マシモ、rainbow®対応の多派長脈波変動指標となる非侵襲的RPVi™のCEマーク取得を発表
配信日時: 2017-07-21 18:30:00
マシモ、rainbow®対応の多派長脈波変動指標となる非侵襲的RPVi™のCEマーク取得を発表
(スイス・ヌーシャテル)- (ビジネスワイヤ) -- マシモ(NASDAQ: MASI)は本日、RPVi™がCEマークを取得したと発表しました。RPVi™は、1回以上の呼吸周期における灌流指標(Pi)の動的変化を非侵襲的かつ連続的に測定した値です。RPViは血管緊張度、循環血液量、胸腔内圧変動などの生理学的因子を反映した変化を示すようにデザインされています。
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Masimo Radical-7® Pulse CO-Oximeter® with RPVi™ (Photo: Business Wire)
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マシモのrainbow®技術の力を取り入れたRPViは、提供中の脈波変動指標(PVi®)の多派長バージョンです。RPViはPViとの比較で、液量の変化に対する特異性を強化するようにデザインされています1。
ピアレビューを受けた数件の臨床研究では、提供中の測定項目であるPViの有用性を、人工呼吸患者における輸液反応性の指標として評価しています。例えば、
研究者らは腹部の大手術を受ける患者82人を対象とした試験で、PViに基づく目標指向型輸液管理が、術中輸液の注入量を減らし、術中および術後の乳酸濃度を低下させることを発見した2。 研究者らは直腸結腸手術を受ける患者109人を対象とした試験で、開腹直腸結腸手術または腹腔鏡下直腸結腸手術のいずれの患者でも、PViを含む回復力強化プロトコルの導入が、患者満足度の向上と、入院期間、合併症発生率、患者にとって費用の大幅な低減をもたらすことを発見した3。 マシモの創設者で最高経営責任者(CEO)のジョー・キアニは、次のように述べています。「マシモのrainbow®技術は2005年に初めて発表しましたが、革新的な新しい測定項目の開発や既存の測定項目の改善を継続的に推進しています。当社は誇りをもってRPViを導入し、この指標が世界中で医師が患者ケアを改善するのに役立つと期待しています。」
RPViは米国では販売されていません。
@MasimoInnovates | #Masimo
References
1. マシモの社内資料
2. Forget P et al. Goal-Directed Fluid Management Based on the Pulse Oximeter-Derived Pleth Variability Index Reduces Lactate Levels and Improves Fluid Management. Anesth Analg. 2010; 111(4):910-4.
3. Thiele RH et al. Standardization of Care: Impact of an Enhanced Recovery Protocol on Length of Stay, Complications, and Direct Costs After Colorectal Surgery. Journal of the American College of Surgeons. 2015. Doi: 10.1016/j.jamcollsurg.2014.12.042.
マシモについて
マシモ(NASDAQ: MASI)は革新的な非侵襲的モニタリング技術における世界的リーダー企業です。当社の使命は、患者ケアの転帰を改善し、コストを削減することです。1995年、当社はMasimo SET® Measure-through Motion and Low Perfusion™(体動時・低灌流時モニタリング可能)パルスオキシメトリーを発表しました。Masimo SET®は誤報を大幅に減らし、正確なモニタリングで正しい警報を発することが多くの研究で示されています。Masimo SET®は医師が新生児における重度の未熟児網膜症を減らし1、新生児におけるCCHDスクリーニング値を改善し2、また術後の病棟におけるマシモ・ペイシェント・セーフティーネット(Masimo Patient SafetyNet™)*での連続的モニタリングで使用した場合、救急対応の実動とコストを削減する3,4,5ことが示されています。Masimo SET®は世界各国の主要な病院やその他の医療現場で推定1億人以上の患者に使用されており6、USニューズ&ワールド・レポート誌の2016-17年全米優良病院ランキング7に掲載された上位20病院中の16病院で最重要のパルスオキシメトリーとなっています。2005年、マシモはrainbow® Pulse CO-Oximetry技術を発表し、それまで侵襲的な手段でのみ可能であった血液成分モニタリングを非侵襲的、連続的なものとすることを可能にしました。測定できるのは、SpO2、脈拍数、灌流指標(Pi)に加え、トータルヘモグロビン濃度(SpHb®)、酸素含量(SpOC™)、カルボキシヘモグロビン濃度(SpCO®)、メトヘモグロビン濃度(SpMet®)、脈波変動指標(PVi®)、さらに最近では予備酸素摂量指数(ORi™)です。2014年、マシモはマシモ・オープン・コネクト(Masimo Open Connect、MOC-9)インターフェースを装備した直感的な患者モニタリング・コネクティビティ・プラットフォームRoot®を導入し、他社が新たな特性や測定機能でRootを強化できるようにしました。またマシモはウエアラブル患者モニターRadius-7™、スマートフォン向けパルスオキシメーターiSpO2®、フィンガーチップパルスオキシメーターMightySat™などの製品でmHealth(モバイルヘルス)におけるリーダーの役割を積極的に果たしています。マシモと当社製品の追加情報については、www.masimo.comをご覧ください。マシモの製品に関して発表済みの臨床研究の結果はhttp://www.masimo.com/cpub/clinical-evidence.htmでご覧いただけます。
References
1. Castillo A et al. Prevention of Retinopathy of Prematurity in Preterm Infants through Changes in Clinical Practice and SpO2 Technology. Acta Paediatr. 2011 Feb;100(2):188-92.
2. de-Wahl Granelli A et al. Impact of pulse oximetry screening on the detection of duct dependent congenital heart disease: a Swedish prospective screening study in 39,821 newborns. BMJ. 2009;338.
3. Taenzer AH et al. Impact of Pulse Oximetry Surveillance on Rescue Events and Intensive Care Unit Transfers: A Before-And-After Concurrence Study. Anesthesiology. 2010; 112(2):282-287.
4. Taenzer AH et al. Postoperative Monitoring – The Dartmouth Experience. Anesthesia Patient Safety Foundation Newsletter. Spring-Summer 2012.
5. McGrath SP et al. Surveillance Monitoring Management for General Care Units: Strategy, Design, and Implementation. The Joint Commission Journal on Quality and Patient Safety. 2016 Jul;42(7):293-302.
6. Estimate: Masimo data on file.
7. http://health.usnews.com/health-care/best-hospitals/articles/best-hospitals-honor-roll-and-overview.
将来見通しに関する記述
本プレスリリースは、1995年民事証券訴訟改革法との関連で、1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条で規定された将来見通しに関する記述を含みます。これらの将来見通しに関する記述には、特にMasimo RPVi™およびPVi®の潜在的有効性などに関する記述が含まれています。これらの将来見通しに関する記述は、当社に影響を及ぼす将来の出来事についての現時点での予測に基づいており、リスクおよび不確実性に左右され、これらのすべてが予測困難で、これらのすべてが当社のコントロールを超えており、種々のリスク要因の結果として、将来見通しに関する記述で表明された内容とは不利な形で著しく異なる結果が生じる場合の原因となり得るものです。これらのリスク要因には、臨床結果の再現性に関する当社の仮定に関連するリスク、Masimo RPViおよびPViを含むマシモ独自の非侵襲的測定技術が良好な臨床結果と患者安全性に貢献するという当社見解に関連するリスクに加え、米国証券取引委員会(SEC)に提出した当社の最新報告書のセクション「リスク要因(Risk Factors)」で指摘したその他の要因が含まれますが、これらの要因に限定されません。これらの報告書はSECのウェブサイト(www.sec.gov)から無料で入手できます。当社は将来見通しに関する記述に反映された予測が合理的であると考えるものの、当社はこれらの予測が正しいと判明するかどうか判断できません。本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述はすべて、全体として前記の注意書きによる明示的条件の下に成立するものです。読者の皆さまは、本日の時点についてのみ言及しているこれら将来見通しに関する記述に過度の信頼を寄せないようお願いします。当社はこれらの記述または当社がSECに提出した直近の報告書に含まれる「リスク要因」について、新規の情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、適用される証券法で求められる場合を除き、更新・修正・説明する義務を何ら負いません。
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連絡先
Masimo
Evan Lamb, 949-396-3376
elamb@masimo.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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