリアーと世界自然保護基金は、キファル・ライジング・プロジェクトで協力しています。これは、FLIR赤外線イメージング技術を導入して2021年までにケニアの10カ所の公園でサイの密猟撲滅を目指す複数年にわたるプロジェクトです。(画像:ビジネスワイヤ)

キファル・ライジング:ケニアでサイの密猟を撲滅

フリアーとWWFは協業を拡大し、在来動物の個体数とエコシステム、そして違法な密猟者の影響を受けているケニアの地域コミュニティーを保護するために、投資を行い、赤外線イメージング技術を導入します。「キファル」は、スワヒリ語でサイを意味します。キファル・ライジングは、特に野生のクロサイの個体数を増やす保護活動に力を入れます。クロサイは現在5400頭しかおらず、世界で最も絶滅の危機に瀕した動植物の1つです。世界で最後のキタシロサイのオスは、2017年にケニアで死亡しました。

WWFは2016年に、ケニアのマサイマラ国立保護区で初めて、FLIR赤外線カメラを導入しました。密猟者は暗闇に紛れて活動することが多いため、フリアーの技術導入により、劇的な成果を挙げることができました。現地パートナーであるマラ・コンサーバンシーのレンジャーは、FLIR赤外線カメラを活用して過去2年半の間に、マサイマラだけで160人を超える密猟者を逮捕しました。これまでにWWFとフリアーは、ケニアのマサイマラ国立保護区とナクル湖国立公園、ザンビアのカフエ国立公園、そして安全上の理由からその名前を伏せているその他の場所に、FLIR赤外線カメラを設置しました。

キファル・ライジング・プロジェクトでフリアーの技術を導入する10カ所の公園は、ナクル湖国立公園、ソリオ動物保護区、メルー国立公園、オル・ペジェタ自然保護区、ルマ国立公園、ナイロビ国立公園、オルジョギ野生動物保護区、マサイマラ国立保護区、ツァボ・イースト国立公園とツァボ・ウェスト国立公園です。

フリアーとWWFは、取り組みの勢いを維持して、密猟撲滅における赤外線技術の効果を高めるために、補完的技術や、数百万エーカーの荒野をパトロールする野生動物保護レンジャー向けのアウトドア用品で貢献できる企業パートナーを増やす計画です。必要なその他の技術や用品として、空中ドローン、バッテリー、ソーラーパネル、そしてブーツ、テント、雨具などの通常の用具があります。

フリアーのジム・キャノン社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「キファル・ライジング・プロジェクトにおけるWWFとの協業は、フリアー技術を野生動物保護のために導入する世界最大規模の取り組みになるほか、絶滅の危機に瀕しているこれらの動物を救う重要な一歩となります。サイの密猟は世界的な問題です。資金調達と保護活動、そして政府機関および非政府組織の協業関係を増やす必要があります。これらの公園にフリアーの技術が導入されないと、レンジャーは競争面で不利な立場に追いやられます。フリアーの技術は、レンジャーにとって効果的であることが実証済みです。そのためWWFと力を合わせ、注力対象を技術の利用拡大とケニア全土における保護機関の支援へと移し、密猟の根絶に取り組みます。」

WWFのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)のカーター・ロバーツ氏は、次のように語っています。「密猟を阻止できなければ、サイを救うことはできません。この闘いにおける真のヒーローはレンジャー隊です。地球上で最も危険な荒野の一部をパトロールする男女隊員は、自らの命をかけて、自分よりも重装備で活動していることが多い密猟者と真夜中に戦っています。新技術は、この状況を一変させることができます。レンジャーが戦いの前線で犯罪者を防ぎ、自らの身の安全を守る上で、大きな手助けになるからです。フリアーのコミットメントにより、ケニアで密猟を撲滅するための取り組みを拡大し、より多くのサイはもちろん、その過程でレンジャーも救えるようになります。」

フリアーとWWFの協業、そしてキファル・ライジング・プロジェクトに関する詳細は、www.flir.com/wwfをご覧ください。

フリアーシステムズについて

1978年に設立され、オレゴン州ウィルソンビルに本社を置くフリアーシステムズは、世界をリードするセンサーシステムメーカーであり、これらのシステムは検知と認知を向上させることで、救命支援、生産性向上、環境保護に貢献しています。3500人近くの従業員を擁するフリアーのビジョンは「世界の第六感」となることであり、そのために赤外線イメージングと隣接技術を活用し、セキュリティーおよび監視、環境/状況モニタリング、屋外レクリエーション、マシンビジョン、ナビゲーション、高度な脅威検知のための革新的でインテリジェントなソリューションを提供しています。詳細については、www.flir.comをご覧になり、@flirをフォローしてください。

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