アルテミス病院が全診療科にマシモ・ペイシェント・セーフティーネットを採用するインド初の病院に

プレスリリース発表元企業:Masimo

配信日時: 2017-12-05 02:41:00

アルテミス病院が全診療科にマシモ・ペイシェント・セーフティーネットを採用するインド初の病院に

補助的患者サーベイランスシステムはMasimo SET®/rainbow®対応モニターと併用して1日24時間の連続遠隔モニタリングを実現

(印グルガオン)- (ビジネスワイヤ) -- マシモ(NASDAQ: MASI)は本日、インドのデリー首都圏の大手総合病院の1つであるアルテミス病院が、すべての診療科に補助的な遠隔モニタリング・医師通報システムのマシモ・ペイシェント・セーフティーネット(Masimo Patient SafetyNet™*)を採用すると発表しました。

病院のチームは、ペイシェント・セーフティーネットをSET®パルスオキシメトリーおよびrainbow® pulse CO-oximetry と併用することで、患者の重要パラメーターをモニターし、マシモのベッドサイドモニターが記録した患者の容体変化を通じ、患者の容体悪化が起こり得る兆候についての詳細な情報を得ることが可能になります。アルテミスはインドの病院として初めて、このような24時間の患者サーベイランスをすべての診療科で提供することになります。アルテミス病院はペイシェント・セーフティーネットにより、米国のダートマス・ヒッチコック医療センターと同様の成績を達成することを期待しています。同医療センターは10年にわたって内科/外科系の全部門で総合的な警報管理戦略の一部としてMasimo SET®パルスオキシメトリーとペイシェント・セーフティーネットを使用してきましたが、同じ10年間で患者の重症度が悪化して、病床利用率が増えているにもかかわらず、計画外のICU搬送の50%低減と救急事象の60%低減を2016年に達成しました1,2

アルテミス病院の理事であるDr. Devlina Chakravartyは、次のように述べています。「アルテミスは患者中心のケアで有名ですが、さまざまな診療科を通じて連続的に患者をモニターできる技術を使用することで、さらに評価を高めたいと考えました。当院の厳格なクオリティー基準と最先端のインフラストラクチャーを考えれば、ペイシェント・セーフティーネットはうってつけです。」

ペイシェント・セーフティーネットにより、中央モニタリングステーションにいる医師は、ベッドサイトのモニタリング機器から連続的に転送される患者データを吟味することができます。また医師が病院内のどこにいても通知を中継する安定した補助的警報通知/通知先拡大プロセスの機能も備えています。通知に対して応答がなかった場合、カスタマイズ可能なプロトコルに従って、他の医師へと通知先が拡大されます。

アルテミス病院の医長兼循環器科科長であるDr. (Col.) Manjinder Singh Sandhuは、次のように述べています。「当院は患者ケアを改善できる活動や技術の採用で業界の先駆けとなってきました。通常はモニタリングが行われていない診療科での補助的な連続遠隔モニタリングはそのような活動の1つで、当院既存のプロトコルやインフラストラクチャーにシームレスに統合できるソリューションを求めていました。マシモのペイシェント・セーフティーネットは、そのようなシステムであり、比類のない価値と手間のかからない統合を提供することがわかりました。」

マシモの世界的販売・専門サービス・メディカルアフェアーズ担当プレジデントであるジョン・コールマンは、次のように述べています。「アルテミス病院は、すべての患者を常時モニタリングするというコミットメントにより、インドにおける患者安全を先導しています。SET®技術を使用した連続的遠隔モニタリングは、命を救い貴重な資源を節約します。アルテミス病院に当社の技術で貢献できるのは当社にとって大きな喜びです。」

マシモのインド・ISC担当カントリーマネジャーであるバーラト・モンテイロは、次のように付け加えています。「当社は、カスタム化した製品の提供と独自の価値提案により、インドにおける連続的遠隔モニタリングの状況を変革している最中です。マシモとアルテミス病院は患者ケアに対するコミットメントを共有しており、アルテミスのチームと協力して同病院による患者・医師のケア・満足度の改善に貢献できることに感激しています。」

アルテミス病院の各診療科には、患者モニタリング・コネクティビティ・プラットフォームRoot®と併用するBluetooth/WiFI対応ウエアラブルテザーレスモニターのRadius-7® Pulse CO-Oximeter®や、マシモの最新ベッドサイドpulse CO-oximeterであるRad-97™などのベッドサイトモニタリングデバイスが備えられます。これらのデバイスは、SET® Measure-through Motion and Low Perfusion™(体動時・低灌流時モニタリング可能)パルスオキシメトリー技術を搭載しています。本技術は全患者の酸素飽和度、脈拍数、灌流指標を測定するもので、看護師をあまり投入できない領域における患者モニタリングが実現困難である原因となっていた誤報を減らします3。一部の患者は、ヘモグロビンを連続的かつ非侵襲的に測定するMasimo rainbow®パラメーターのSpHb®を使用したモニタリングも受けます。各フロアでは、非侵襲的統合型血圧・体温モニターを備えたカート搭載型Rootも使用され、バイタルサインと各種情報の定期的スポットチェックを実施して、Root内蔵機能としての早期警告スコアを自動生成します。これらのデバイスすべてから得られた患者データに加え、ペイシェント・セーフティーネットから伝送されたデータが、病院の電子カルテ(EMR)および病院情報システム(HIS)に自動的に統合されます。

2007年設立のアルテミス病院は、インドのグルガオンにある380床の最先端総合病院です。グルガオンの病院として初めて、国際医療施設認定合同機構(JCI)およびインドの全国病院・医療提供機関認定委員会(NABH)より認定を受けました。

@MasimoInnovates | #Masimo

*Patient SafetyNetの商標の使用は、ユニバーシティ・ヘルスシステム・コンソーシアムからのライセンスに基づいています。

References

McGrath SP et al. Surveillance Monitoring Management for General Care Units: Strategy, Design, and Implementation. The Joint Commission Journal on Quality and Patient Safety. 2016 Jul;42(7):293-302. Taenzer AH et al. Postoperative Monitoring – The Dartmouth Experience. Anesthesia Patient Safety Foundation Newsletter. Spring-Summer 2012. Shah N et al. Performance of Three New-Generation Pulse Oximeters during Motion and Low Perfusion in Volunteers. J Clin Anesth. 2012 Aug;24(5):385-91. マシモについて

マシモ(NASDAQ: MASI)は革新的な非侵襲的モニタリング技術における世界的リーダー企業です。当社の使命は、患者ケアの転帰を改善し、コストを削減することです。1995年、当社はMasimo SET® Measure-through Motion and Low Perfusion™(体動時・低灌流時モニタリング可能)パルスオキシメトリーを発表しました。Masimo SET®は誤報を大幅に減らし、正確なモニタリングで正しい警報を発することが多くの研究で示されています。Masimo SET®は医師が新生児における重度の未熟児網膜症を減らし1、新生児におけるCCHDスクリーニング値を改善し2、また術後の病棟におけるマシモ・ペイシェント・セーフティーネット(Masimo Patient SafetyNet™)*での連続的モニタリングで使用した場合、救急対応の実動とコストを削減する3,4,5ことが示されています。Masimo SET®は世界各国の主要な病院やその他の医療現場で推定1億人以上の患者に使用されており6、USニューズ&ワールド・レポート誌の2017-18年全米優良病院ランキング7に掲載された上位20病院中の17病院で最重要のパルスオキシメトリーとなっています。2005年、マシモはrainbow® Pulse CO-Oximetry技術を発表し、それまで侵襲的な手段でのみ可能であった血液成分モニタリングを非侵襲的、連続的なものとすることを可能にしました。測定できるのは、SpO2、脈拍数、灌流指標(Pi)に加え、トータルヘモグロビン濃度(SpHb®)、酸素含量(SpOC™)、カルボキシヘモグロビン濃度(SpCO®)、メトヘモグロビン濃度(SpMet®)、脈波変動指標(PVi®)、さらに最近では予備酸素摂量指数(ORi™)です。2014年、マシモはマシモ・オープン・コネクト(Masimo Open Connect、MOC-9)インターフェースを装備した直感的な患者モニタリング・コネクティビティ・プラットフォームRoot®を導入し、他社が新たな特性や測定機能でRootを強化できるようにしました。またマシモはウエアラブル患者モニターRadius-7™、スマートフォン向けパルスオキシメーターiSpO2®、フィンガーチップパルスオキシメーターMightySat™などの製品でmHealth(モバイルヘルス)におけるリーダーの役割を積極的に果たしています。マシモと当社製品の追加情報については、www.masimo.comをご覧ください。マシモの製品に関して発表済みの臨床研究の結果はhttp://www.masimo.com/cpub/clinical-evidence.htmでご覧いただけます。

ORiはFDA 510(k)承認を取得しておらず、米国では販売されていません。

*Patient SafetyNetの商標の使用は、ユニバーシティ・ヘルスシステム・コンソーシアムからのライセンスに基づいています。

References

Castillo A et al. Prevention of Retinopathy of Prematurity in Preterm Infants through Changes in Clinical Practice and SpO2 Technology. Acta Paediatr. 2011 Feb;100(2):188-92. de-Wahl Granelli A et al. Impact of pulse oximetry screening on the detection of duct dependent congenital heart disease: a Swedish prospective screening study in 39,821 newborns. BMJ. 2009;338. Taenzer AH et al. Impact of Pulse Oximetry Surveillance on Rescue Events and Intensive Care Unit Transfers: A Before-And-After Concurrence Study. Anesthesiology. 2010; 112(2):282-287. Taenzer AH et al. Postoperative Monitoring – The Dartmouth Experience. Anesthesia Patient Safety Foundation Newsletter. Spring-Summer 2012. McGrath SP et al. Surveillance Monitoring Management for General Care Units: Strategy, Design, and Implementation. The Joint Commission Journal on Quality and Patient Safety. 2016 Jul;42(7):293-302. 推定値:マシモの社内資料 http://health.usnews.com/health-care/best-hospitals/articles/best-hospitals-honor-roll-and-overview. 将来見通しに関する記述

本プレスリリースは、1995年民事証券訴訟改革法との関連で、1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条で規定された将来見通しに関する記述を含みます。これらの将来見通しに関する記述には、特にマシモ・ペイシェント・セーフティーネット(Masimo Patient SafetyNet™)の潜在的有効性などに関する記述が含まれています。これらの将来見通しに関する記述は、当社に影響を及ぼす将来の出来事についての現時点での予測に基づいており、リスクおよび不確実性に左右され、これらのすべてが予測困難で、これらのすべてが当社のコントロールを超えており、種々のリスク要因の結果として、将来見通しに関する記述で表明された内容とは不利な形で著しく異なる結果が生じる場合の原因となり得るものです。これらのリスク要因には、臨床結果の再現性に関する当社の仮定に関連するリスク、マシモ・ペイシェント・セーフティーネット(Masimo Patient SafetyNet™)を含むマシモ独自の非侵襲的測定技術が良好な臨床結果と患者安全性に貢献するという当社見解に関連するリスク、マシモの非侵襲的医療技術のブレイクスルーがコスト効率に優れたソリューションと独自のメリットを提供するとの当社見解に関連するリスクに加え、米国証券取引委員会(SEC)に提出した当社の最新報告書のセクション「リスク要因(Risk Factors)」で指摘したその他の要因が含まれますが、これらの要因に限定されません。これらの報告書はSECのウェブサイト(www.sec.gov)から無料で入手できます。当社は将来見通しに関する記述に反映された予測が合理的であると考えるものの、当社はこれらの予測が正しいと判明するかどうか判断できません。本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述はすべて、全体として前記の注意書きによる明示的条件の下に成立するものです。読者の皆さまは、本日の時点についてのみ言及しているこれら将来見通しに関する記述に過度の信頼を寄せないようお願いします。当社はこれらの記述または当社がSECに提出した直近の報告書に含まれる「リスク要因」について、新規の情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、適用される証券法で求められる場合を除き、更新・修正・説明する義務を何ら負いません。

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