アレンシスとシュナイダーエレクトリックがスマート・マイクログリッドに関する提携とブロックチェーン技術を活用したENTRADE IOの開発を発表
配信日時: 2018-09-26 17:42:00
世界中の遠隔地に再生可能エネルギーを提供するために、アレンシスのCEOが新法人を設立
(ロサンゼルス)- (ビジネスワイヤ) -- 分散型エネルギー・システムを提供する世界的大手のアレンシスと、エネルギー、自動化、ソフトウエアを一体化した統合型効率ソリューションを利用してマイクログリッド開発を行うリーダー企業のシュナイダーエレクトリックは本日、スマート・マイクログリッドのパイロットプログラムを共同開発すると発表しました。アレンシスとシュナイダーエレクトリックは、このパイロットプログラムの一環としてブロックチェーンのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)プラットフォームをENTRADE IOのために開発します。ENTRADE IOは、オフグリッド・プロジェクトが資金を調達して世界中の遠隔地で再生可能エネルギーを販売できるように、アレンシスのJulien Uhlig最高経営責任者(CEO)が新たに設立した企業です。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20180926005334/ja/
Schneider Electric augmented reality (AR) applications developed for Arensis and ENTRADE IO Smart Microgrid solutions. (Graphic: Business Wire)
廃棄物発電、太陽光発電、貯蔵システムを組み合わせたスマート・マイクログリッド・システムを北米で共同開発し、その後、世界的に拡張する計画です。パイロットプログラムでは、資源を使い、拡張現実(AR)を通じて、システムの開発、監視、運用を行う統合型再生可能エネルギーソリューションを探ります。新たに構築された資金調達プラットフォームのENTRADE IOは、すでに米国国外で運用されており、主としてアジアやアフリカなど、最も必要とされている地域のプロジェクトで資金を集める際に役立っています。
アレンシスの最高経営責任者(CEO)で新法人ENTRADE IOの設立者であるJulien Uhligは、次のように述べています。「ターキンソリューションを備えたマイクログリッドとプロジェクトの資金調達プラットフォームを開発するために、シュナイダーエレクトリックと協業することで、当社の長年のビジョンを実現できます。当社の分散型ユーティリティーを世界中で提供できるようにする上で欠けていたのは、ブロックチェーンだと確信しています。スマートコントラクト台帳、自由な資金の流れ、資金調達や直接的寄付のための専用トークンなどが、小規模でありながら大きな社会的影響を持つエネルギー・プロジェクトの資金調達方法に将来、革命を引き起こすでしょう。当社は、自動化に取り組む世界最大手のシュナイダーエレクトリックと提携し、ENTRADE IOプラットフォームを実現できることを、大変誇りに思っています。」
シュナイダーエレクトリックとの協力の下、アレンシスIoTアプリケーションを介して、ライブ監視と発電、そしてエンドユーザーへの送電を行い、高速で高効率のエネルギー・インフラストラクチャーを構築します。シュナイダーエレクトリックのEcoStruxure™ 拡張オペレーター・アドバイザーでは、段階的な手順と、拡張現実を利用した専門家による遠隔支援により、保守業務を容易に行えるようにしています。ダッシュボードの知見、リアルタイム情報、そしてマシンの健全性、性能、効率に関する分析情報や、専門家による遠隔サポートが利用でき、追跡、監視、保守支援をすべてモバイル機器で行うことができます。
シュナイダーエレクトリックのスマートグリッド北米事業担当バイスプレジデントのマーク・フィーゼル氏は、次のように述べています。「通常、保守に要する時間のうち、50パーセントは情報を探すために費やされ、残りの50パーセントがスマートグリッド技術機器に実際に介入するための時間となります。アレンシスと取り組んでいるシステムにより、ユーザーはより素早く情報を探し出し、オペレーターのエラーを減らし、マシンのダウンタイムを回避できるようになります。これはユーザーに、電気キャビネットの扉を仮想的に開くことができる機能などを提供し、全体的な効率を改善することで可能になります。」
これまで電力をマイクロレベルで直接販売したくても、高額な取引コストや、個人顧客のために小規模な配電事業を運営するコストなどにより、実現不可能でした。ブロックチェーン技術をスマート検針、需要ベースの効率的な電力管理、自動化、ARベースの予測と統合し、完全に自動化されたスマートコントラクトと台帳処理と共に合理化しています。
アレンシスのライセンシングと、現地のバイオマス燃料資源を活用した分散型エネルギー・システムに関する専門技術を、シュナイダーエレクトリックのスマート・マイクログリッドの専門力と組み合わせることで、気候変動の影響を最も受けている地域で現在電力を利用できていない人々のための世界的ソリューションが生まれ、回復力、最適化された電力コスト、持続可能性の鍵を提供できます。こちらで動画をご覧ください。
シュナイダーエレクトリックについて
シュナイダーエレクトリックは、家庭、ビル、データセンター、インフラ、産業向けのエネルギー管理と自動化で、デジタル変革を推進しています。世界100カ国以上で事業を展開しているシュナイダーは、電力管理(中圧・低圧、セキュアパワー)と自動化システムの分野における名だたるリーダーです。当社は、エネルギー、自動化、ソフトウエアを組み合わせた統合型の効率化ソリューションを提供しています。シュナイダーの世界的なエコシステムの中で当社のオープンプラットフォームを活用し、最大規模のパートナー、インテグレーター、開発者コミュニティーと連携することで、リアルタイム管理と高効率の運用を実現しています。シュナイダーは素晴らしい人々やパートナーに支えられ、革新、多様性、持続可能性への取り組みに尽力することで、いつでも、どこでも、誰にとっても「Life Is On」を実現します。
アレンシスについて
アレンシスは、分散型エネルギー・システムの世界的プロバイダーとして、廃棄物エネルギー変換ソリューションを提供しています。これは、アレンシス子会社のドイツのテクノロジー企業であるEntrade Energiesystemeが有する世界市場で最も先進的なバイオマスのガス化技術を基盤としています。E4システムと、最近発表されたE5システムは、電気出力が50kW、熱出力が120kWで、20フィート輸送コンテナに格納できるため、世界中に簡単かつ迅速に配備できます。アレンシス/エントラーデ・コジェネレーション(CHP)システムは、完全な自家発電によって数メガワットの電力を供給可能で、わずか数週間で設置できます。バイオマス・エネルギー変換ユニットは、主としてベースロード発電のために作られており、有機・無機廃棄物から年中無休で発電可能です。アレンシスは、ロサンゼルス・クリーンテック・インキュベーター(LACI)のポートフォリオ企業で、世界で最も急成長している分散型エネルギー・プロバイダーの1社です。11カ国で200基以上の発電ユニットを設置し、2016年以来6000万ドルを超える資金を調達しています。ENTRADE IOは、アレンシスのライセンスを所有しています。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20180926005334/ja/
連絡先
Arensis
Laurie Peters
VP Strategic Communications
L.peters@arensis.com
818.635.4101
or
Schneider Electric
Dave Smith
Director of Media Relations
David.smith.us@schneider-electric.com
978.502.9607
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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