プライベートCA Gleas、MDMソリューション「AirWatch」に対応 ~ AirWatchが管理するiOSデバイスにクライアント証明書の自動配布が可能に ~

プレスリリース発表元企業:株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ、株式会社データコントロール

配信日時: 2012-11-12 10:00:00

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ(本社:東京都荒川区、代表取締役:山田 公介、以下 JS3)の開発・販売するプライベート認証局「プライベートCA Gleas(以下 Gleas)」は、株式会社データコントロール(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:原 健人、以下 データコントロール)が販売するモバイルデバイスマネージメント(MDM)ソリューション「AirWatch」に対応したことを発表します。

AirWatchは、スマートフォン・タブレットなどのスマートデバイスを安全に業務で活用するために必要となる情報漏洩リスク管理や、業務上不都合なアプリケーションの制御などを統合的に管理するソリューションとなります。AirWatchを導入することにより、業務で利用しているPCと同等レベルのスマートデバイス管理、企業のセキュリティポリシーに基づいた利用の徹底、デバイス紛失時の情報漏洩対策および運用負荷を軽減するアプリケーション配布などの実現が可能となります。

今回、GleasがAirWatchに対応することにより、Gleasから発行するクライアント証明書をAirWatchが管理するiOSに自動配布することが可能となります。今回検証を実施したiOSは、AirWatchからの指示を受け、秘密鍵を自ら生成してGleasに証明書の発行依頼、発行後の格納を直接かつ自動的に行うことができますので、安全・簡便な運用が可能となります。これにより、GleasとAirWatchを利用するお客様は、AirWatchによるiOSデバイスの統合的な管理に加え、社内へのリモートアクセスや無線LANなどにおいてクライアント証明書によるデバイス認証を利用できますので、スマートデバイスのライフサイクルに応じた効果的な運用と効率的な集中管理を実現いただけます。


JS3は、本ソリューションの販売開始に合わせ、設定例をまとめたホワイトペーパーとパンフレットを以下のURLから提供します。

【ホワイトペーパー】
http://www.jcch-sss.com/service/products/2012/11/airwatch
【パンフレット】
http://www.jcch-sss.com/images/catalog-airwatch.pdf

また、12月5日(水)に開催するセミナーにおいて、今回の対応内容の紹介およびデモンストレーションを行います。

【2012年12月5日(水)開催】『プライベートCA Gleas』セミナー
http://www.jcch-sss.com/company/news/2012/11/gleas-seminar-201212


■Gleasについて
Gleasは、プライベート認証局の開発・販売から得たノウハウに基づき、さらに高い柔軟性と操作性を実現するために開発された認証局アプライアンスです。ここ数年、Gleasは企業でのリモートアクセス・無線LAN・仮想デスクトップなどの認証ソリューションとしての導入が増加しています。その背景には、インターネット、クラウドなどの普及とともに、スマートフォンなどの新たなデバイスの登場により、企業における情報資産管理に関する大きな変化が発生しているものと思われます。このような変化は、大企業を中心に発生していますが、今後は中堅・中小企業からのニーズが徐々に高まっていくと推測されています。Gleasの、企業の管理者業務の効率化を目的とした機能および他製品との関連ソリューションは、お客様からのニーズに基づき開発・搭載したことで高い評価をいただいています。


■今回の製品連携について
データコントロール 代表取締役社長の原 健人は次のように述べています。
「AirWatchをご利用いただくお客様には、自社内のWi-FiやVPN接続時のデバイス認証等に対する根強いニーズがございます。今回、日本国内で高い評価を得ているプライベートCA Gleasとの連携が実現できたことで、既存ユーザはもちろん、これからMDMの導入を検討いただいているお客様にも強い訴求力になることを期待しています。日本ではまだまだBYOD(Bring Your Own Device)を導入している企業は少ないですが、AirWatch + プライベートCA Gleasのコラボレーションによる柔軟性が高い認証ソリューションが、BYODの普及を強く後押しすることも期待しております。」

JS3 代表取締役の山田 公介は次のように述べています。
「このたびのデータコントロール社のAirWatchとの連携は、当社のプライベートCA Gleasをより大規模かつ多様な用途でご利用いただける可能性の拡大に大きく貢献してくれるものと確信しております。ビジネスにおけるスマートデバイスの本格的な利用の拡大が進む中、MDMソリューションであるAirWatchとの連携はプライベートCA Gleasだけでは実現できなかった新たな価値の提供を可能にするものと考えております。当社は今後もお客様からの様々なニーズにスピーディーかつ積極的に対応を図るとともに、製品・販売パートナー様との連携を強化させていただくことで、より魅力的な製品の開発・販売を進めてまいります。」

JS3は、製品・販売パートナー企業との連携により、3年間で約30社へのAirWatchとの連携ソリューションの導入を目指します。


■株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズについて
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズは、PKI(公開鍵暗号基盤)を利用した製品開発・販売企業です。自社開発のGleasを中心に、USBトークンやスマートカードなどの認証デバイスと組み合わせたビジネスを積極的に展開しています。
Gleasでは、お客様自らが証明書の発行要求やダウンロードなどの管理業務を実施できるユーザ申込画面を新たに追加するなど、ユーザ登録業務を簡略化することにより、中小規模から10万ユーザを超える大規模なお客様の環境においても、ご利用可能となります。


■株式会社データコントロールについて
株式会社データコントロールは、ネットワークやセキュリティ機器の販売とサポートに特化した、ネットワーク・セキュリティ専門商社です。独自の情報網を駆使し、国内外を問わず優れた製品やサービスをいち早く見出し、お客様にご提供しています。
AirWatchでは、中小企業から世界にグローバル展開する大企業まで、スマートフォンやタブレットをより安全・簡単に使用するうえで必要なMDM(モバイルデバイスマネージメント)とMCM(モバイルコンテンツマネージメント)ソリューションを提供いたします。


■製品の詳細
・プライベートCA Gleas
http://www.jcch-sss.com/service/gleas
・AirWatch
http://www.datacontrol.co.jp/products/airwatch/index.html

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