カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2018ユーザーが最も注目したのは2年連続で「マツダ RX-8」
配信日時: 2018-12-12 11:00:00
~TOP10の他、年代別・全国地域別ランキングもご紹介~
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都品川区 代表取締役社長:山口 文洋、http://www.recruit-mp.co.jp/)が企画制作する中古車情報メディア『カーセンサー』は、この1年で掲載された約7,500モデルの車の中から、ユーザーの購入意欲の高さに着目し、ランキングを実施しました。その結果、ユーザーの関心を最も集めたのは2年連続で「マツダ RX-8」となりましたので、分析や年代別・全国地域別ランキングとともに報告します。
■カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2018は「マツダ RX-8」
カーセンサーが保有する膨大なデータをもとに、中古車市場でユーザーの購入意欲が最も高かった車種が何かを探る「カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー」。第5回目となる今回、イヤーカーの栄誉に輝いたのは「マツダ RX-8」でした。同車は過去のランキングで常に上位にランクインしており(2014年2位、2015年1位、2016年2位、2017年1位)、2年連続でのトップとなりました。マツダが独自に開発したロータリーエンジンを搭載した4人乗りのスポーティなクーペで、後席の乗降性にも優れる観音開きの4ドアが特徴的なモデルです。
■カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2018 TOP10
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ボディタイプ別に見ると、昨年はTOP10にクロカン/SUVが4種、軽自動車0種だったのに対し、今年はクロカン/SUVが1種に減って軽自動車が3種ランクインしているのが特徴です。また、個別のモデルでは、2位「マツダ CX-5」や5位「スズキ ジムニー」などが、昨年から大きく順位を伸ばして上位にランクインしました。
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■(参考)カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2017 TOP10
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■カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー特設サイト https://www.carsensor.net/pro/cs_coty/
※選考方法:
2017年11月1日~2018年10月31日の1年間においてカーセンサーnetに掲載されたすべてのモデルのうち
❶上記の期間中でカーセンサーnetに掲載された総台数
❷ユーザーから寄せられた問い合わせの総件数
❸掲載された1台当たりの問い合わせ集中率
以上の要素を独自のルールでポイント化し、ポイント数が最も高かったモデルをその年のイヤーカーとする
カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2018に対するカーセンサー編集長 西村 泰宏の見解
■若年層から厚い支持! 気軽に選べるスポーツカー「マツダRX-8」
平成最後のカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーでは「マツダRX-8」が2年連続3度目の1位を獲得しました。2003年の発売当初より評価が高いモデルで、2012年に生産終了してから6年がたちますがまだ在庫が比較的多く流通しているため中古車平均価格が75.3万円(2018年11月時点)と手頃です。そのため、10代・20代のランキングではともに1位を獲得しています。実際に購入したユーザーの声では、「気軽に選ぶことができるマニュアルのスポーツカー」「家族でも乗れる後席の乗降性や居住性の良さ」などが挙がっています。
■TOP10は新車人気モデルの人気の高さやガソリン価格の上昇によるコスト意識が影響!
2位の「マツダ CX-5」は、2016年にフルモデルチェンジしたばかりの最新SUVで、発売から1年がたち掲載台数が増加し始めています。今回は早くも2位にランクインしたことからその人気がうかがえます。現在、中古車市場では燃料価格が安いディーゼルエンジンのモデルが流通の6割以上を占めており、ガソリン価格が上昇したこの1年は、人気のSUVタイプの中でも注目を集める要因になったと推察できます。5位の「スズキ ジムニー」は、平成初期の1987~98年まで生産されたモデルがラインクインしています。今年、新型のジムニーが20年ぶりにモデルチェンジして発売されたことで大きな注目を浴びましたが、同時に過去のジムニーたちにも光が当たった結果となりました。TOP10には、軽自動車や低年式のモデルが多くランクインしました。これはガソリン価格の上昇が影響し、購入にかかる初期費用や日々の維持費を意識した結果と言えそうです。
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■ 「年代別ランキング」 年代ごとで特徴や違いが顕著! 環境や志向で異なるクルマ選び
10~20代のランキングでは、平成を代表するスポーツモデルがずらりと並びました。発売から年数がたち価格がこなれているため、手頃に購入できる点が特徴です。30~40代では、年式も新しい現行型で、SUVやミニバン、ステーションワゴンなど、人や物がたくさん載せられるタイプが支持されています。50~60代は、スーパーカーに憧れて育った世代でもあり、子育てなどの制約からも解放されているケースが多いため、ライフスタイルに合わせて様々な車種がランクインしています。
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C クーペ H ハッチバック C/S クロカン/SUV K 軽自動車 M ミニバン SW ステーションワゴン S セダン O オープン※ 同率順位
■ プロフィール
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リクルート自動車総研所長 兼 カーセンサー編集長 西村 泰宏(にしむら やすひろ)
2005年新卒でリクルートに入社。2015年、自動車事業本部 編集グループに異動。 『カーセンサー』本誌の編集とリニューアルプロジェクトの推進を行う。 ネットコンテンツなども含め、全体のデスク業務を担当。2017年4月よりカーセンサー編集長、2018年4月よりリクルート自動車総研所長に就任。
カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2018 「地域別ランキング」
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