サウンドハウンドの音声AIプラットフォームHoundifyがCESにて車載製品、コネクテッドスピーカー、ロボット、家電、拡張現実、ウエアラブルなどでの会話的体験の実現に威力を発揮
配信日時: 2018-01-15 17:10:00
(ラスベガス)- (ビジネスワイヤ) -- 音声認識AI/会話インテリジェンス技術の一流革新企業であるサウンドハウンドは本日、当社の音声AIプラットフォームHoundify™(ハウンディファイ)を多くのモノのインターネット(IoT)の分野における製品に導入したと発表しました。これらの分野は車載、コネクテッドスピーカー、ロボット工学、家電、拡張現実体験、スマートホーム、ウエアラブルに及びます。Houndifyを採用した製品を展示している企業の一部としては、ヒュンダイ、ヒューマックス、バン、メイフィールド・ロボティクス、AvatarMind Robots(南京阿凡達机器人科技有限公司)、モディフェイス、フォトスプリング、オンキヨーがあります。各社製品のデモが今週ラスベガスで開催される2018年CESで実施されます。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:http://www.businesswire.com/news/home/20180115005195/ja/
ヒュンダイ・インテリジェント・パーソナル・エージェント(写真:ビジネスワイヤ)
車載製品: ヒュンダイ・インテリジェント・パーソナル・エージェント — インテリジェント・パーソナル・エージェントはHoundifyの力を活用したヒュンダイ最新の音声認識仮想アシスタントシステムであり、システムの予見的アシスタント機能が運転手のニーズを予測できる未来的運転体験をもたらします。運転手はエアコン、サンルーフ、ドア錠を含む車体機能を音声コマンドでスムーズに制御できます。Houndifyプラットフォームにより、電話の通話、ハンズフリーのテキストメッセージング、行き先の検索、前回検索の精緻化、音楽の再生、天気の確認、スケジュール管理など、運転手にとっての多様な利便性をまとめて実現します。こうした体験はカー・ツー・ホーム(Car to Home)サービスもサポートしており、これにより運転手は車内からスマートホームデバイスとやり取りできます。 コネクテッドスピーカー: ヒューマックス製スピーカー — ヒューマックスはデジタルセットトップボックス、スマートホーム/ゲートウェイソリューション、コネクテッドデバイス、ネットワークソリューションを製造する世界最大メーカーの一角を占めており、世界90カ国以上に製品を輸出していますが、サウンドハウンドと提携して、ディスプレー機能付きの新AIスピーカーにクラス最高のパーソナル音声アシスタント機能を搭載しました。サウンドハウンドの高機能Houndifyプラットフォームを活用することで、ユーザーは複合クエリーなどの複雑なクエリーを行い、コンテクストなしに関連質問を尋ねることができます。新たなヒューマックス製スピーカーのユーザーは、新しい「スキル」をまったく行使することなく、Houndifyの拡張し続ける機能と領域知識を利用するという利点も得られます。 ロボット工学: メイフィールド・ロボティクス製「クーリ」(Kuri)ロボット — Houndifyがクーリに貢献しています。クーリはキュートで愛らしい家庭用ロボットで、「はいクーリ、ジョークを言ってみて」、「ただいま」、「私のお気に入りの曲をかけて」など、種々のコマンドを聞き取って理解します。 AvatarMind製iPalロボット — iPalロボットはロボットの動きを指示するHoundifyの音声制御機能と、クエリーのフォローアップと精緻化を行う機能などの一般的音声アシスタント機能を搭載しています。商用や教育用の特定の使用事例に合わせてカスタマイズすることもできます。 家電製品: バン製Sure Immersionコーヒーメーカー — バンは商業用飲料自動販売機の世界的大手として世界の飲料大手ブランドと取引しており、コーヒーメーカーの製造企業としておなじみですが、すぐにお好みの豆を挽いてコーヒーを入れる「ビーン・ツー・カップ」(bean-to-cup)機能を搭載したSure Immersion Machineを開発しました。Houndifyが搭載されているため、ユーザーは「OK、バリスタ」という起動文句を話してコーヒーメーカーを双方向で操作できます。コーヒーを入れている間、ユーザーは天気、スポーツの最新情報、栄養に関する情報などについて聞くことができ、各ブランド向けに独自の体験をカスタマイズ可能です。 拡張現実: モディフェイス・メークアップ・ミラー — モディフェイスの世界で最も正確な美容ARエンジンを活用することで、iPad(アイパッド)などのデバイスがマジックミラーとなり、ユーザーが仮想的にメークを試すことができます。モディフェイス製メークアップアプリケーションはHoundifyを搭載することで、音声認識対応となります。例えば、「グリーンのアイシャドーにしてみせて」とか「赤の口紅とピンクの頬紅を加えて」と言うだけで、アプリケーションがそうしたメーク効果でどう見えるかをユーザーに示します。モディフェイスの技術はロレアル、セフォラ、エスティ ローダー、マックを含め、世界のトップビューティーブランドが使用しています。 スマートホーム: フォトスプリング製デジタルフォトフレーム — フォトスプリングは大事な人々とのつながりを維持する手助けをすることで、デジタルフォト/ビデオ体験のあり方を変えます。使いやすいWiFi接続型タッチスクリーン式デジタルフレームがユーザーのiPhone(アイフォーン)、アンドロイド機器、その他のウェブ接続機器から写真やビデオを自動的にアップして共有します。Houndifyの音声アシスタントにより、ユーザーは「OKハウンド、私のアルバムを見せて」と話して指示を出したり、天気や地元のレストランについて聞いたり、タイマー設定をお願いしたりなどができます。 ウエアラブル: オンキヨー製AIスマートウエアラブル — オンキヨーが展示するウエアラブル・スマート・コンシェルジュ・デバイスは、首周りに身に付けて使用するもので、音声アシスタント機能を搭載しています。ユーザーはハンズフリーで話すだけで、アシスタントを起動して、検索、ナビ、音楽の再生、テキストメッセージの送信などができます。 サウンドハウンドを設立したKeyvan Mohajer最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「会話音声インターフェースは私たちが周囲のデバイスとやり取りする方法をこれから変えていくものであり、物に話しかけるというユーザー行為は急速に日常生活の不可欠の要素になっていくでしょう。プラットフォームに制約されないHoundifyの手法により、あらゆる分野の企業は自社ブランドのアイデンティティーを維持しながら、しっかりした会話音声インターフェースを迅速・容易に自社製品に組み込むことが可能になるわけで、私たちは今回の新たな提携成果を当社ポートフォリオに加えられることに感激しています。」
Houndifyは開発者や企業所有者が会話インターフェースを至る所に導入して、差別化と革新を実現しながら、自社ブランドとユーザーの管理を維持できるようにする点で、初の独立型AIプラットフォームとなります。Houndifyは、世界最速の音声認識、最も洗練された自然言語理解、使いやすい開発者用ツール、ナレッジグラフ、急速に数を増やしている大規模なドメインを含め、音声/AI統合に必要な技術要素すべてを提供します。ドメインは自然で真に会話的なインターフェースを特定のトピックについて提供するためのプログラムであり、ユーザーは特定文言の決め打ちコマンドやスキルを覚えて使用する必要がありません。
Houndify技術はサウンドハウンドによる10年以上の研究開発と革新の成果であり、独自の重要な優位性をもたらします。重要な優位性には、サウンドハウンドが特許を取得したスピーチ・ツー・ミーニング(Speech-to-Meaning™)技術と深層意味理解(Deep Meaning Understanding™)技術があります。これにより音声認識と音声応答において前例のない速度と正確性が実現し、ユーザーの位置や以前のクエリーなどのコンテクストを理解して、自然なやり取りを支えます。
2015年12月に発表してから6万社以上のパートナーがHoundifyプラットフォームに登録しており、1000種以上の独自製品にHoundifyが搭載されています。戦略的提携の相手にはサムスン(ARTIKスマートIoTプラットフォーム)とNVIDIAがあり、NVIDIA製GPUを活用することでクラウドに接続することなく、Houndifyの大規模な音声語彙認識/自然言語理解機能を車内で実現します。その他のHoundify提携の相手にはシャープ(RoBoHoN®プラットフォーム)、当社の音声技術をオーバードライブ(OverDryve™)コネクテッドカーデバイスに活用したランドマクナリー、世界の自動車メーカー11社があります。
Houndifyプラットフォームの検討に関心のある開発者の方はHoundify.comをご覧いただくことで詳細情報の入手と登録が可能です。音声検索/アシスタントアプリのHound(ハウンド)はiOS/アンドロイド対応フリーアプリとして提供され、SoundHound.comからダウンロード可能です。
サウンドハウンドについて:
サウンドハウンドは音声を理解可能で対応可能な意味に変えます。私たちは、人々がお互いにやり取りするのと同様に、人々が自然に携帯電話、自動車、TV、音楽スピーカー、その他の新登場の「コネクテッド分野」のあらゆる構成要素に話しかけることで、自分たちの周囲のモノとやり取りできるようになると考えます。当社の消費者向け製品であるHound(ハウンド)はスピーチ・ツー・ミーニング技術と深層意味理解技術を活用して、画期的なスマートフォン体験を生み出しており、Houndifyプラットフォームを基盤とする初の製品となっています。当社のSoundHound製品は当社の技術を音楽に適用することで、人々が自分の周囲の音楽を発見・検索・共有し、さらには歌ったりハミングしたりすることで頭に残った曲の名前を発見することさえ実現します。Houndifyプラットフォームを通じて、当社は音声認識AIをすべての人々に行き渡らせ、それに基づいてその他を構築できるようにすることを目指しています。私たちはこれを集合的AI(Collective AI)と呼びます。当社の使命はあらゆるモノをHoundifyすることです。
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連絡先
Moxie Communications Group
Alyssa Galella, 562-294-6261
pr@soundhound.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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