「台風21号被害マッピングプロジェクト」が被災地の状況を詳しく可視化

プレスリリース発表元企業:摂南大学

配信日時: 2018-09-28 14:05:07



摂南大学(大阪府寝屋川市)理工学部の池内淳子教授、熊谷樹一郎教授、榊愛准教授の研究室に所属の学生らで構成する「台風21号被害マッピングプロジェクト」が、被災地の状況を地図で可視化する「被害マッピングサイト」をWEB上に公開した。




 3研究室は9月4日に近畿地方を直撃した台風21号の被害の全貌把握に努め、今後の台風に対する被害軽減に役立てることを目的に同プロジェクトを発足した。被害を受けた建物や停止した信号機など2,000件を超える被害状況を位置情報とともにGIS(Geographic InformationSystem:地理情報システム)にまとめて詳細に記録。パソコン上の地図にピン付された場所をクリックすると、被害写真や詳細データが表示される。
 2016年4月の熊本地震でも主に医療施設の被災状況や診療状況の情報収集を行い、地図サービスに整理して被災状況を可視化する活動を行った。
 大型台風はどの地域でも起こりうる災害であることから、近畿地方だけでなく全国各地に到来する次の台風に備えるための実践的資料としても活用する予定。

被害マッピングサイト http://www.setsunan.ac.jp/~ikeuchi/lab/taifu21_2018map.html


                                                    以 上 

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人常翔学園 広報室(笹部・上田)
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