2012年「成都パンバサダー (パンダ大使)」プログラム アジア太平洋地区ファイナリストが決定

プレスリリース発表元企業:成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

配信日時: 2012-10-16 14:42:08

野生動物の研究、保護、飼育そして保護のための教育を目的としたNPO成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(所在地:中華人民共和国四川成都)は国際NGOワイルドエイド(WildAid)と共同で、ジャイアントパンダの保護に関する包括的な知識と認知度の向上を目的とした2012年パンダ大使プログラム(以下、2012年パンバサダー・プログラム)を実施しています。本プログラムは、絶滅の危機に瀕しているパンダへの認識を高めることを目的とした世界的なプログラムです。Facebook上での1次選考後、2012年10月13日~15日にシンガポールでアジア太平洋地域の準決勝が開催され、2012年パンバサダー・プログラムのアジア太平洋地域の4名のファイナリストが決定しました。

ファイナリストに選ばれたのは、3日間の準決勝を通じ、パンダ保護への熱意を示したシンガポールのチャン・リー・リン(Chang Li Lin)、同じくシンガポールのサミュエル・ラム(Samuel Lam)、香港のコニー・ツァン(Konnie Tsang)、および台湾のレイ・ハン(Lei Hung)の4名です。

準決勝は10月13日から15日までの3日間、シンガポールのセントーサ島、クリフォードピア、ジャラン・バーテラ・アドベンチャーキャンプ、およびオーチャードロードで開催され、日本人3名を含む24名の参加者は一連のチャレンジを通して、忍耐力と創造力、パンダに関する知識と熱意、およびパンダ保護のメッセージを伝える能力を試されました。

準決勝の大きなハイライトはパンダ迷路(Pandamaze)で、参加者はパンダに関する質問に正しく答えながら迷路を辿りました。この迷路通過の最速記録者はチャン・リー・リンで、豊富な知識を披露しながらわずか1分6秒で迷路を駆け抜けました。このパンダ迷路はパンダ保護に関する知識を伝える場でもあり、19日まで一般にも公開されています。

準決勝の選考は各チャレンジでの成績に加え、パンバサダー・プログラムのために作られたFacebookアプリケーションで集めた得票数、およびパンダ保護の理念を伝えるスポークスパーソンとしての能力に基づいて行われました。

ファイナリストの4名は、10月28日からジャイアントパンダのふるさとである中国・成都市で行われる決勝に進出します。決勝では3週間に渡り、他では経験できないパンダとの直接のふれあいを通じ、パンダのリハビリと保護についてあらゆる事柄を学びます。最後に参加者はパンダの自然の生息地に入り、パンダを本来の生態系に戻すための最善の手段を探ります。

世界4地域で開催された準決勝で選ばれた16名のファイナリストのうち、最終的に3名が「成都パンバサダー」に任命されます。3名のパンバサダーは2万米ドルの賞金を獲得すると共に、2013年に「世界パンダ保護ツアー」に参加し、世界11カ国で飼育されているパンダを訪問し、この絶滅に瀕した動物の認知度向上に関わる活動を行います。


■2012年成都パンバサダー (パンダ大使)プログラムについて
2012年成都パンバサダープログラムは成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(成都パンダ基地)が主催し、ワイルドエイドとヤオミン基金が共催するプログラムで、世界中のパンダ愛好家に1年間パンダ大使(パンバサダー)となるチャンスを提供します。パンバサダーに選ばれた3名には2万米ドルの賞金と共に、2013年に実施する「世界パンダ保護ツアー」に参加し、世界11か国で飼育されているパンダを訪問し、各地において絶滅危惧種に対する認知度向上に関わる活動を行う機会が与えられます。
詳細については http://www.facebook.com/ChengduPambassador をご覧ください。

■成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(成都パンダ基地)について
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は1987年に設立されました。設立当初は6頭のジャイアントパンダが自然界から保護され、完全に体力が回復するまでリハビリを受けました。現在では、世界で最大のパンダ飼育施設として108頭の健康なパンダを飼育しています。


取材申込、お問合わせ先:オグルヴィ・パブリック・リレーションズ
担当:田中/ 築比地
TEL:03-5793-2334 / 03-5793-2367
E-mail:chengdu.pr.tokyo@ogilvy.com

プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform