PALTEK、東京理科大発ベンチャーのイノフィスと代理店契約を締結し、作業支援ウェアラブルロボット「マッスルスーツ(R)」の販売を開始

プレスリリース発表元企業:株式会社PALTEK

配信日時: 2018-07-24 11:00:00

マッスルスーツ

介護現場

建設現場

株式会社PALTEK(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:矢吹 尚秀、証券コード:7587、以下 PALTEK)は、東京理科大発ベンチャーの株式会社イノフィス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:古川 尚史、以下 イノフィス)と販売代理店契約を締結し、作業支援ウェアラブルロボット「マッスルスーツ」の販売を開始しました。
PALTEKはスマートエネルギー事業で取引実績のある介護施設を中心に、物流、建設、農業分野にマッスルスーツを提供することにより、腰痛を予防することで労働環境の改善を支援してまいります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/161657/LL_img_161657_1.jpg
マッスルスーツ

腰痛は休業4日以上の職業性疾病の約60%※1を占めており、産業全体で大きな問題となっています。厚生労働省は、職場での腰痛発生件数の減少を図るため、平成6年に「職場における腰痛予防対策指針」を策定し、重量物を取り扱う事業所への啓発・指導を行ってきました。一方で、高齢化に伴い要介護人口と介護従事者が増加したことによって、社会福祉施設での腰痛発生件数は年々増大しており、平成14年から23年にかけて2.7倍に増加しています。これを受け、同省では平成25年に指針を改訂し、対策の範囲を介護・看護作業の全般にも拡大しています※2。

イノフィスが提供する作業支援ウェアラブルロボット「マッスルスーツ」は、電気(バッテリー)、センサー、モーターを使用せずに空気圧式の人工筋肉を使用しています。これが身体を動かす原動力となり、人や物を持ち上げる際の体の負担を大幅に軽減します。介護現場からの要望に基づき東京理科大の小林宏教授の研究成果により製品化され、軽量で非常にシンプルな構造にもかかわらず、強いアシスト力を発生できるウェアラブルロボットです。

マッスルスーツは以下のような優位性があります。
・電気を使わないため、湿気のある場所や屋外でも安全に使用できる。
・バッテリーを使用していないため、稼働時間に制限がない。
・動作に合わせたセンサー検知やスイッチ操作が不要なため、誤動作の心配なく作業に集中できる。
・装着時のセンサー位置合わせが不要なため、短時間で装着できる。

PALTEKは停電対策システムで多くの導入実績のある病院やクリニック・介護施設にのみならず、腰への負担のかかる産業(物流、建設、農業など)にマッスルスーツを提案することで、腰痛予防対策と通じて労働者の職場環境の改善および人材の確保に貢献してまいります。

「マッスルスーツ」の詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.paltek.co.jp/products/innophys/index.html


株式会社イノフィス 代表取締役社長 古川 尚史氏は次のように述べています。
「少子高齢化が進む中、より多くの人々が歳をとっても、安全に安心して仕事や作業ができる環境を望んでいます。そのような望みに沿い、加えて、エコエネルギーで、いつでもどこでもご利用いただけるよう開発した当社製品にPALTEK社に共感いただき、今回お取り扱いいただけることを大変嬉しく思います。」

株式会社PALTEK 取締役 柴田 良二は次のように述べています。
「当社は、病院やクリニック、介護施設、工場、物流センターなど、電気・ガス・水の供給が必須である事業所に対して、災害時にも持続可能なエネルギー供給対策を提供しております。厚生労働省が警鐘を鳴している腰痛問題は、介護、物流、建設、農業などの事業の持続可能性に影響を与える大きな問題です。当社では、イノフィス社のマッスルスーツはこの腰痛課題への解決策の一つであると考えており、このたびイノフィス社との代理店契約を締結できたことを大変嬉しく思います。当社は経営理念である“多様の存在との共生”の実現に向けて、介護、農業、物流、建設分野での労働環境の改善のためマッスルスーツの国内市場や海外市場での展開を積極的に行ってまいります。」


※1 労働衛生のハンドブック平成29年度版
※2 厚生労働省「職場における腰痛予防対策の推進について 平成25年6月18日 基発0618第1号」


<利用シーン例>
介護現場
https://www.atpress.ne.jp/releases/161657/img_161657_2.jpg
建設現場
https://www.atpress.ne.jp/releases/161657/img_161657_3.jpg


■株式会社イノフィスについて:
介護・農業・工場・倉庫などあらゆるシーンで“腰の負担を軽減”するロボット「マッスルスーツ」を開発・販売する東京理科大発のベンチャーです。
イノフィスに関する詳細は、ウェブサイト https://innophys.jp をご覧ください。

■株式会社PALTEKについて:
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェア等の設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。
PALTEKに関する詳細は、ウェブサイト http://www.paltek.co.jp をご覧ください。


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