地域航空会社の運航空白時間帯の有効活用 チャーター便による新たな周遊ルート&コンテンツ開発

プレスリリース発表元企業:株式会社JTB

配信日時: 2018-08-29 14:00:00

-長崎県、五島市、新上五島町と熊本県、天草市の広域連携 - 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」登録を契機に

株式会社JTB(東京都品川区、代表取締役社長:高橋広行、以下JTB)は、長崎県、五島市、新上五島町、熊本県、天草市との広域連携により、国内富裕層やインバウンド向けに、九州の翼である地域航空会社、株式会社オリエンタルエアブリッジ(長崎県大村市、以下ORC)の運航空白時間帯を有効活用し、天草エアライン株式会社(熊本県天草市、以下AMX)とも連携し、世界文化遺産に登録された集落や史跡が点在する九州の離島や天草などの遠隔エリアを空路で紡ぐ、新たな周遊ルートとコンテンツ企画開発に着手します。



1.企画の背景
 九州は、離島や半島など遠隔地域において豊富な観光資源を保有していますが、これらの地域への移動が難しい面がある為、交流人口の創出においては大きなハンデとなっています。そのような背景の中で、九州に拠点を置く地域航空会社のうち、長崎と離島を結ぶORCと、今後の九州・離島の持続性のある交流人口創出に向け、具体的な議論を重ね、本年7月の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産への正式登録を契機に、チャーター便による新たな周遊ルートとコンテンツ企画開発を実施する事にいたしました。 また、本件は地域航空会社を活用した地域振興を進めている長崎県、熊本県、五島市、天草市、新上五島町の各関係機関からも協力を得て実現しております。

2.企画の目的
(1)地域航空路線への貢献
 地元自治体の出資にも支えられる地域航空会社との協業で、新たな周遊ルートとコンテンツ企画開発を行い、事業領域拡大を支援し、地域振興に資する地域航空会社の路線維持に貢献します。
(2)世界遺産観光への貢献
 一過性の登録特需ではなく、持続的な交流人口創出に向け、国内富裕層やインバウンド向けに、広域にわたる世界遺産を効率的に訪れる事ができる新たな周遊ルートとコンテンツ企画開発に貢献します。

3.企画の概要
 今回は、第一弾として通常運航していない五島つばき空港と天草空港をORCの運航空白時間帯を有効活用した直行チャーター便(所要時間約35分)で繋ぎ、天草空港から福岡空港まではAMXの定期便(所要時間約40分)で結びます。地域航空会社が連携し、新たな周遊ルートを実現させ、広域にわたる世界遺産を効率的に巡る事が可能になりました。

4.商品概要
(1)旅行商品名 九州の翼「地域航空」で紡ぐ 絶景&美食!世界文化遺産と海辺に咲く美しき教会たち 五島列島&天草の旅 3日間・4日間の旅
(2)チャーター運航予定区間 長崎県 五島つばき空港14:05発→熊本県 天草空港14:40着
(3)チャーター運航使用予定機材 オリエンタル エアブリッジ株式会社 ボンバルディアDHC8-200型機39名乗り(今回は25名様限定)
(4)日程【4日間コース】11月4日(日)-11月7日(水)・11月13日(火)-11月16日(金)・11月27日(火)-11月30日(金)・12月3日(月)-12月6日(木)【3日間コース】11月18日(日)-11月20日(火)
(5)販売価格 159.000円~189.000円
(6)発売日 2018年8月30日(木)
(7)旅行企画・実施 株式会社JTB 福岡支店
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5.今後の取り組み
 2019年度以降もJTBは、各自治体並びに地域航空会社と協議し、機材の有効活用や地域航空会社間の連携強化等により、チャーター運航の区間拡大による新たな周遊ルートや遊覧飛行などのコンテンツ企画開発も検討して参ります。

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