ニッチ層から一般層へ:米国でカナビスの使用がさらに認知される流れ

プレスリリース発表元企業:BCW

配信日時: 2018-11-21 17:23:00

カナビス使用者も非使用者もカナビスの経済効果を肯定

(ニューヨーク)- (ビジネスワイヤ) -- 新たに公開された2018年秋カナビス文化調査によれば、何らかの形でのカナビス合法化に賛同する消費者は増加しており、多くの消費者が合法化は経済に好影響を与えると考えています。この調査は、大手グローバル・コミュニケーション代理店のバーソン・コーン&ウルフ(BCW)、PSBリサーチ、および現代のカナビス文化の普及と啓発に努める高級メディア・ライフスタイル・ブランドのシビライズドが共同で実施したものです。調査の回答者(米国の成人、カナビス使用者、カナビス非使用者)の83パーセントが、何らかの形でのカナビス合法化に賛成しており、カナビス非使用者の63パーセント、および使用者の95パーセントが、カナビス使用が合法になった州において合法化が経済に好影響を与えたと回答しています。

PSBリサーチはBCW、シビライズド両社と提携し、カナビスとその使用に対する考えを調査し、カナビスの使用者と非使用者の一般的な習慣と行動を解明するオンライン面接調査を行いました。調査期間は2018年9月26日から10月4日で、対象は米国の21歳以上の成人1200人でした。回答者には、使用者と非使用者の両方が含まれます。

使用者も非使用者も、合法化は地域経済に好影響を与えているとしていますが、カナビス購入は引き続き、個人間の取引となっています。現在、使用者の46パーセントが友人や家族からカナビスを購入していると回答しており、指定販売所で購入している層はわずか30パーセントです。しかし、指定販売所でカナビスを購入していない使用者の84パーセントが、指定販売所でのカナビス購入に前向きな姿勢を示しており、非使用者の38パーセントが、自分の住んでいる地域で合法化された際にはカナビス関連製品・サービスの購入を検討するだろうとしています。

米国でのカナビス使用は主に嗜好品としてですが、医療用としての使用も広く受け入れられています。米国の5人に1人(19パーセント)が現在カナビスを使用しており、その過半数は、使用頻度が週に数回以上と回答しています。自己申告のカナビス使用者の5人に4人以上が嗜好品としてカナビスを使用している一方で、使用者の約半数が医療目的でも使用しています。また自己申告のカナビス使用者の間ではカンナビジオール(CBD)の使用も非常に一般的です。カナビス使用者の3人に1人が医療用やその他の目的でCBDも使用しています。

乾燥・加工済みのカナビスの購入量は使用者によってまちまちです。約10人に1人がひと月に1グラム以下の購入であるのに対し、およそ3分の1が毎月0.25オンス以上購入しています。カナビス使用者の35パーセントが、カナビスまたはカナビス関連製品にひと月100ドル以上出費していると回答しています。

BCW北米担当プレジデントのクリス・フォスターは、次のように述べています。「2018年の中間選挙はカナビス文化調査のデータを裏付けるものでした。カナビスは米国全土でニッチ層から一般層へ広がっています。ミシガン州は嗜好用カナビスを合法とする米国で10番目の州になり、またミズーリ州とユタ州で医療用マリファナを合法化する州民発案が通過したことにより、医療用の使用を合法とする州は33州となりました。」

フォスターはさらに次のように述べています。「しかし、合法化の動きは引き続き米国全土に広がり、新たな市場機会を作り出していることから、政府が生産、流通、使用に関する基準制定に着手するのは時間の問題でしょう。起業家や事業主の方は、複雑な規制環境が予想される中でどのように事業を進めるか、備えておく必要があります。」

使用者と非使用者はすでに、業界に対する一定レベルの規制と監督の必要性を感じています。非使用者のおよそ半数、および使用者の3分の2以上が、医療基準と規制を確立し、医療用・嗜好品用の使用によるカナビスの効能に関する研究への業界からの資金提供を拡大し、カナビスと関連製品の責任ある合法的な使用を推進する一般啓発キャンペーンを実施する団体と提携することで、カナビス業界は今より好意的に受け止められるようになるだろうと考えています。

シビライズド発行人のデレク・リードレは、次のように述べています。「米国実業界の有力者や有権者がカナビス合法化に向かって前進している様子を目にして、感銘を受けています。カナビスが禁忌とされていた暗い過去に終わりを告げるとき、この業界には驚くほどの可能性が待っているのです。暗闇からカナビスを救い出し、北米全土の人々の生活へもたらそうとしている業界の活動の一端を担えることを、誇らしく思います。」

BCWについて

BCWは世界最大のフルサービス・グローバル・コミュニケーション代理店の1社です。バーソン・マーステラとコーン&ウルフの合併によって設立されたBCWは、アーンド・メディアに根ざしたデジタル主導かつデータ主導のクリエイティブ・コンテンツと統合コミュニケーションプログラムを提供し、B2B、消費者、企業、危機管理、CSR、ヘルスケア、公共問題、技術分野の顧客を対象に、全チャネルで大規模に展開しています。BCWは、コミュニケーション・サービスの世界的リーダーであるWPP(NYSE:WPP)傘下の企業です。詳細については、www.bcw-global.comをご覧ください。

PSBリサーチについて

PSBは、顧客にとって重要な課題の解決を目指して、データ主導の知見を人々の体験に結びつけるためのフルサービスのカスタム調査・分析を行うコンサルティング企業です。政治的調査で長い歴史を持つPSBは、技術、ヘルスケア、金融サービス、エンターテインメントなど、さまざまな業界について、キャンペーン戦略の機敏さを取り入れた調査とコンサルティングを提供しています。PSBは、コミュニケーション・サービスの世界的リーダーであるWPP(NYSE:WPP)傘下企業であるBCWのグループ企業です。詳細情報については、www.psbresearch.comをご覧ください。

シビライズド・ワールドワイドについて

ニューブランズウィックとカリフォルニアにオフィスを構えるシビライズドは、2015年に設立された現代のカナビス文化の普及と啓発に努める高級メディア・ライフスタイル・ブランドです。当社は、バランスのとれたライフスタイルの一環としてカナビスの使用を選びつつ、カナビス使用が自分のアイデンティティーだとは考えない数百万人の成人の意見を代表しています。北米全土で毎月300万人以上のユニークビジターを持つシビライズドは、責任を持ってカナビスを楽しむ人々のために、カナビス・コミュニティーについての魅力的なコンテンツを制作しています。他の事業分野には、1億人以上の視聴者に向けて質の高いオリジナルのシリーズ動画を放映してカナビス・セクターの満たされていない需要に応える動画ネットワークのシビライズド・スタジオ、少人数でのディナー・パーティーや史上初のワールド・カナビス・コングレスなどの大規模イベントを含む、カナビス業界と使用者のための高級ブランド体験を提供するシビライズド・イベントがあります。詳細情報については、civilized.lifeをご覧ください。

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