BionextがBiosightを市場投入:医薬品研究に革命をもたらすオンラインプラットフォーム

プレスリリース発表元企業:Bionext

配信日時: 2017-06-23 18:23:00

BionextがBiosightを市場投入:医薬品研究に革命をもたらすオンラインプラットフォーム

BionextがBiosightを市場投入:医薬品研究に革命をもたらすオンラインプラットフォーム

(仏ストラスブール)- (ビジネスワイヤ) -- バイオインフォマティクス企業のBionextは本日、BioSightの市場投入を発表しました。BioSightはオンライン・バイオシミュレーション・プラットフォームで、有望な医薬品が人体に及ぼす可能性のある副作用を効率的に見極めることができるように設計されています。BioSightは、分子生物学における15年にわたる研究開発の結果として、有望な医薬品と相互作用を起こすリスクを持つ可能性がある生物学的標的のすべてを予測できる特許取得済みアルゴリズムを使用しています。サービス型ソフトウエア(SaaS)またはオンサイトの形で数時間以内に求めやすい価格で利用できるBioSightにより、製薬研究または生物医学研究の専門家は、分子開発の能力を高め、臨床試験段階での失敗率を低減し、その結果として投資利益率を最適化することができます。

医薬品1種類当たり39億7500万ドル

これは製薬会社が新薬1種を世界市場に投入するのに要する研究開発費の平均総額です1。LEEMによれば、標的分子1万個に対し、申請特許の対象となるのは10個で、発売される新薬の標的として採用されるのはその中の1個のみです。医薬品候補の失敗率は特に高く、医薬品研究が放棄されるのは主として研究開発の後期段階と、副作用が明らかになる可能性が高い臨床研究の後期段階です。これらの失敗により、一般的に何億ドル以上もの経費が失われます。

また、これらの失敗の約85%は、医薬品の開発対象とは異なる標的と医薬品の間の相互作用に起因する有効性または毒性の問題と関連した生物学的な原因によって生じていると推定されています。

治療薬イノベーション推進のためのデジタル技術

Bionextの意欲的な目標は、BioSightプラットフォームにより、医薬品を開発し作り出す現在のプロセスを一新することであり、すべてはデジタル技術に依存しています。目標は、数多くの小規模の企業、ラボ、研究者に対し、これまでは手の届かなかった技術を利用できるようにし、治療薬イノベーションの市場参入コストを下げることです。

Bionextは、BioSightの開発を加速してバイオインフォマティクス市場における地位を強化するため、今後18カ月間で500万ユーロ以上を資金調達したいと希望しています。

1 How Much Does Pharmaceutical Innovation Cost? (「製薬イノベーションのコスト」、フォーブス、2013年)

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businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20170623005180/ja/

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Yucatan for Bionext
Caroline Prince
+33-1-53-63-27-35
bionext@yucatan.fr

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ