ファッション業界専門の転職支援サービス「クリーデンス」「ファッション業界 職種別平均年収2017年版」を発表

プレスリリース発表元企業:パーソルキャリア株式会社

配信日時: 2018-02-14 13:00:00

~1位は20代後半で「店舗管理」、30代前半と30代後半で「プレス・販促」~

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営するファッション・アパレル業界専門の転職支援サービス「CREDENCE(クリーデンス)」< https://www.crede.co.jp/ >は、「ファッション業界 職種別平均年収2017年版」を発表しましたのでお知らせいたします。本調査は、クリーデンスの転職サービスに、2017年1月から12月までに登録した25~39歳に該当する転職希望者の年収データを集計したものです。



■詳細:https://www.crede.co.jp/contents/news/apparel-income_index.html

■「CREDENCE(クリーデンス)」とは < https://www.crede.co.jp/
「CREDENCE」は、パーソルキャリア株式会社が運営するファッション・アパレル業界専門の転職支援サービスです。2001年のサービス開始より「ファッションは、人が創る。」を理念に掲げ、ファッションの世界に携わるすべての人たちが、それぞれの持つ能力を充分に活かせるような環境の実現を目指しています。時代の感性をリアルタイムで捉えながら、ファッション業界を支える“人”に関する情報を独自の視点で収集・発信し、業界全体が常にいきいきとしたワークフィールドであり続けるために貢献します。

■調査結果概要 ~“売る”力が求められ、「プレス・販促」と「店舗管理」が高年収に~
年代別の平均年収を見ると、25~29歳では、1位は「店舗管理」(386万円)、2位は「VMD」(382万円)、3位は「MD・バイヤー」(379万円)となりました。30~34歳では、1位は「プレス・販促」(454万円)、2位は「店舗管理」(439万)、3位は「MD・バイヤー」(434万円)となりました。35~39歳では、1位は「プレス・販促」(520万円)、2位は「MD・バイヤー」(499万円)、3位は「OEM営業」(493万円)となりました。

2017年は“売る”力を求める企業が増加したことにともない、「プレス・販促」が30代前半と30代後半で1位となりました。「プレス・販促」として“売る”ためには、社内外との折衝能力や編集者やスタイリストとのネットワーク、展示会やイベントの運営力、そして制作・撮影スタッフのディレクション能力などさまざまな力が求められます。そのため、アパレル業界で「プレス・販促」の経験を積んだ30代の求人ニーズが高まり、年収の底上げにつながったと想定されます。

20代後半で1位、30代前半で2位となった「店舗管理」も、直接的に“売る”仕事に繋がる「販売」スタッフや「店長」を統括・管理する重要なポジションであるため、求人ニーズが増え高収入につながったと考えられます。また、働き方改革が急速に進む昨今、就労環境の見直しが重要なミッションとなる「店舗管理」の需要は、引き続き伸びていくでしょう。
[画像: https://prtimes.jp/i/22215/55/resize/d22215-55-356342-0.jpg ]

<調査概要>
■調査期間:2017年1月~2017年12月
■対象:クリーデンス転職支援サービス登録者
■調査方法:登録者の年収データより算出

■解説 ~Fashion Tech求人の増加と、働く環境の改善がさらに進む年に~
売り手市場と言われた2017年は、プレス・販促や店長・販売など、“売る”力が求められた一年でした。 中でも特に注目したいのが、ECにかかわる人材の採用です。最も求人が多かったのは、日々のサイト更新などを行う運用スタッフですが、どう売るかに携わる運用責任者やEC専任のMD、また内製化のためウェブデザイナーや制作担当などの求人も着実に増加しました。一方で、「デザイナー」や「パタンナー」など“作る”側に関しては、採用に割ける予算が限られていたこともあり、若年層を採用し育成するケースが目立ちました。

また、『インスタ映え』が流行語大賞を獲得するなど、SNSによるコミュニケーションが一般化した2017年は、ファッション・アパレル業界でもインフルエンサーによる動画コマースをはじめ、ITを活用した新たなマーケットやサービスが拡大、浸透しました。このようなFashion Tech(ファッションテック)に関連する求人は、2018年も増加する見込みです。

さらに2017年は、産休・育休の取得による欠員の補充のための求人が増加しており、また僅かずつではありますが、慢性的な労働力不足を解消するための求人は減少傾向にあります。これらの結果から、就労環境の整備に取り組む企業が着実に増えており、2018年も働く環境の改善がさらに進んでいくでしょう。(クリーデンス 事業責任者 藤田 芳彦)

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣サービスの「テンプスタッフ」、転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外の幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。

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