EDFリニューアブルズとシェルがニュージャージー州沖合の風力発電に投資

プレスリリース発表元企業:EDF Renewables North America

配信日時: 2018-12-24 14:19:00

EDFリニューアブルズとシェルがニュージャージー州沖合の風力発電に投資

2500メガワットの風力エネルギーを生産する潜在力を持つエリア

(サンディエゴ & ヒューストン)- (ビジネスワイヤ)-- EDFリニューアブルズ・ノースアメリカシェル・ニュー・エナジーズUS LLC(シェル)は本日、出資比率50:50の合弁会社アトランティック・ショアーズ・オフショア・ウィンドLLCを設立し、ニュージャージー風力発電海域(WEA)内のOCS-0499リースエリアを共同開発すると発表しました。このリースエリアは、約100万世帯に電力を供給できる約2500メガワットの海上風力エネルギーを生産する潜在力を秘めています。本取引は規制当局の承認を必要とします。建設は、最終的な投資決定を経て実施されます。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20181223005028/ja/

このリースは、アトランティックシティ沿岸から約8マイルの米国外縁大陸棚(OCS)上の18万3353エーカーの区画で構成されています。このエリアは、比較的浅い水域で強く安定した風力資源を提供し、関連する電力需要を持つ人口密集地の近くです。

シェル・ウィンド・ディベロップメントのドリーン・ボスマン副社長は、次のように述べています。「シェルは再生可能発電事業を成長させるという大胆な野心を持っており、米国の海上風力発電に大きな可能性を見出しています。ニュージャージー州のこの区画へのアクセスを得ることで、マサチューセッツ州への参入成功と既存の再生可能発電事業が補完されます。当社ブランドの強みと世界的な存在感を基盤とすることで、私たちはよりクリーンなエネルギーをより多く継続してお客さまに提供できます。」

EDFリニューアブルズ・ノースアメリカのトリスタン・グリムバート社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「この機会は、2030年までに世界の再生可能エネルギー容量を倍増させて50ギガワットにするというEDFグループの目標をサポートします。これにより、欧州の海上風力発電市場で得た深い経験を新興の米国市場で活用するというEDFリニューアブルズの野心が強化されます。海上風力発電のコストが低下する中で、米国の海上風力発電業界は、連邦政府と州政府の強力な支援を受けて急速に発展しています。この業界は、雇用とサプライチェーンの機会を通じて、ニューヨーク州とニュージャージー州の経済に有意義な貢献をする態勢が整っています。」

EDFリニューアブルズは、欧州(ベルギー、フランス、ドイツ、英国)で既に2800メガワットの海上風力発電施設を開発・運用しており、ニュージャージー州を皮切りにして米国の海上風力発電部門を効率的に変革することができます。

シェルは、2001年に米国の陸上風力発電事業に初参入しました。数十年にわたり海上資産を運用しているシェルは、強力なサプライチェーン・ネットワークを持ち、北米最大の電力卸売企業の1つです。これらの強みにより、シェルは再生可能発電の地位を継続して拡大し、当社の再生可能発電の目標をサポートすることができます。現在、シェルは北米の5つの事業用陸上風力発電プロジェクトと欧州の1つの事業用海上風力発電所の権益を持っています。シェルは、欧州のボルセラ風力発電所3・4号機を建設・運用するコンソーシアムの一角も占めています。

アトランティック・ショアーズ・オフショア・ウィンドLLCは、立地評価計画の完了に向けて作業を開始して現場での正式な開発活動をスタートさせ、最終的な投資決定を条件として、2020年代半ばまでに風力発電所を稼働させます。

EDFリニューアブルズ・ノースアメリカについて:

EDFリニューアブルズ・ノースアメリカは、30年以上に及ぶ再生可能エネルギーの専門知識を持つ市場をリードする独立系発電・サービス提供企業です。当社は、グリッド規模の電力:風力(陸上・海上)・太陽光・蓄電プロジェクト、分散型ソリューション:太陽光・太陽光+蓄電・EV充電・エネルギー管理、資産の最適化:発電プロジェクトの成果の最大化に向けた技術・運用・商業上の技能を提供しています。EDFリニューアブルズの北米ポートフォリオは、開発済みの10ギガワットのプロジェクトと10ギガワットのサービス契約で構成されています。EDFリニューアブルズ・ノースアメリカは、EDFグループの再生可能エネルギーに特化した関連会社であるEDFリニューアブルズの子会社です。詳細情報については、www.edf-re.comをご覧ください。

EDFリニューアブルズについて:

EDFリニューアブルズは、再生可能エネルギーの世界的大手企業として、世界中に14.2ギガワットの総設備容量を有しています。その開発は主に風力・太陽光発電に焦点を当てていますが、分散型エネルギーや蓄電など再生可能エネルギー業界の他の分野にも及んでいます。EDFリニューアブルズは、主に欧州と北米で事業を展開していますが、ブラジル、中国、インド、南アフリカ、湾岸などの有望な新興地域に進出することで成長を続けています。当社は海上風力発電で強固な地位を誇り、フランス沿岸の総容量1500メガワットの3つのプロジェクトや英国の450メガワットの海上風力発電プロジェクトなど計約2800メガワットを確保しています。EDFリニューアブルズは、ベルギーのCパワー(325メガワット)、英国のティーズサイド(62メガワット)とブライス(41.5メガワット)の3つのプロジェクトで800メガワット以上の海上風力発電容量を運用しており、最近この活動の専門企業を買収し、ドイツを拠点に400メガワットの海上風力発電容量の運用と保守を行っています。EDFリニューアブルズは、自社とサードパーティーのために再生可能エネルギー・プロジェクトの開発、建築、運用、保守を行っています。その海外子会社のほとんどは、EDFリニューアブルズのブランド名を掲げています。EDFリニューアブルズは、EDFグループの子会社として太陽光・風力発電所の開発を専門としています。

詳細情報については、www.edf-renewables.comをご覧ください。

リンクトイン(https://www.linkedin.com/company/edf-renewables)とツイッター(フランス語:@EDF_RE、英語:@EDF_Renewables)で当社をフォローしてください。

シェル・ニュー・エナジーズについて

シェルは、発電から電力の購入、販売、お客さまへの直接供給まで、電力を事業の重要な部分にすることを目指しています。当社のニュー・エナジーズ事業は、米国の海上風力発電など、エネルギー業界で急成長中の商業分野での当社の強みを活用しようとしています。

シェルは、2001年に米国の陸上風力発電事業に初参入しました。現在、北米の5つの陸上風力発電プロジェクトと欧州の1つの海上風力発電所の権益を持っています。合計で、これらのプロジェクトにおけるエネルギー容量シェアは400メガワットを超えています。シェルは、オランダ沖合のボルセラ風力発電所3・4号機を建造・運用するBlauwwindコンソーシアムでも20%の権益を持っています。この風力発電所は総設備容量が計731.5メガワットとなるよう設計されており、オランダの約82万5000世帯に電力を供給できます。シェルは、米国マサチューセッツ州の0521区画の暫定落札企業のメイフラワー・ウィンド・エナジーLLCの50%株主です。マサチューセッツ州のこのリースエリアで建設が行われれば、約1.6ギガワットの総発電容量を確保でき、毎年68万世帯以上にクリーンな電力を供給できます。

https://www.shell.com/newenergies

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