Stem Cell Growth Factor「SGF-DP」による脳出血 麻痺の臨床研究に成果

プレスリリース発表元企業:銀座ソラリアクリニック

配信日時: 2017-06-29 11:00:00

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銀座ソラリアクリニック(所在地:東京都中央区)は、Stem Cell Growth Factor「SGF-DP(*1)」の臨床研究において1例ではありますが、成果がありましたのでお知らせいたします。


1. 背景
当クリニックでは、病気の発症および重症化を予防するため「先制的自己再生医療(*2)」の確立をめざしてSGF-DPを活用した様々な病気の予防法の研究に取り組んでおります。その一環として2016年10月に院内倫理審査委員会を立ち上げ、「脳出血、脳梗塞の後遺症」に関する臨床研究を開始しました。なお、厚生労働省の調査(「平成16年度人口動態統計の概況」)によると、脳出血、脳梗塞をはじめとする脳血管疾患は、日本人の死因の第3位(*3)に挙げられる病気です。

2.臨床研究の成果 ~ 脳出血による片麻痺の改善~
この度の臨床研究では脳出血の後遺症による片麻痺の患者に対して症状の改善を目的に実施しました。治療の概要および成果は、以下のとおりです。


(1) 患者の病態
脳出血により右半身に片麻痺のある患者(49歳 女性)

(2) 臨床研究の実施時期
2016年11月~2017年1月の3カ月間

(3) 治療の概要
SGF-DPを1日1回経鼻投与

(4) SGF-DPによる成果

<投与前>
・2年前に発症した脳出血の後遺症により右半身が麻痺
・右半身に運動障害があり、ほとんど動かすことができなかった

<投与後(3カ月)>
・1カ月で運動障害に改善がみられ、わずかであるが手足が上がるようになった。3カ月で約90°まで足が上がるようになった


当クリニックでは、再生医療・特別顧問である古賀 祥嗣医師の主導により脳出血、脳梗塞の後遺症の改善をめざして2016年から臨床研究に取り組んできました。2年間のリハビリで改善の見られなかった患者に、わずか1カ月の点鼻などで運動障害の改善が見られたことは、当クリニックにとっても予想以上の成果でした。

すでに、臨床研究は終了しておりますが、脳梗塞の後遺症でお悩みの患者様に向けて診療のご相談を承っております。
ご興味のある方は、当クリニックまでご連絡ください。


*1:SGF-DP
乳歯歯髄幹細胞培養上清に含まれる成分の総称。当クリニック独自の商標を申請中。

*2:先制的自己再生医療
病気を予測し、発症もしくは重症化を予防するために、内在性細胞に働きかけ、組織及び機能を再生させる新しい医療の概念。

*3:日本人の死因
厚生労働省の調査(「平成16年度人口動態統計の概況」)によると、脳出血、脳梗塞をはじめとする脳血管疾患は、がん、心疾患につづき、日本人の死因の第3位となっている。
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■「銀座ソラリアクリニック」について
「先制的自己再生医療」の確立をめざし、医師・看護師、リセラーの連携を密にし、患者様のご要望にお応えできる体制づくりに力を入れています。特に看護師やリセラーの教育に力を入れて取り組んでおり、スタッフの1人ひとりが先制的自己再生医療の深い知識を備えることで患者様に安心と高い成果をご提供しています。


【銀座ソラリアクリニック】
商号  : 銀座ソラリアクリニック
本社  : 〒104-0061
      東京都中央区銀座1-5-8 Ginza Willow Avenue BLDG 5階
診療科目: 形成外科、美容皮膚科、皮膚科、内科、泌尿器科
Web   : http://ginza-solaria.com/

<銀座ソラリアクリニック ロゴ>
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<銀座ソラリアクリニック 院内イメージ>
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【参考出典】
国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター
「<戦略プロポーザル>先制的自己再生医療の確立に向けた基盤的研究の推進」
http://www.jst.go.jp/crds/pdf/2013/SP/CRDS-FY2013-SP-03.pdf

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