淑徳大学など千葉市・市原市の11大学・短大が「ちば産学官連携プラットフォーム」を設立 -- スローガンは「競争から共創へ」

プレスリリース発表元企業:淑徳大学

配信日時: 2018-08-13 20:05:03



8月9日に千葉市内で、淑徳大学など千葉市・市原市に所在する計11大学・短期大学が参画する「ちば産学官連携プラットフォーム」設立の包括協定締結式と設立総会が開催された。このプラットフォームの設立の目的は、地域内の複数の高等教育機関の連携と、行政や産業界との協働・共創による高等教育機関の魅力の向上および、地域の課題解決力を高めること。会長には淑徳大学の磯岡哲也学長が選出された。今後は学生募集、教育活動、就職支援、生涯学習、地域支援の各分野で連携するほか、産学官連携の取り組みも推進していく。




 「ちば産学官連携プラットフォーム」のスローガンは「競争から共創へ」。各大学・短期大学の強みや特色を活かし、相乗効果を働かせながら、それぞれが教育改革を推進していくとともに、共に地域に生きる大学・短期大学として地域の課題解決に関わっていく。

 協定締結式の代表挨拶において、淑徳大学の磯岡哲也学長は、「私ども私立大学には、設立の理念や建学の精神があります。また、創設者の教育への情熱や理念を具現化するための教育プログラムがあります。建学の精神は、まさに私学にとっての『いのち』であり、『特色』であり、また『強み』であります。そして、このような難しい時こそ、複数の私立大学が、それぞれの建学の精神を理解し合い、それぞれの『特色』や『強み』を学び合い、共に成長・発展をしていくことが、今後の私学の運営において重要であると思います」と述べた。

 設立総会では、プラットフォームの「規約」「役員」「基本方針」「事業部会の設置」について審議がなされるとともに、出席者より「2020年東京オリンピック・パラリンピック」に向けた取り組み等についての提案があった。

 また、プラットフォームの会長には磯岡哲也学長が選出され、運営委員長には同大の矢尾板俊平学長特別補佐が指名された。今後は、各参加校からの被推薦者で構成される運営委員会、事務局、事業部会が中心となり、連携・協働・共創の取り組みを推進していく。

■ちば産学官連携プラットフォーム
【役員一覧】
会長:磯岡哲也(淑徳大学学長)
副会長:三幣利夫(敬愛大学学長)
理事:來生新(放送大学学長)
理事:佐久間勝彦(千葉経済大学学長・千葉経済大学短期大学部学長)
理事:中澤潤(植草学園大学学長・植草学園短期大学学長)
理事:中條俊夫(東都医療大学学長)
理事:宮内孝久(神田外語大学学長)
理事:冲永寛子(帝京平成大学学長)
理事:金子重紀(千葉明徳短期大学学長)

●ちば産学官連携プラットフォーム 事業部会
【学生募集連携部会】
 千葉市内の高等教育機関の学生募集力を強化するために、各大学・短期大学の入学定員の確保に関わる取り組みを連携・協働して行う。

【教育活動連携部会】
 千葉市内の高等教育機関における教育の魅力を高めるために、市、産業界とも協議を行い、「教育の魅力」を測定するための指標を開発する(共同IRも含む)とともに、教育の魅力を高めるための教育改革の推進や単位互換制度の運用、取り組みを連携・協働して行う。またリメディアル教育を含む共同教育プログラムの検討を行う。

【就職支援連携部会】
 千葉市・県の地元企業への就職率を向上させるために、市内・県内に所在する企業と学生とのマッチング機能を高める。特に、千葉市内に在住する学生の地元企業への就職率を向上させる。

【生涯学習連携部会】
 人生100年時代において生涯学習や社会人の学び直しの機会を積極的に提供するために、生涯学習講座、授業開放講座等の取り組みを推進し、各大学・短期大学と連携・協働して、アクティブシニア世代やセカンドキャリア形成を考えている人に積極的に学びの場を提供していく。また「ちば学」の検討を行う。

【地域支援連携部会】
 千葉市内の高等教育機関の教育・研究活動を通じて、千葉市が抱える課題解決に関わり、「まち」としての魅力を高めるために、市、産業界と高等教育機関が「まち」の課題を共有し、その解決に積極的に取り組む。また、2020年東京オリンピック・パラリンピックの取り組みを検討・実施する。

(参考)
淑徳大学HP
 http://www.shukutoku.ac.jp/news/univ/post_132_35957.html

▼本件に関する問い合わせ先
淑徳大学 地域連携センター
住所: 〒260-8701 千葉市大厳寺町200
TEL: 043-265-7911
FAX: 043-265-9910


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