JPモルガンがブラックロックと共同で新しいESG指数スイート「JPモルガンESG指数(JESG)」を開始
配信日時: 2018-04-23 21:34:00
指数はJPモルガンが独立的に管理し、新興市場債券(EMD)投資に新たな基準を確立することを目指す
(ニューヨーク)- (ビジネスワイヤ) -- JPモルガンは本日、新たな世界的債券指数スイートとなるJPモルガンESG(JESG)を発表しました。これは、環境・社会・ガバナンス(ESG)要因の複合的ベンチマークとなる指数です。この指数はブラックロックとの共同で構想されたものであり、ESG活動を強く推進している新興市場(EM)の発行体を扱うベンチマークを求める需要が債券投資化の間で高まっていることに対応いたします。
この新たな指数はJPモルガンが独立的に管理し、EMBI、GBI-EM、CEMBIといった広く利用されている当社の代表的指数を中心にした投資手法を基本にしながら全体的な債券投資戦略にESGや責任ある投資を段階的に組み込むことを目指している投資家のニーズに応えます。
JPモルガンのリサーチ部門グローバルヘッドのJoyce Changは、このように述べています。「当社は、JPモルガンESG指数(JESG)を開始します。これは、この種のものとして新興国債券市場で初めての指数であり、責任ある投資を促進するものです。指数の構想にはブラックロックが不可欠な役割を果たし、その構想が現実のものとなったことをうれしく思います。」
JPモルガンのグローバル指数リサーチ部門ヘッドのGloria Kimは、このように述べています。「責任ある投資は、多くの顧客の戦略において最重要な位置を占めるようになっており、ESGを組み込んだ適切なグローバル債券ベンチマークを利用できることが必要です。当社は、新しい指数ラインアップによって世界的な規模で投資家によるESG投資の利用を支援できることをうれしく感じています。」
ブラックロック新興市場債券ヘッドのSergio Trigo Paz氏は、このように述べています。「持続可能な投資とは、進歩や優れた先駆的な事業手法に投資することです。ESGに力を入れることは、信用力に長期的に良い影響を与えます。また、これまでのところ、新興国債券のESGは、大規模なソリューションというよりも、個別のプロジェクトごとのものとなっています。このようなベンチマークを確立することは、投資の世界を再定義する上で重要であり、あらゆるタイプの投資家が新興国債券でESG投資を広く利用できるようにするために業界標準を確立する上でも重要です。これは、新興市場投資における大きな前進です。」
最初のJESGは、EMBIグローバル・ダイバーシファイド、GBI-EMグローバル・ダイバーシファイド、CEMBIブロード・ダイバーシファイドで利用できます。JESGの手法では、ベースとなる指数を選択した後に、5つの要素を実行します。情報となるデータを定義すること、JESG指数スコアを確立すること、統合の仕組みを活用すること、倫理的ファクターと除外項目を検討すること、そして新たなESGウェイトを計算することです。新たに算出されるJESG指数スコアは、体系的に提供されて指数内で新たなESGウェイトが決定されます。ESGスコアが高い発行体には、ベースとなる指数のウェイトよりも高いウェイトが与えられます。また、JESGスイートは、グリーンボンドをオーバーウェイトにします。
JPモルガンは、ESG投資の発展に力を入れています。当社は、環境・社会・ガバナンス問題について報告書を発行し、持続可能性についての洞察とベスト・プラクティスをJPモルガン・チェースの企業顧客および投資家顧客と共有し、活動を世界的に促進しています。2017年7月に、JPモルガン・チェースは、持続可能性についての長期的取り組みをベースとして2025年までに2000億ドルのクリーン・ファイナンスを実施することを決定しました。これは、世界的な融資企業として最大規模です。また、2020年までに世界での自社の電力需要を100%再生可能エネルギーとすることも誓約しました。
編集者への注記
JESG指数は170カ国以上の650を超える発行体を対象とし、スコアはSustainalytics、RepRisk、Climate Bonds Initiative(CBI)からのデータを使用して毎日算出されます。 JESG指数は、毎営業日に算出され、毎月最後の営業日にリバランスが行われます。指数データは、Bloomberg(JPMX)とJ.P. Morgan MarketsのDataQueryで利用できます。 一般炭、タバコ、武器、その他国連グローバル・コンパクト(UNGC)の原則に違反する業種など、議論の対象になりやすいセクターでは、倫理的スクリーニングも実施します。 JPモルガンのコーポレート&インベストメント・バンク
JPモルガンのコーポレート&インベストメント・バンクは、銀行、市場、投資家サービスにおける世界的リーダーです。世界で最も重要な企業、政府機関、諸機関が当社を信頼し、100カ国以上で当社に業務を委託しています。受託資産は24兆ドル、預金残高は4230億ドルに上り、コーポレート&インベストメント・バンクは、世界各地の市場で戦略的アドバイスを提供し、資本を確保し、リスクを管理し、流動性を提供しています。JPモルガンの詳細情報は、www.jpmorgan.comでご覧いただけます。
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