シエラレオネ共和国、アフリカ初の「スマートカントリー」へ移行

シエラレオネのコロマ大統領とリップルナミが、ネット接続されていない人々を結びつけるために、ブロックチェーン・データ視覚化をベースにした全国規模のデジタル化プログラムを発表

（ニューヨーク）- （ビジネスワイヤ） -- シエラレオネ大統領のアーネスト・バイ・コロマ博士とブロックチェーン・システム・ソリューションのプロバイダーであるリップルナミは本日、シエラレオネの総合的なデジタル体制を永遠に変える全国規模のデジタル化プログラムを発表しました。リップルナミの独自技術プラットフォームを用いて旧来の情報通信技術（ICT）システムを一挙に飛び越え、シエラレオネは、世界市場に進出し、経済的独立を獲得し、自国民のより大きな繁栄を実現させる態勢が整います。

リップルナミは、シエラレオネをアフリカ初の「スマートカントリー」として位置付けつつ、国民や全国の組織がデータの生成・収集・分析・取引を行えるブロックチェーン・データ視覚化プラットフォームを設計します。

シエラレオネ政府およびフリータウンのシステムインテグレーション企業であるデータ・エッジ・レベニューとの協力により、リップルナミは、以前の機能よりもはるかに素晴らしい社会的・市民的・経済的な機会をもたらすサービスに人、組織、リソースを結びつけるアプリケーションソフトウエアを開発しました。

このコラボレーションの第一段階は、全国規模の経済的一体化サービスです。このプログラムは、デジタル証明書とデジタルコレクションのシステムを提供することにより、金融包摂を増強し、公共サービスおよび政府提供のサービスを利用しやすくします。導入は進められており、2017年第4四半期に本格展開される予定です。

シエラレオネ外務大臣のサムラ・カマラ博士は、本日の国連総会での演説でコロマ大統領の代理として話し、次のように述べています。「本日、私たちは国家プログラムのデジタル化に向けて飛躍的に前進することを発表します。これにより、シエラレオネは経済的自立を獲得し、世界市場で積極的に競争すると同時に、自国民のより大きな繁栄を実現させます。リップルナミと提携することで、シエラレオネは国家の輝かしい歴史上初めて、ブロックチェーン・データ視覚化システムソリューションを導入し、全国規模でデータの生成・所有・収集・分析・取引を行えるようになり、アフリカ初の『スマートカントリー』になります。」

リップルナミの創設者兼最高事業開発責任者であるフィル・ガーンは、次のように述べています。「シエラレオネの国民と組織は史上初めて、個人資産と集合資産を活用して世界経済に本格的に参加し、その恩恵に与ることができます。コロマ大統領のビジョナリーリーダーシップとシエラレオネ国民のコミットメントは、西アフリカの他の国々がデジタル化を通じてより明るい未来を獲得し維持するための指針となります。データ・エッジ・レベニューとのパートナーシップと、シエラレオネにおいて当社プラットフォームでサービスを提供するという経験は、予期しない形で地域全体に利益をもたらす可能性があります。」

ブロックチェーンとクラウドコンピューティングが進歩し、モバイルライフスタイルが広く普及したことで、シエラレオネは旧来のICTシステムを一挙に飛び越え、必要不可欠なサービスを手頃な価格で、大規模かつ簡単に利用可能にすることができます。リップルナミの社長兼最高経営責任者（CEO）のジェイ・コノリー・ラベルは、次のように述べています。「私たちは、今日の経済においてはデータが新しい通貨であることを明確に理解しています。このプログラムは、シエラレオネのような国の位置付けをコスト効率よく整え、国が国民の生活を劇的に改善するデータ駆動型サービスを展開できるようにします。プログラムは近隣諸国でも容易に真似ることができます。」

リップルナミのプラットフォームの視覚化機能は、シエラレオネの政府と国民による資源管理やその他のプランニング分野で中心的な役割を果たします。これらの独自機能は、ブロックチェーン取引を他の大きなデータソースと統合し、ユーザーによるパターン検出、傾向の特定、ギャップ分析を、短期間でより良い意思決定を下すことにつながる方法によって支援します。

このプログラムには、プラットフォーム対応サービスの迅速な大規模採用につながる独自のサービス展開モデルも含まれています。リップルナミおよびデータ・エッジ・レベニューと協力するシエラレオネの政府省庁、市議会、民間企業は、全国でこれらのサービスを開始し促進することを誇りに思います。

リップルナミについて

リップルナミは、ブロックチェーンベースの総合的ソリューションを開発および展開することで、発展途上国におけるデジタル技術の大量採用を加速します。リップルナミのソリューションは、高コスト効率とスケーラビリティを実現する新しい基準を推進することにより、あらゆる国がデジタル化を通じて自国を変革し、「スマートカントリー」の地位から迅速に恩恵を享受できるようにします。リップルナミのブロックチェーン・データ視覚化プラットフォームは、広大なソースの多様なデータセットを統合します。プラットフォームの視覚化機能は、関連するすべての情報を多次元的に把握してトレンド、パターン、ギャップをすばやく特定し、十分な情報に基づいた意思決定を迅速に下せるようにします。リップルナミのソリューションは、新興国が全国規模でプロセスを生成し、情報の管理・共有・取引を行うことを可能にし、国民の経済包摂と国家の独立性の機会を開きます。リップルナミの詳細については、ripplenami.comをご覧ください。

データ・エッジ・レベニューについて

シエラレオネのフリータウンに本拠を置くデータ・エッジ・レベニューは、西アフリカ諸国の完全デジタル化を支援する統合型ブロックチェーン技術ソリューションの提供と展開に重点を置いています。政府省庁、地元企業、非政府組織と直接連携して、ブロックチェーン技術を導入し、これらの組織がより良く地域社会に資するための技術を提供しています。

シエラレオネについて

シエラレオネ共和国は、西アフリカに位置する国で、総面積は7万km（2万7000平方マイル）以上、人口700万人以上です。過去10年間、アーネスト・バイ・コロマ大統領の改革アジェンダとそれに続く繁栄のためのアジェンダにより、当国の経済とインフラは著しい進歩を遂げました。ブロックチェーン情報インフラストラクチャーを導入することにより、シエラレオネは、経済的に独立した豊かな国となり、アフリカ初のスマートカントリーとなるために、劇的な一歩を踏み出しています。

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