原理特許保有の「撥水(撥油)」+「静電反撥(両性電荷)」防汚技術をベースに、国内電機メーカーと共同で「SC撥水(撥油)・両性電荷」表面膜技術を開発。
配信日時: 2018-01-22 11:45:00
「表面電荷形成・静電反撥」技術を中心に、技術研究開発及び機能化薬液の製造・販売等を行うサスティナブル・テクノロジー株式会社(略称:STi、本社:東京都、代表取締役:緒方 四郎)は、世界初の防汚技術として開発した「撥水(撥油)・両性電荷」技術をベースに、国内電機メーカーと共同で、屋内外各種機器装置や建築・道路工作物等の表面防汚・劣化低減技術開発に取り組み、このたび「SC撥水(撥油)・両性電荷」技術の完成を受け、2018年より当技術の事業開発、および各分野メーカーでの製品化に向けた取組みを開始しました。
1、技術概要
屋内外に設置の各種電気機器装置などの内外部材や、製造プラント設備や建築・土木工作物の内外部基材は設置環境条件が一様ではなく、これらの機能低下及び基材劣化防止や化粧性の維持を図るには、各基材ごとに定期的なメンテナンスを行う必要がありました。
当技術は、基材表面に付着・堆積する汚染物等を静電的に反撥し汚染防止・低減を図ると共に、水分・油分を介した汚染物類の付着・堆積も撥水(撥油)機能により対応する技術です。そのため、光・水・風などの力に頼らず防汚機能を付与することが可能です。
2、技術背景
従来、防汚機能として基材に撥水(撥油)性を付与した際の表面は負電荷を帯びた状態であり、水分(油分)に対応はできても、浮遊する正電荷または両性電荷を帯びた汚染物類については、吸着・堆積してしまうという課題がありました。一方当社の「静電反撥」技術も含む従来の各種親水(親油)性防汚技術においては、汚染物類が水分(油分)を吸着し付着した場合には、十分な機能の発揮が難しい場合がありました。これらの課題を解決するため開発を進めていた技術が「撥水(撥油)・両性電荷」防汚技術です。
本技術により全ての付着条件による汚染の防止・低減が可能になり、機器・装置内外の明暗条件や設置環境等に左右されることもなく、機器・装置などの機能や化粧性を低下させる汚染物類の付着・堆積を防止・低減することで、製品の長寿命化への寄与が可能になりました。
3、技術内容の詳細
詳細につきましては、資料ご請求時にご用意をさせて頂きます技術説明書をご参照ください。
4、事業展開
本技術による機能化膜造膜用チタニア複合金属含有水分散液は、自動車関連機器・設備(施設)および道路・土木工作物や室内外建築建材等の各種仕上材や設備機器、各種センサー等への表面防汚膜材料、および建材・車輛向けガラスのガラス焼け防止・低減技術として、国内外に技術紹介を進め展開を図って参ります。
5、資料:撥水(撥油)・両性電荷表面 防汚機構モデル図
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/147766/LL_img_147766_1.jpg
撥水(撥油)・両性電荷防汚機構モデル図
▽[静電反撥技術]について
http://www.sti-jp.com/tech/
【サスティナブル・テクノロジー株式会社について】
http://www.sti-jp.com/
略称:エス・ティ・アイ (英文:STi)
設立:平成12年9月
サスティナブル・テクノロジーは、
チタニアが造り出す「電荷形成・静電反撥」技術と、
「光触媒」技術を通じて社会に貢献する研究開発型企業です。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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