メイトリックス・ソフトウエアがサッター・ヒル・ベンチャーズ主導の資金調達で4000万ドルを確保

プレスリリース発表元企業:MATRIXX Software

配信日時: 2018-02-01 05:30:00

メイトリックス・ソフトウエアがサッター・ヒル・ベンチャーズ主導の資金調達で4000万ドルを確保

出資企業は、長江和記実業やスプリング・レイク・エクイティー・パートナーズなど

(米カリフォルニア州サラトガ)- (ビジネスワイヤ) -- メイトリックス・ソフトウエア(http://www.matrixx.com)は本日、シリーズCの資金調達ラウンドでサッター・ヒル・ベンチャーズが主導する数社の出資企業から4000万ドルの資金を調達したと発表しました。これに伴い、サッター・ヒルのマネジングディレクターであるStefan Dyckerhoff氏がメイトリックス・ソフトウエアの取締役会に加わります。ほかに新たに出資企業となるのはスプリング・レイク・エクイティー・パートナーズ、および「3」(スリー)ブランドの通信事業者グループとして世界全体で1億3000万以上の顧客を擁する戦略的パートナーである長江和記実業です。また、既存の出資企業で戦略的パートナーでもあるグレイロック・パートナーズ、アダムス・ストリート・パートナーズ、テルストラ・ベンチャーズ、スイスコム・ベンチャーズも今回のラウンドに参加します。

シリコンバレーを本拠とするメイトリックス・ソフトウエアは、通信業界および関連業界を対象に次世代のデジタル商取引プラットフォームを提供しています。先頃は前年比130パーセントという急激な成長を果たし、北米、英国、欧州、中東、およびアジアで新規顧客を獲得しています。今回調達した資金は、当社の世界規模での急速な事業拡大を推進する目的に使用されます。

オンラインビジネスに精通した新規市場参入者による脅威に直面し、世界中の通信事業者が我先にと事業のデジタル化に取り組んできました。多様なネットワークやサービスの進化に追いつかない古いITシステムという課題を抱えた通信事業者は、これまでのベンダー・エコシステムの外に革新的なITソリューションを求め始めています。メイトリックス・ソフトウエアの「デジタル・コマース」プラットフォームは、別々に分かれていることの多い製品設計・ライフサイクル管理、顧客エンゲージメント、サービスデリバリー、収益化の各アプリケーションを単一の包括的なプラットフォームに集約したまったく新しい通信事業サポートシステムです。

顧客エンゲージメントのデジタル化が進む中、通信事業者は、従来型のBSS/OSSアプリケーションに代わり「そのまますぐに稼動できる」ソリューションに優先的にIT投資を振り向けるようになっています。Dyckerhoff氏は次のように述べています。「通信業界とメイトリックス・ソフトウエアのシリコンバレー気質には通じるものがあると思います。メイトリックス・ソフトウエアは他の誰にもできない形で通信事業者を支援しており、同社のソリューションはパッケージ化されているため、通信事業者は何年もかけて変革プロジェクトに取り組む必要がありません。通信業界では何年も前から、より効果的で反復可能な変革モデルが必要だと言われてきました。まさに業界が求めていたソリューションをメイトリックス・ソフトウエアが持っていると考えています。」

世界の通信事業者が俊敏なデジタル競合企業とより効果的に競争できるようになるために積極的にバックエンド業務の合理化を進める中、今後もITインフラの合理化は優先事項であり続けるでしょう。3インターナショナル・オポチュニティーズ・デベロップメント(3IOD、長江和記実業の子会社)のスーザン・バッツワース最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「既存のアプリケーションをただ『デジタル』に作り変えるだけでは不十分です。今こそ、通信事業者がカスタマー・ジャーニーをITインフラの意思決定における推進要因と位置づけて自己変革を遂げる絶好の機会です。メイトリックス・ソフトウエアの開発した技術は、あらゆる通信事業者の変革目標の達成を支援できるものと考えています。」

メイトリックス・ソフトウエアの創業者で最高経営責任者(CEO)兼最高技術責任者(CTO)を務めるデイブ・ラブダは、次のように述べています。「メイトリックスは、デジタルの拡張性と俊敏性を基本理念として設立されました。当社では通信事業者と最終消費者の両方を念頭に置いて、通信事業者の業務のあり方を価値のある有意義な形で変革できる機能を備えたソフトウエアを設計しています。数十年後の未来に向けて通信業界がいかに繁栄し得るかについて当社とビジョンを共有する出資企業としてサッター・ヒル、長江和記実業、スプリング・レイク・パートナーズを迎えることを大変うれしく思います。」

メイトリックス・ソフトウエアについて

シリコンバレーを本拠とするメイトリックス・ソフトウエアは、通信事業者がデジタル経済のリーダーとなるための自己変革を支援することに努力しています。メイトリックス・デジタル・コマースは、次世代のデジタルITアーキテクチャーの基盤となるものとして当社が一から作り上げた複数特許取得済みのプラットフォームです。革新的なエンジニアリング、製品、販売、展開を通じて、通信サービス事業者(CSP)が最新のデジタルサービスを顧客に提供する上で求められるスピード、俊敏性、自律性を提供します。

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