がん治療と治療後の妊娠や生活について患者目線で考える市民公開講座5月20日 品川にて開催

プレスリリース発表元企業:ARTネットワークス株式会社

配信日時: 2018-04-19 10:30:00

ARTネットワークス株式会社(所在地:東京都港区)は、がん治療と治療後の妊娠や生活について、患者目線で考える市民公開講座(特別協賛:京野アートクリニック高輪)を東京・品川にて2018年5月20日(日)に開催いたします。


■市民公開講座 開催の背景
昨今、若くしてがんにかかられる患者さんは増加し続けていますが、がん治療技術の発展もあり、5年生存率、10年生存率は年々高まっています。
一方で、がん治療の副作用によって妊娠する力(妊孕性:にんようせい)が低下してしまうこと、廃絶してしまうことがありますが、がん治療前に生殖医療を用いることによって、妊孕性を温存できる可能性があります。

実際に、未受精卵子の凍結、受精卵凍結、卵巣組織凍結、精子凍結などの技術は日々進化を続けており、妊孕性温存の実施及びその後の妊娠出産に至る例も増加しています。

妊孕性温存は、がん治療克服後のクオリティオブライフ向上の観点から社会的にも非常に注目をされていますが、先日行われた新聞社のアンケートによれば、妊孕性温存の対象となった患者のうち実際に妊孕性温存を受けた患者は17%にとどまり、41%の患者は妊孕性がなくなることについての説明を受けていないと回答しています。

こうした背景から、この治療にかかわる当事者であるがんサバイバーの方、がん治療医、生殖医療専門医を集め、今だからこそ、患者目線での妊孕性温存を考える機会を設けたいと考え、2018年5月20日にがん治療と治療後の妊娠や生活について患者目線で考える市民公開講座を開催いたします。


■がん治療のこと、その後の妊娠のことについて考える市民公開講座
テーマ :患者目線での妊孕性温存 -患者は何を求め、医療者は何ができるか-
開催日時:2018年5月20日 10:00から12:00(9:30開場)
会場 :ザ・グランドホール(JR品川駅 港南口から徒歩5分)
費用 :参加無料
特別協賛:京野アートクリニック高輪

<講演テーマと講演者一覧>
(1) がんサバイバーと一緒に考える、妊孕性温存とその後
株式会社ライフサカス 黒田 朋子さま

(2) 血液・腫瘍内科領域におけるがん・生殖医療(仮)
JR東京総合病院 血液・腫瘍内科 副院長 杉本 耕一先生

(3) 妊孕性温存で今できること、これからの課題
京野アートクリニック高輪 理事長 京野 廣一先生


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