学習管理システム「Moodle」を日本の大学向けにカスタマイズ クラウドサービスとして提供開始

プレスリリース発表元企業:株式会社イーラーニング

配信日時: 2017-07-24 13:30:00

大学向け「Moodle」ログイン

大学向け「Moodle」学習開始

株式会社イーラーニング(本社:東京都港区、代表取締役:松崎 剛)は、全国の多くの大学、企業に16年にわたってeラーニングシステムの導入・運用を行ってきた経験と実績に基づき世界標準LMS(*1)であるMoodle(ムードル)を日本の大学に向けカスタマイズし、クラウドサービスとして開発・提供を開始しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/133809/LL_img_133809_1.png
大学向け「Moodle」ログイン


■販売の背景
Moodleは世界の大学での標準的な学習管理システム。日本でも多く使われています(*2)。しかし、多機能、高機能であるがゆえに、扱いにくいと感じる先生も多いです。また、オンプレミス(学内サーバ)での利用も多いため、アップデートやセキュリティ対策に関する管理者の負荷も増えています。Moodleの魅力は世界中で作られているプラグイン(*3)ですが、自大学への最適な選択に迷うケースも多いです。
Moodleは、一部の研究室だけが使用していることも多く、学部全体、全学へ広めたいという要望は先生方から挙がっています。


■大学向けMoodleの概要
Moodleパートナー(*4)である株式会社イーラーニングは、上記背景に応えるため、「大学向けMoodle」を開発しました。
「大学向けMoodle」は、標準のMoodleに以下の機能を追加し、日本の大学ではあまり使わない機能はカットしたものです。

<+追加している機能>
・よく使われているMoodleの設定
・よく使われている標準プラグイン
・株式会社イーラーニングが開発したビデオプラグイン
・先生向けマニュアル
・各大学のイメージに合わせたトップデザイン(画面の設計と実装)
・授業に合わせたサンプルコース
・セキュリティ設定とアンチウィルス

(*1)Moodle
Moodle(ムードル)は世界有数のユーザ数を誇るオープンソースソフトウェア。50,000を超える登録サイトがあり、230カ国以上の国で7千万人を超えるユーザに使われている事実上の世界標準教育用CMS(Course Management System)、LMS(Learning Management System:学習管理システム)。

・ヨーロッパの大学では65%のシェアー
http://mfeldstein.com/new-release-european-lms-market-report/
・イギリス、アメリカ、オーストラリアの大学でもトップクラスのシェアー
http://www.moodlenews.com/2016/lms-market-share-update-moodle-marketshare-slips-but-holds-a-steady-second-place/

(*2) Moodleは日本の大学でもトップシェアー
高等教育機関におけるICTの利活用に関する調査研究 平成28年11月大学 ICT 推進協議会(AXIES) ICT 利活用調査部会による発表。
https://axies.jp/ja/ict/2015report.pdf/view

(*3)Moodleプラグイン
Moodleはプラグインによって容易に拡張が可能である。2017年7月12日現在、1,360のプラグインが存在する。
https://moodle.org/plugins/

(*4)Moodleパートナー
Moodleパートナーは、Moodleの開発元であるMoodle Pty Ltdに正式に認定された企業を指す。MoodleパートナーはMoodle本部からの正式なサポートを受け、学校、企業などの組織にMoodleサービスを提供することができる。Moodleパートナー以外がMoodleの商標を使うことは禁じられている。


■株式会社イーラーニング 会社概要
商号 : 株式会社イーラーニング
代表者 : 代表取締役 松崎 剛
所在地 : 〒108-0014 東京都港区芝5-29-20 クロスオフィス三田 2F
設立 : 2000年10月
事業内容: イーラーニング構築、運営
資本金 : 3,360万円
URL : http://www.e-learning.co.jp/


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