~エムティーアイ×常陽銀行 実証実験第2弾開始!~口座直結型スマートフォン決済による「割り勘・集金」で、決済シーンをもっと豊かに
配信日時: 2017-10-19 15:01:03
株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏、以下「エムティーアイ」)は、常陽銀行(茨城県水戸市、頭取:寺門 一義)と、「割り勘・集金」機能を追加した「口座直結型スマートフォン決済」※1の実証実験を10月27日(金)より開始します。
本実験は、8月1日(火)から常陽銀行本店で実施している、事業者と消費者間の決済において「口座直結型スマートフォン決済」を利用する実証実験(http://www.mti.co.jp/?p=22075)を応用した第2弾で、今回は「割り勘・集金」機能を提供することで、現金を使わずスマートフォンのみで消費者同士の送金を実現し、その利便性・有効性を検証します。対象者は常陽銀行グループの全従業員5,700名(2017年3月末時点)及び従業員の家族とし、合計1万人を超える大規模な実証実験となります。
今後は、第1弾の実証実験と今回の実験の結果から得られたノウハウをもとに、キャッシュレス社会の実現に貢献するサービスの提供を目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2943/352/resize/d2943-352-956063-0.jpg ]
◆エムティーアイの「口座直結型スマートフォン決済」サービスで、キャッシュレス社会の実現へ
金融とITが融合したFinTechへの取り組みが国内でも加速している現在、手続きやプロセスを簡略化したシンプルかつ安全な新しい決済の仕組みづくりに期待が寄せられています。
エムティーアイでは、クレジットカード会社や中間事業者を介さずに銀行口座から即時に代金の引落や入金を可能にする「口座直結型スマートフォン決済」のサービス構築に向けた取り組みを実施しています。本年8月1日(火)より常陽銀行と協同で開始した実証実験第1弾では、水戸ヤクルト販売の協力のもと、事業者と消費者間での現金取り扱いに伴う手間や事務作業を削減し、インターネットバンキングの利用率向上などの有用性を確認しました。
第2弾となる今回の実証実験では「割り勘・集金」機能として、事業者と消費者間ではなく、個人間で発生する様々な送金シーンに「口座直結型スマートフォン決済」を活用しその利便性を検証します。外食時に立て替えた代金の割り勘や社宅・寮・クラブ活動での集金などサービス利用の幅を拡大し、さらに1万人を超える大規模な実証実験を行うことでキャッシュレス社会の実現に向けた課題を抽出し知見を蓄積していきます。
また、本実験で得たノウハウを生かし、来春には銀行口座とAPI※2が連携したスマートフォン決済・送金サービス『MTI-SmartPay(※仮称)』の提供を予定しています。
◆「割り勘・集金」機能によって利用シーンを拡大!より豊かな地域社会・地域経済に向けて
[画像2: https://prtimes.jp/i/2943/352/resize/d2943-352-703737-1.jpg ]
本実験における「割り勘・集金」機能は、集金する側のユーザーが専用アプリにて生成・表示したQRコードを、支払う側のユーザーが同アプリによって読み取ることでインターネットバンキングの振り込み処理が実行され、リアルタイムにユーザー間での送金が完了します。今後はメールやSNSなど、オンライン上のコミュニケーションを用いた送金へ対応することで、非対面のユーザー間においても利便性を高めていくことを予定しています。
今回の実証実験の対象である常陽銀行グループ従業員および従業員の家族間では、本機能により飲み会などの会計時に発生する割り勘や、社宅・寮における光熱費やクラブ活動費の集金などで現金での取引が不要となり、キャッシュレス化が促されます。
このように、現金の取扱いに伴う手間やストレスを軽減し、決済シーンをより便利かつ豊かなものにすることで、地域社会・経済の活性化の一助となることが期待できます。
また、今回の「割り勘・集金」機能を提供する「口座直結型スマートフォン決済」実証実験の取り組みについては、本年10月27日に開催の「FIT2017 金融国際情報技術展」http://fit.nikkin.co.jp/index.html に出展します。
今後も当社はテクノロジーを通じて、小さな驚きと新しい使いやすさを届け、お客様とともに未来を共創していきます。
■常陽銀行について
常陽銀行は、茨城県を中心に国内180店舗を展開する地方銀行です。預金残高 8兆2,403億円は、地方銀行の中で第5位の規模、めぶきフィナンシャルグループ(常陽銀行・足利銀行合算)では13兆5,729億円で地方銀行グループの中で第3位の規模となっております。(平成29年3月31日現在)。「健全、協創、地域と共に」の経営理念のもと、堅実な営業、健全な経営を行い、お客様・地域・株主の方々と共に価値ある事業を創造していくことにより、地域社会・地域経済の発展に貢献してまいります。
常陽銀行の詳細は http://www.joyobank.co.jpをご覧下さい。
■常陽銀行 企業情報
株式会社 常陽銀行
頭取:寺門 一義
創立:1935年(昭和10年)7月30日
本店所在地:茨城県水戸市南町2丁目5番5号
※1:エムティーアイにて関連特許出願済
※2:Application Programming Interfaceの略。複数のシステム間でデータをやりとりする際に必要な技術的仕組み。
※QRコードは、(株)デンソーウェーブの登録商標です。
<本サービスに関するお問い合わせ先>
株式会社エムティーアイ ソリューション事業部 FinTechサービス部
TEL:03-5333-6405 E-mail:fintech.info@mti.co.jp
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