横浜美術大学をハバロフスク対外友好団連合会代表団が訪問 -- 学生や教員と文化交流

プレスリリース発表元企業:横浜美術大学

配信日時: 2018-11-14 14:05:06



11月9日、ロシアのハバロフスク対外友好団連合会代表団と神奈川県日本ユーラシア協会の関係者らが、横浜美術大学(神奈川県横浜市/学長:岡本信明)に来訪。アトリエや工房の見学、ロシア太平洋大学との双方の大学紹介、学生らの作品発表などの文化交流を行った。




 ロシアと日本はさまざまな形で文化交流を行っており、今年5月にはプーチン大統領と安倍首相の出席のもと「日本におけるロシア年、ロシアにおける日本年2018」の開会式も開催されている。



 ハバロフスク対外友好団連合会代表団の来日はこれら一連の流れを受けたもので、各地を視察する中で横浜美術大学の見学および文化交流会の申し出があり、このたびの訪問が実現した。
 友好団のメンバーは、団長のロイトマン・ゾーヤ氏、ロシア太平洋大学芸術学部長マルティノヴァ・ナターリヤ氏をはじめ、同大学教員、学生、デザイナー、アーティストらで構成された21名。
 また、神奈川県日本ユーラシア協会の会長および関係者8名も友好団とともに来校した。同協会は、旧ソ連諸国民との親善を図るためのイベントや講座を実施しているほか、地方自治体や各種団体などのロシア・ユーラシア諸国との親善交流事業のサポートなども行っているNPO法人である。

 当日は、絵画やデザインアトリエ、工房を見学し、制作している学生に質問をしたり写真を撮ったりするなど、熱心に見学。クラフトコースでは、ちょうど「鞴祭」(ふいごまつり/日本に古くから伝わる、火の神様に感謝し安全祈願をする神事)の日ということもあり、その由来や習わしなどの説明を受けた。
 文化交流会では、マルティノヴァ・ナターリヤ氏が、ロシア太平洋大学芸術学部のことや学生の作品、芸術イベントなどについて紹介。横浜美術大学からは、ビジュアルコミュニケーションデザインコース、イラストレーションコースの学生による作品を紹介した。
 終始和やかな交流会となり、両者はこれを機に大学間の更なる交流が実現するよう努力していくことを約束し合った。


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