エンビジョンテックがエンタープライズソフトウエアスイートをformnext 2017で発表し、3Dプリンターによる量産を支える
配信日時: 2017-11-17 06:53:00
新しいパーファクトリー・ソフトウエア・スイート(PSS)3.2はエンビジョンテックの3Dプリンター技術のすべてに対応し、今日の積層造形分野で最も広範な機能を提供
新しいオブザーバー機能により、ユーザーはネットワーク化されたスマート生産環境上の複数台の3Dプリンターで実行される複数のプリントジョブを準備・モニタリング・管理可能に
PSS 3.2は新たに3MFファイルをサポートし、円形パターン、等高線、シェル、内部支持構造、高速連続3D印刷のための露光方式を強化
(米ミシガン州ディアボーン)- (ビジネスワイヤ) -- デスクトップ型/フル生産向け3Dプリンターと材料を提供する世界一流企業のエンビジョンテックは本日、当社のパーファクトリー(Perfactory)ソフトウエアスイートのアップグレードを発表しました。今回のアップグレードにより、ユーザーは複数台の3Dプリンターで実行される複数のプリントジョブを準備・モニタリング・管理するなどの利点が得られます。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:http://www.businesswire.com/news/home/20171116006473/ja/
EnvisionTEC launches new Enterprise Software Suite for production 3D printing at formnext 2017. The new Observer feature in Perfactory Software Suite 3.2 allows users to prepare, manage and edit print jobs across numerous 3D printers on a network. (Graphic: Business Wire)
新しいパーファクトリー・ソフトウエア・スイート(PSS)3.2は、デスクトップ型、パーファクトリー、3SP、cDLM、3Dバイオプロッター(3D-Bioplotter®)、Viridis3Dの各マシンを含め、当社の全技術に対応しています。このソフトウエアは、積層造形分野の有力イベントとしてドイツのフランクフルトで11月17日(金)まで開催されるformnext 2017で展示します。
また、PSS 3.2に新たに追加されたオブザーバー機能は、従来の機能に加え、ネットワーク上のエンビジョンテック製3Dプリンターを名称/機種別で認識するほか、各プリントジョブのプログレスバーを完了までの予測時間と共に表示し、ユーザーがプリントジョブを再調整したり中止したりすることもできます。
最高経営責任者(CEO)のアル・シブラニは、次のように語っています。「オブザーバー機能を追加した新しいソフトウエアスイートは、当社がフル生産に向け、一貫して3Dプリンターを極限まで進化させるべく、顧客の声に耳を傾け、顧客に必要なツールを提供していることを実証しています。当社の3Dプリンターは10年以上にわたり、カスタマイズ式量産に使用されています。今回のオブザーバー機能により、多数のプリントジョブを処理する3Dプリンターが多数設置された工場を容易に管理できるようになります。」
新しいPSS 3.2は、初期の高速試作の要求に応えたRPとして知られるエンビジョンテック製定番ソフトウエアの機能をすべて備えています。15年間にわたり、RPはSTLファイル形式のデジタル部品を「ビルド・スタイル」でプリントジョブに変換するために使用されてきました。ビルド・スタイルは、ある物体を特定の材料を使用して特定のプリンターで作成する方法を制御するものです。エンビジョンテックの専有的なビルド・スタイル方式は、特定のプリンターと特定の材料との組み合わせに最適化するための約二十数種類のマシンパラメーターを制御します。
PSS 3.2は新たに3MFファイル形式もサポートし、特定パターン向けの多様な露光方式に改善を加え、部品サイズの変更機能やX、Y、Z軸でプリントをクリップする機能など、多様な新ツールも提供しています。また新しいジョブインスペクター機能により、ユーザーは各レイヤーを点検して、どの機能が適用されたのかを表示することもできます。
さらに、PSS 3.2はエンビジョンテックの特許取得済みの連続デジタル光造形(Continuous Digital Light Manufacturing :cDLM)技術で高速3D印刷を行うための特別ソフトウエア制御機能も備えています。これらのソフトウエア制御機能によってビルドエンベロープ全体で正確な印刷が可能となりますが、これは競合する連続プリンターがしのぎを削っている領域です。
PSS 3.2は1年以上をかけ、ドイツのグラートベックとウクライナのキエフを拠点とするエンビジョンテックの経験豊富な3D印刷ソフトウエア開発チームにより開発されました。
エンビジョンテックについて
エンビジョンテックは、業務グレードの3D印刷ソリューションを提供する世界一流企業です。先駆的な商用DLP印刷技術をもとに2002年に設立されたエンビジョンテックは、現在6つの特徴的な技術を基盤に、デジタル設計ファイルからモノを造形できる40種類以上の構成の3Dプリンターを販売しています。当社の高品質な3Dプリンターは、さまざまな医療・業務・産業市場にサービスを提供し、その精度、表面品質、機能、速度が評価されています。エンビジョンテックの知的財産には、140件以上の出願中特許と取得済み特許が含まれます。詳しい情報については、EnvisionTEC.comをご覧ください。
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businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20171116006473/ja/
連絡先
EnvisionTEC
Sarah A. Webster, +1-313-888-4460
swebster@envisiontec.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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