世界の医療団 滝川クリステル親善大使就任/ACジャパン支援キャンペーン開始/東北支援プロジェクト開始のお知らせ

プレスリリース発表元企業:世界の医療団(認定NPO法人)

配信日時: 2012-06-11 18:30:00

ACジャパンのご支援によるACジャパン支援キャンペーンの開始と、滝川クリステルさんの親善大使への就任を発表致します。

認定NPO法人「世界の医療団」(本部:東京・港区 理事長:オスタン・ガエル)は、本日、ACジャパンのご支援によるACジャパン支援キャンペーンの開始と、滝川クリステルさんの親善大使への就任を発表致します。また、すでに発表済みの、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故にともなう医療の空白地域となっている被災地の医療システム復旧のためのプロジェクトにおいて、岩手県内の2つの県立病院の仮設診療所へのX線CT装置の設置が完了した旨、追加発表致します。

■滝川クリステルさんの親善大使への就任

世界の医療団は、この度、滝川クリステルさんを、同団体の親善大使に就任頂くことを発表致します。滝川さんは、これまでも世界の医療団の支援活動において司会を務めていたくなど、一人の個人としてご協力頂いて参りました。世界の医療団では、これまでの滝川さんの団体へのご協力頂いてきたことをご縁に、改めて今回、親善大使への就任をお願いし、ご快諾を頂きました。後述致しますACジャパン支援キャンペーンにおきましては、テレビCMとラジオCMでナレーション(語り)として収録にご協力頂いた他、今後は活動現場への視察や同行取材なども含め、国内のひとりでも多くの方々に世界の医療団の活動への関心が高まっていくよう、ご協力をお願いして参ります。今回の親善大使就任にあたり滝川クリステルさんは以下のように抱負を述べています。

「世界の医療団チャリティーイベントを通して、そこで働いている方々と何度かお話をしたり、皆さんの表情を見させて頂く中で、自然と私の中でも世界の医療団の活動が身近に感じられるようになっていました。いつまでもサポートをしていきたいと思っている中でこのような形で改めて機会を頂き、大変光栄に思っております。さらに、皆さんの一員として、より多くの人に知ってもらえるよう、誠心誠意、一緒に向き合っていきたいと思っております。」

■ACジャパン支援キャンペーン開始について

世界の医療では、ACジャパン(旧公共広告機構)のご支援により、本年7月1日よりACジャパン支援キャンペーンを開始致しますことを発表致します。この支援キャンペーンは、ACジャパンが公共福祉等に取り組む非営利活動団体に対して、ACジャパンの仕組みを利用した形で支援を行うキャンペーンで、毎年9~10の団体が選考の結果、支援の対象とされています。世界の医療団は、この度、このACジャパンによる支援キャンペーンの実施団体の1つとして選考されました。これに伴い、ACジャパンの全面的なご協力の下、テレビCMの他、新聞、雑誌、ラジオ、屋外広告などによる全国キャンペーンを開始致します。今回のキャンペーンでは、世界の医療団の「原点」というテーマの下、「治療」と「証言」という我々が日々行って参りました2つの活動に焦点を絞り、広告制作物を通じて日本国内に広くメッセージを発信して参ります。また、上述の通り、親善大使に就任頂いた滝川クリステルさんに、テレビ/ラジオCMでのナレーションにご協力を頂きました。日頃から世界の医療団の活動に賛同頂き、ご支援いただいてきた滝川クリステルさんのナレーション協力により、単に団体名や活動内容を告知するだけに留まらず、世界の医療団の「原点」である我々の「心」を、より多くの方々にお伝えしていけるものと考えております。

■岩手県医療システム復旧プロジェクトについて

世界の医療団では震災直後の津波により全半壊した岩手県内の2つの県立病院(県立大槌病院、県立山田病院)の仮設診療所に、X線CT装置の設置支援を、ことし3月にすでに発表しました。この度、各病院におけるX線CT装置の設置が完了し、6月4日より、支援機器の稼働が始まった旨、改めてご報告致します。

この支援活動は岩手県からの要請に基づき行われたものです。本プロジェクトの実施により、県の予算不足からX線CT装置の設置が遅れ、診断を要する患者が被災を免れた近隣の県立病院まで往復2時間をかけて通院している現在の同地区の状況が解消されます。高齢者患者の多いこの地域では通院時の足の確保が大きな問題となっており、病院側と地域住民の双方から強く同設備の設置の要請が強くあったため、今回のプロジェクト実施に至りました。

画像装置関連産業界がCT装置本体を提供し、世界の医療団がCT装置本体を設置するCT室の提供を行い、対象病院のCT診断機能復旧を行います。世界の医療団が国内の支援活動において、医療設備(いわゆる「ハード」)の建設を行うのは今回が初めてとなります。世界の医療団では、津波により流失した医療機器の復旧は地域住民の医療サービスの回復に寄与し、このプロジェクトによる受益者は年間2,000人となるものと想定しています。

■滝川クリステルさん/プロフィール

生年月日:1977年10月1日

出身地: フランス

学 歴: 青山学院大学文学部仏文学科卒

経 歴:

2000年4月
共同テレビジョン所属
フランス広報大使(2008年度)

2009年2月
環境省・地球いきもの応援団
一般社団法人 日本動物虐待防止協会 名誉会員

2011年4月
WWF(世界自然保護基金)ジャパン 顧問

■岩手県医療システム復旧プロジェクト

実施地域:岩手県大槌町、山田町

実施内容:大槌病院仮設診療所/山田病院仮設診療所へのCT室(CT装置本体を設置する部屋)の建設事業

関連パートナー:

岩手県医療局 http://www.pref.iwate.jp/info.rbz?nd=82&ik=3&pnp=82
岩手県立大槌病院 http://www.pref.iwate.jp/info.rbz?nd=1732&ik=3&pnp=17&pnp=83&pnp=1732
岩手県立山田病院 http://www.pref.iwate.jp/info.rbz?nd=1733&ik=3&pnp=17&pnp=83&pnp=1733
一般社団法人日本画像医療システム工業会 http://www.jira-net.or.jp/index.htm

受益者数: 2000人/年

プロジェクトオフィサー:世界の医療団 玉手 幸一


■お問い合わせ先

報道関係の方: 世界の医療団 広報・片岡英彦 
メール: kataoka@mdm.or.jp 
申込方法: 社名、媒体名、お名前、取材人数、ご連絡先をメールにてお送りください。
電話:03-3585-6436


■世界の医療団について

1980年にフランスで設立。現在は14ヶ国に事務局組織を持つ国際ネットワークです。2010年は約80の国と地域で350ものミッションを展開しました。医療・保健衛生分野の専門家ボランティアが中心となり、国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界で最も弱い立場にある人々に支援の手をさしのべる活動をしています。世界の医療団 日本の設立は、1995年阪神・淡路大震災の際、フランスから緊急支援に駆けつけたことが契機となっています。


本件に関するお問合わせ先
世界の医療団(認定NPO法人)
世界の医療団 広報:片岡英彦
106-0044 東京都港区東麻布2-6-10 麻布善波ビル2F
TEL:03-3585-6436
FAX:03-3560-8073
kataoka@mdm.or.jp

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