オートクレーブ滅菌可能な耐熱型の「ラングフルート(R)HR」が4月1日より販売開始

プレスリリース発表元企業:株式会社アコースティックイノベーションズ

配信日時: 2018-03-28 09:30:00

株式会社アコースティックイノベーションズ(本社:東京都府中市、代表取締役:相馬 一平)は、製造販売している「ラングフルート(R)」を改良し、オートクレーブ滅菌可能な耐熱仕様とした国内製造による新製品「ラングフルート(R)HR」を2018年4月1日より販売開始することを発表いたします。
株式会社アコースティックイノベーションズは、今後も革新的な音響技術の発明、開発を通じて快適で豊かな社会の実現に貢献してまいります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/153033/LL_img_153033_1.jpg
ラングフルート(R)HR

<「ラングフルート(R)」とは>
「ラングフルート(R)」は音波によって気道の粘液の排出を促進する、唯一の医療機器です。息を吹き込むことにより、ごく低い周波数の音響衝撃波を発生し、気道および肺深部にまで到達させ、その衝撃波のエネルギーで固くなった気道粘液を流動化し、排痰を促す機能を持っています。電気などが必要なく、単独で非常に容易に機能させることができ、低侵襲なので、高い安全性と利便性で、排痰が必要な患者さんをサポートすることができます。

「ラングフルート(R)」を用いた排痰誘発による喀痰採取は、患者さんに対して侵襲を伴わず、その場で迅速に検体を採取することを可能とするため、感染予防対策上も有用と考えられており、すでに日本国内では、2016年度より、「排痰誘発法」(処置J115-2)として保険収載がなされています。


<ラングフルート(R)HRの主な仕様変更点およびその意義>
製造国:米国製造から日本国内製造へ変更
素材 :チューブはSBCからポリカーボネート(オートクレーブ滅菌可能)へ変更
マウスピース、リードは変更なし


ラングフルート(R)を用いた排痰誘発は、大変有用ですが、医療機関で運用するにあたっては再使用部分のプラスティックの耐熱性の低さから、消毒を低温でしかできないという課題がありました。
従来の製品は素材がSBC(スチレン-ブタジエン共重合体)で、チューブを消毒して再使用する際、80℃以下の低温での消毒方法を用いる必要があり、こうした消毒を行う設備や院内ルーチンを準備できない医療機関では採用されづらい状況がありました。

新発売される「ラングフルート(R)HR」は、新たな精密金型による国内工場での製造により、チューブの素材を、ほとんどの医療機関で準備されているオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)による滅菌が可能な、耐熱仕様のポリカーボネートとしました。これにより、より多くの医療機関で運用が容易となるため、採用が大きく進むものと期待されます。

また、従来、輸入販売していたすべての部品を国内製造とすることにより、より安定した製品供給を可能とし、コストの削減を実現いたしました。そのため、製品の価格は従来のラングフルート(R)から据え置きとする予定です。


<新製品概要>
販売名 : ラングフルートHR
一般名 : 非能動型呼吸運動訓練装置(一般医療機器)
製造販売届出日: 2017年10月30日
届出番号 : 13B3X10187000003
製造販売元 : 株式会社アコースティックイノベーションズ
動画URL : https://www.youtube.com/watch?v=e1XRJ0SpSy4


<会社概要>
会社名 : 株式会社アコースティックイノベーションズ
代表者 : 代表取締役 相馬 一平
所在地 : 東京都府中市小柳町5-8-100
電話番号: 042-319-2144 (代表)
URL : http://acoustic-innov.com


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