初のアジア太平洋脳卒中シンポジウムが東京で開催

プレスリリース発表元企業:Ferrer

配信日時: 2012-09-14 10:00:00

初のアジア太平洋脳卒中シンポジウムが東京で開催

(東京)- (ビジネスワイヤ) -- 血管の閉塞ないし破裂による脳組織の破壊をもたらす脳卒中は、世界の中で死亡と恒久的障害を引き起こす主因の1つです。脳卒中はまた、アジア諸国では一般的な問題で、心臓発作に次ぐ死因となっています。予備的研究によれば、アジア諸国における脳卒中の主要な危険因子は、未診断ないし未治療の高血圧、血糖値の異常な上昇(糖尿病)、喫煙およびコレステロール値の上昇が占めています。最近の情報から、これら脳卒中の危険因子が同時に、高齢者において記憶障害を引き起こし、アルツハイマー病に罹りやすくすることが示されています。

アジア数カ国における脳卒中管理について、その前進に関する議論と経験交流を目的に、初のアジア太平洋脳卒中シンポジウムが2012年9月13日に東京・新宿のヒルトンホテルで開催されました。本シンポジウムはフェレール・グループ(スペイン・ベルセロナ)の後援で、アジア太平洋脳卒中会議(東京、9月10~12日)の枠組みで実施されたものです。インド・フィリピン・韓国・ベトナム・タイ・ミャンマーの著名な演者・医師が、アジア諸国ではこのクラスで初となる本会合に参加しました。議論は脳卒中分野の国際的専門家であるGustavo Román教授を議長として行われました。神経学のGustavo Román教授は、米テキサス州ヒューストンにあるメソジスト神経学研究所のナンツ全米アルツハイマーセンターでジャック・S・ブラントン特別寄付基金教授の称号を持ち、同センターの所長を務めています。Román教授は脳卒中とアルツハイマー病の関係、さらに脳卒中の疫学、認知症予防の研究における国際的権威です。

フェレールについて

1959年創業のフェレールはスペインの非公開製薬会社で、研究開発から販売まで完全な垂直統合を確立しています。90カ国以上に展開し、国際的子会社23社を有しています。フェレールは、人々の健康と生活の質に貢献する重要分野である製薬・健康・ファインケミカル・食品の各分野で活発な事業を行っています。

フェレールは設立当初から、当社の6カ所の研究開発センター(スペインに4カ所)において革新的な医薬製品の研究開発に、また13カ所の製造センター(スペインに7カ所)で強固な産業構造の構築に真摯な努力を傾けてきました。当社の研究開発能力は、製薬、診断、ワクチン、ファインケミカル、食品・飼料の各分野に及びます。

フェレールの医薬品製造が対象とする主な治療分野は、皮膚・心血管・中枢神経系・がん・胃腸・鎮痛薬・骨代謝・抗生物質・免疫・診断・店頭販売薬・ダーマコスメとなっています。

www.ferrergrupo.com

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