エネルギー貯蔵技術企業のフルエンスが太陽光発電の新技術プラットフォームとしてサンフレックス・エナジー・ストレージを披露

プレスリリース発表元企業:Fluence

配信日時: 2018-01-16 00:27:00

エネルギー貯蔵技術企業のフルエンスが太陽光発電の新技術プラットフォームとしてサンフレックス・エナジー・ストレージを披露

新技術により太陽光発電の不安定性を排除し、発電量を50%拡大

(米バージニア州アーリントン)- (ビジネスワイヤ) -- シーメンスとAESコーポレーションが保有するエネルギー貯蔵技術会社のフルエンスは、サンフレックス・エナジー・ストレージという名称の新技術プラットフォームを発表しました。これは、電力セクターで既に最も急速に成長している太陽光発電の能力を改善し、拡大する技術です。当社最新のエネルギー貯蔵技術プラットフォームにより、太陽光発電施設は、販売できるクリーンなエネルギーを1施設当たり最大50%増やすことができ、雲の通過などによって引き起こされる日中の太陽光の変動を排除し、エネルギー供給を夜間にまで拡大できるため、オンデマンドの太陽光資源を作り上げることができます。

フルエンス社長兼最高経営責任者(CEO)のStephen Coughlinは、このように述べています。「太陽光とエネルギー貯蔵は、現在いくつかの市場で電力供給の最も安価な手段となっており、今後5年間にさらに多くの国々で経済的損益分岐点に達します。フルエンスのサンフレックス・エナジー・ストレージのプラットフォームを利用することで、顧客は、クリーンで豊富で低コストの太陽光エネルギーを昼夜を問わずオンデマンドで提供できるようになっています。」

世界の太陽光発電の成長には目を見張るものがあり、Bloomberg New Energy Financeによれば、発電総量に占める太陽光発電の割合は、2000年から2015年までの間に7倍に増加しています。しかし、送電網の安定性を管理する使命を負う送電事業者にとっては、太陽光発電という変動的な資源が引き起こす不確実性を管理する必要性が課題となり、太陽光発電業界は、発電量が増加する中で逆風に直面しています。フルエンスの新技術プラットフォームにより、太陽光エネルギーは最も供給しやすい時にではなく最も必要とされる時に供給できるようになります。この技術革新では、太陽光エネルギーの変動を管理するためのピーク時ガス・プラントやレシプロ・エンジンといったバックアップ発電設備の必要はありません。この点は、太陽光システムと貯蔵システムの組み合わせが利用できるエネルギー源として最も安価で信頼できるものとなっている多数のマイクログリッドや島嶼地域で、極めて重要です。

フルエンス最高執行責任者(COO)のJohn Zahurancikは、このように述べています。「フルエンスのチームは、パワーリザーブ、ピーキング、ワイヤといった効率が悪いか利用率の低い従来型の電力インフラを置き換えることのできるエネルギー貯蔵ソリューションを独自に開発しました。現在、新たな電力投資は主に新規の太陽光発電能力に向かっており、当社はその効率を初めから高める機会を持っています。当社ソリューションでは、従来の施設からより多くの太陽光エネルギーを得ることができ、電力ネットワークを最高度に利用することができます。」

フルエンスのサンフレックス・エナジー・ストレージ技術プラットフォームは、当社の2つの技術プラットフォームであるアドバンシオン(Advancion)およびシーストレージ(Siestorage)から得られた業界をリードする制御および構築原理の多くに加えて、sPowerやAES Distributed Energyといった先進的太陽光開発会社との仕事から得られた経験を基盤としています。この新しいプラットフォームでは、毎日の太陽光発電のピーク時間に失われていた太陽光エネルギーを捕捉します。また、開発会社は相互接続を変更する費用をかけることなく発電パネルを追加することができるため、単一施設から供給できるエネルギー量は最大50%増加します。さらに、この新しいプラットフォームでは、太陽光出力の立ち上がりが平滑化され、制限されるため、発電所の安定性が改善します。多くの地域では、太陽光・貯蔵複合施設のための相互接続のプロセスは単純化されます。このような改善は、フルエンスのサンフレックス・エナジー・ストレージ技術プラットフォームのような個別調整されたエネルギー貯蔵ソリューションでしか得られません。さらに、エネルギー貯蔵は、発電所のシステム利用率を高め、周波数調整やその他の電力網サービスから新たな収益を得る手段を得られることで、太陽光施設の能力を拡大することができます。

フルエンスは、10年の経験を持ち、導入あるいは受注済みのエネルギー貯蔵プロジェクトは500 MWに迫り、エネルギー貯蔵技術およびサービスで市場をリードしています。フルエンスは、業界の大企業で貯蔵市場のリーダーであるシーメンスとAESの経験、人材、支援を組み合わせることで、比類のないエネルギー貯蔵能力を提供しています。フルエンスのチームは、顧客のエネルギー問題を解決することと持続的なパートナー関係を単純な商品提供よりも優先することに力を入れています。

フルエンス、そのチーム、新たな技術およびサービスの詳細情報は、http://fluenceenergy.comでご覧ください。

フルエンスについて

シーメンスとAESを親会社とするフルエンスは、世界的なエネルギー貯蔵技術ソリューションおよびサービス会社であり、技術企業としての機敏さに加えて、2つの業界大手企業の専門能力、ビジョン、財務的裏付けも持っています。業界の先駆的企業であるAESエナジー・ストレージとシーメンスの後継会社として、フルエンスは、世界の電力供給方法を変容させることで持続可能性の高い未来を作り上げることを目指しています。当社は、急速に変化しているエネルギー業界の顧客が抱える多様なニーズと課題に対応できる実績あるエネルギー貯蔵技術ソリューションを提供し、160カ国以上で、設計・納入・統合を実施しています。フルエンスは、お客さまに初めから最後まで密接に協力し、助言、資金、プロジェクト完了までのサービスを提供します。今日までに、フルエンスのチームは、市場をリードする56件のプロジェクトを実施あるいは受注してきました。その総容量は15カ国で485 MWに上ります。詳細情報についてはhttp://fluenceenergy.com/をご覧いただき、ツイッターでは@FluenceEnergyでフルエンスのフォローをお願いします。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。





businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20180115005411/ja/

連絡先
Media:
Fluence
Steven Goldman, 703-721-8673
steven.goldman@fluenceenergy.com

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ