フリアーがDJIの次世代デュアルセンサー商用ドローン向けカメラ「Zenmuse XT2」に赤外線イメージング技術を提供
配信日時: 2018-04-03 02:02:00
DJIがサーマル革新プログラム「Thermal by FLIR」に参加して協業関係を拡大
(米オレゴン州ウィルソンビル)- (ビジネスワイヤ) -- フリアーシステムズ(NASDAQ: FLIR)は本日、民間向けドローンと空中撮影の世界的リーダーであるDJIが新しいドローンカメラ「DJI Zenmuse XT2」にFLIR赤外線イメージングセンサー技術を統合すると発表しました。DJI Zenmuse XT2は、DJI初のデュアルセンサー製品であり、同社が商用ドローン向けに提供する最も高度なジンバル安定化技術を搭載したカメラで、フリアーとDJIの協業関係をさらに前進させることになります。また、Zenmuse XT2は「Thermal by FLIR」パートナー・プログラムにも参加します。このプログラムは、サーマル分野における革新を推進し、FLIRブランドが赤外線イメージング分野で誇るリーダーシップ、品質、革新をパートナーが活用できるように支援するために、フリアーが設立したものです。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20180402005652/ja/
デュアルセンサー搭載のDJI Zenmuse XT2(Thermal by FLIR)(写真:ビジネスワイヤ)
DJI Zenmuse XT2は産業・公安用途に配慮して作られており、フリアーとDJIが最初に共同開発したサーマル機能搭載カメラ「DJI Zenmuse XT」の利点をさらに発展させています。この新しいドローンカメラは、高精細4Kカラービデオカメラと高解像度の放射測定カメラの両方を備えているので、操縦者は飛行中に赤外線カメラと可視光カメラを切り替えることができます。またZenmuse XT2は、フリアーの特許取得済みの多重スペクトル・ダイナミック・イメージング技術であるMSX®技術を利用して、高忠実度の可視光よるディテールを赤外線画像に写し出し、画像品質と遠近感を向上させています。
Zenmuse XT2は、DJI Matrice 600およびMatrice 200シリーズ・プラットフォームと相互接続性があるほか、DJIのデータ伝送技術と統合できるため、ライブビデオを表示できます。この完全な統合性により、ドローン操縦者はプラグ&プレイのインストールやリアルタイム制御が行えるほか、飛行中に赤外線カメラ、可視光カメラ、または赤外線および可視光カメラによるピクチャー・イン・ピクチャーの撮影が行えます。操縦者はこの柔軟性のおかげで、1台のカメラで2倍のデータを取得し、重要なタスクに集中することができます。
フリアーのジェームス・キャノン社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「FLIRセンサーを搭載したDJIの Zenmuse XT2は、1台の製品で可視光カメラと赤外線イメージ撮影の強力な機能が必要なドローン操縦者にとって、重要な技術的進歩となります。これでドローン操縦者は、着陸することなしにデータを取得できるので、捜索・救助活動、遠隔地にある機械装置や電気機器の健全性監視、ビル内の潜在的問題の特定などで、重要な強みを発揮できます。当社とDJIの協業は、サーマル技術を使って、人命や生活手段を守ることを目指す当社の使命と完全に合致しています。」
DJIのRoger Luo社長は、次のように語っています。「2015年に最初のフリアー製カメラを発表して以来、赤外線イメージングをベースにした製品への旺盛な需要を目の当たりにしています。これは赤外線画像データによって、DJIドローンがさまざまな業界で必須の製品となり、往々にして人命救助に役立つツールへと変わったためです。フリアーと共に、当社の次世代製品のZenmuse XT2を発表できることをうれしく思います。より簡単かつ効率的に操作できるこの新製品は、当社が商用ドローンの革新に傾注していることを、改めて実証しています。」
DJIは、新しいThermal by FLIRプログラムに参加する複数パートナーと1社となりました。このプログラムは、FLIR赤外線イメージングセンサーを使って、「世界の第六感」を提供することに関心がある相手先商標製品メーカー(OEM)や製品イノベーターを対象にしています。OEM、機器メーカー、起業家がThermal by FLIRブランドであることを明示し、各社がそれぞれの製品を開発・販売する過程で、フリアーから製品開発と販売のより充実したサポートを受けられるようにしています。Thermal by FLIRのその他のパートナーとして、キャット・フォーンズ、カシオ、パナソニック、ARSENZ、TinkerForgeなどがあります。
Zenmuse XT2に関する詳細は、www.flir.com/xt2をご覧ください。フリアー製センサーの統合について、詳細に関心がある機器メーカーでは、http://www.flir.com/thermalbyflir/をご覧ください。
フリアーシステムズについて
1978年に設立され、オレゴン州ウィルソンビルに本社を置くフリアーシステムズは、世界をリードするセンサーシステムメーカーであり、これらのシステムは検知と認知を向上させることで、救命支援、生産性向上、環境保護に貢献しています。3500人近くの従業員を擁するフリアーのビジョンは「世界の第六感」となることであり、そのために赤外線イメージングと隣接技術を活用し、セキュリティーおよび監視、環境/状況モニタリング、屋外レクリエーション、マシンビジョン、ナビゲーション、高度な脅威検知のための革新的でインテリジェントなソリューションを提供しています。詳細については、www.flir.comをご覧になり、@flirをフォローしてください。
将来見通しに関する記述
本リリースにおける歴史的事実ではない意見の記述は、1995年米国民事訴訟改革法の意味における将来見通しに関する記述です。それらの記述はフリアーの事業に関する現在の期待・見積もり・予測に基づくものであり、これらの期待・見積もり・予測は部分的に経営陣による想定に基づいています。これらの記述は将来の業績を保証するものではなく、予測困難なリスクや不確定要素を含んでいます。従って、実際の成果や結果は、そうした将来見通しに関する記述で表現または予測されたものと大きく異なる場合があり、そうした場合の要因はフリアーが米国証券取引委員会に随時提出する文書・報告書に記述されるリスクや不確定要素を含め、数多くにあります。そうした将来見通しに関する記述は、それらの記述がなされた日付時点での言及であり、フリアーはいかなる将来見通しに関する記述についても、本リリースの日付後の出来事または状況を反映する目的、または配信サービスまたはインターネットサービスプロバイダーにより本文書になされた変更に対応する目的で更新する義務をなんら負いません。
本リリースで言及もしくは参照している社名、ロゴ、ブランド、その他の商標は、それぞれの商標保有者の財産です。これらの商標保有者は、フリアーシステムズや当社の子会社および製品とは関係がありません。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20180402005652/ja/
連絡先
FLIR Systems, Inc.
Media:
Tim McDowd, 503-498-3146
tim.mcdowd@flir.com
or
Investor Relations:
Shane Harrison, 503-498-3547
shane.harrison@flir.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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