スパイレント、世界初の5Gオーバー・ザ・エアー・マッシブMIMOビームフォーミングRFテストベッドの実証で協業

プレスリリース発表元企業:Spirent Communications

配信日時: 2018-03-01 20:38:00

ファーウェイ、CAICT、スパイレントが5G無線システム設計を実証

(スペイン・バルセロナ)- (ビジネスワイヤ) -- モバイル・ネットワーク、サービス、デバイス試験のグローバルリーダー企業スパイレントコミュニケーションズ(LSE:SPT)は本日、中国信息通信研究院(CAICT)にあるオーバー・ザ・エアー試験チャンバー構成で実証試験が成功したと発表しました。これは、新しい5G基地局アレイアンテナシステムの現実的評価が可能な設備です。

5G基地局(gNodeBと呼ばれる)は、数十個から数百個のアンテナエレメントを含むアレイを利用して4G技術と比べて10倍もの1秒当たりデータ量の送受信を可能にします。CAICTは、5G無線信号が空中を伝搬する状況や、反射、吸収、運動などから受ける影響を把握する高度な数学的「チャネルモード」を開発しました。CAICTはスパイレントコミュニケーションズと協力し、このような影響を反復可能な研究室環境で再現するテストベッドを設計しました。

CAICTが作り上げたシステムは、ファーウェイが5G gNodeBアンテナアレイ設計を試験するために使用されました。これにより、ファーウェイは、都市部や農村部などの何種類もの実際の環境を、計測可能で反復可能な形でシミュレートすることができます。このシステムは、100MHz以上の無線周波数帯を無反射テストチャンバー内で作り出すために、スパイレントのプローブグループ技法とSpirent Vertex 64ポートチャネル・エミュレーター構成を使用しています。この設計により、ファーウェイは、gNodeBが作り出す無線ビームのパターンを把握することができ、5Gユーザーの端末が受ける影響を再現することができます。

中国信息通信研究院の5G製品マネジャーのZhang Xiang博士は、このように語っています。「5Gを現実のものとするために業界が必要としている試験システムで先駆的に行動するためにスパイレントやファーウェイと協業できることは、ありがたいことです。5Gの作業が試行段階から商業展開に進む中で、スパイレントとCAICTは引き続きテスト手法の改良を進め、サポートする実世界のシナリオを追加し、5G能力を高めていきます。」

5Gアプリケーションに高度なRFチャネルエミュレーション試験能力をもたらすスパイレントのソリューションについて詳しく知るためには、MWC 2018(ホール6、6J37)の当社ブースにお越しいただくか、https://www.spirent.com/Products/Vertex-Channel-Emulatorをご覧ください。

スパイレントコミュニケーションズについて

試験・測定のグローバルリーダー企業のスパイレントコミュニケーションズ(LSE: SPT)は、テストデータセンター、クラウド・コンピューティングおよび仮想化環境、高速イーサネットおよびサービス、無線ネットワークおよびデバイス、ネットワークおよびアプリケーションのセキュリティー、ポジショニング技術のために幅広いソリューションのポートフォリオを提供しています。詳細情報については、http://www.spirent.com/About-Us/News_Roomをご覧ください。

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