Synacorがコミュニケーションおよびコラボレーション・スイートのZimbraを機能強化

Zimbra 8.8がユーザー体験と技術スタックのアップデートを提供

（米ニューヨーク州バッファロー）- （ビジネスワイヤ） -- Synacor（NASDAQ：SYNC）は本日、Zimbra 8.8の提供を開始したと発表しました。この使い勝手のよいコラボレーション・プラットフォームは、企業レベルのファイル同期とファイル共有を可能にするZimbraドライブやZimbraチャットなど、新しいユーザー体験を可能にする機能を備えています。ネットワーク版は技術スタックが強化されており、リアルタイムバックアップ、モバイルとデスクトップ間のアクティブシンク（ActiveSync）、顧客が保管データをより安価なストレージソリューションに移せる階層型ストレージ管理（HSM）、改善された管理者委任機能などを備えています。

Synacorの企業販売・マーケティング担当バイスプレジデントのマーカス・テオは、次のように述べています。「Zimbra 8.8は、エンドユーザーと技術の意思決定者にとって、魅力的なアップデートです。顧客は、Zimbraがオープンコード、拡張性、複数デバイスにおけるアクセス性、導入の柔軟性を通じて、セキュリティー、プライバシー、透明性を提供してくれると頼りにしています。このアップデートはそうした信条を基盤に、エンドユーザーとシステム管理者の体験を向上できる機能強化を施しました。」

Zimbra 8.8を購入するユーザーやZimbra 8.8へとアップデートするユーザーは、以下のような機能を利用できるメリットがあります。

Zimbraチャット：Zimbra 8.8の全バージョンに、ピアツーピアのテキストチャット機能が付属します。ユーザーはインスタントメッセージのホスティングに、サードパーティーを利用する必要がありません。これらの機能はプラットフォームのネイティブ機能となります。 Zimbraドライブ：Zimbraドライブにより、ユーザーはファイルストレージのホストと管理、同期、共有が行えます。顧客はサードパーティーのストレージツールを利用して文書を同期・共有する必要がないため、データのセキュリティーを強化できるメリットがあります。 リアルタイムバックアップ：Zimbra 8.8はバックアップ中にデータの損失が起きないようにします。これはネイティブでリアルタイムバックアップを行える市場初のソリューションで、顧客はバックアップに必要なサーバー容量を最大50パーセント削減できます。 アクティブシンク：モバイル・デスクトップ間の同期サービスが刷新されたため、顧客はすべてのデバイスでZimbraの全機能をシームレスに利用できます。 階層型ストレージ管理（HSM）：HSMを改善して、顧客が保管データを低コストのS3対応ストレージサービスに移せるようにしました。この機能強化により、顧客はストレージ容量を最大50パーセント節減できます。 管理者委任：Zimbra 8.8は、新しい改善された管理者委任モジュールを備えています。顧客は数分で管理者委任を設定できるので、ホスティングプロバイダーと大企業は中核的な管理機能を分散させつつ、プラットフォームの安定性とセキュリティーを保護できます。 ゴールドレベルZimbraビジネス・サービスプロバイダーであり、EMEAにおける有数のZimbraパートナーであるIn-Tuition NetworksのMarc Gadsdon最高経営責任者（CEO）は、次のように語っています。「In-Tuition Networksが11年間にわたってSynacorのZimbra製品を支援してきたのは、市販されているeメールソリューションの中では最も低いTCOで、素晴らしい機能、信頼性、セキュリティーを当社のお客さまに提供できるソリューションだからです。今回の機能強化で、当社はさらなる価値を提供し、革新的サービスを開始できます。このアップグレードは、SynacorがZimbraを市場で最高のソリューションにするために取り組んでいることを浮き彫りにしています。」

このリリースは、市場調査会社のラディカティ・グループがZimbraをトッププレーヤーにランク付けしたという発表に続くものです。ランキングは、同社の年次報告書「2017年サービスプロバイダー向けメッセージングプラットフォーム」に含まれています。

Zimbraについて

ZimbraはSynacorの製品であり、eメール、カレンダー、ファイル共有、チャット、ビデオチャットを含む統一的コラボレーション・ソフトウエアにより、人々と情報を結びつけます。Zimbraは約5億個のメールボックスに採用され、1500社のパートナーと共に機能しています。Zimbraは、2500社以上の企業、1000を超える政府機関、100社以上のサービスプロバイダーに信頼されています。

Zimbraはオンプレミスとクラウドに導入できるほか、ハイブリッドサービスとしても導入できます。Zimbraビジネス・ソリューション・プロバイダー・ネットワークは、Zimbraをホステッドサービスとして提供します。Synacorは、ターンキーで完全にホスティング／管理された収益化ソリューションをサービスプロバイダー向けに運用しています。

世界のeメール市場は相変わらず成長を続けています。ラディカティ・グループによれば、2020年末までに世界の成人人口の約半数がeメールアカウントを持つと予想されています。Synacorは最近、新しいホワイトペーパー「eメールのルネッサンス（Email’s Renaissance）」を発表しました。そこでは、eメールに関する消費者の行動、態度、習慣の変化について、またeメールプロバイダーにとっての主要な難題、コラボレーションを活用して革新を加速することのメリットについて、概要を述べています。

Synacorについて

Synacor（Nasdaq：SYNC）は、ビデオ、インターネット、通信のプロバイダー、機器メーカー、政府、企業のための信頼できる技術開発、マルチプラットフォームサービス、収益のパートナーです。Synacorの使命は、お客さまと消費者の関係を向上させることです。当社のお客さまは、Synacorの技術プラットフォームおよびサービスを使用して事業と加入者関係を拡大しています。Synacorは、マネージドポータル、広告ソリューション、Eメールおよびコラボレーションプラットフォーム、エンドツーエンドのビデオソリューション、クラウドベースのID管理を提供しています。www.synacor.com

Zimbraのパートナーになるための詳細に関しては、https://www.zimbra.com/partners/become-partner/ をご覧ください。

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